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メールボックスの変換がワンクリックで可能に

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2015 年 2 月 6 日に Office Blogs に投稿された記事 Single-Click Mailbox Conversionの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

サポート業務をメインとする企業では、顧客とのやり取りに使用するメール アカウントの管理を従業員 1 人で担当している場合があります。これと似たような状況を抱えている企業は、少なくないのではないでしょうか。その従業員が別の部署に異動になると、後任が決まるまでメールボックスの管理を複数の従業員が分担する場合があります。メールボックスへのアクセス権限を複数の従業員に付与するとき、管理者は通常、そのメールボックスを共有メールボックスに変換します。メールボックスの変換と再構成には、複数の PowerShell コマンドを使用するのが一般的でしたが、多くの管理者はより簡単なメールボックスの変換方法がないかと模索していました。

ワンクリックで変換が可能に

こうした管理者の皆様の要望を受け、マイクロソフトは Exchange 管理センター (EAC) を使用することで、クラウドベースのユーザー メールボックスをワンクリックで共有メールボックスに変換できるようにしました。これにより、今後は PowerShell を使用しなくて済むようになります。同様に、クラウドベースの共有メールボックスからユーザー メールボックスへの変換もワンクリックで行うことができます。この機能はクラウドベースのメールボックスでのみ利用でき、現時点ではオンプレミスのメールボックスをサポートする予定はありません。

現在は、ユーザー メールボックスと共有メールボックスの間の変換のみがサポートされています。また、保持対象として指定されたメールボックス、および個人用アーカイブ メールボックスの変換も可能です。現時点では、その他のメールボックスをサポートする予定はありません。

ユーザーメールボックスから共有メールボックスへの変換方法

EAC でユーザー メールボックスの一覧に移動します (下の図 1 を参照)。変換するメールボックスを選択し、[変換] をクリックします。変換処理が完了すると、通知が表示されます。

図 1. ユーザー メールボックスを共有メールボックスに変換

 

共有メールボックスからユーザーメールボックスへの変換方法

EAC で共有メールボックスに移動して、変換するメールボックスを選択し、[変換] をクリックします (下の図 2 を参照)。変換処理が完了すると、通知が表示されます。

図 2. 共有メールボックスをユーザー メールボックスに変換

変換したユーザー メールボックスを使用する前に、ライセンスを追加し、一時パスワードを割り当ててください。共有メールボックスでは、クォータ制限を超える場合にはライセンスを割り当てる必要があります。これは、ユーザー メールボックスから変換したすべての共有メールボックスに該当します。メールボックスのライセンスを管理する方法については、「単一ユーザーのライセンスの割り当て/割り当て解除を行う」セクションを参照してください。

Paul Lo


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