対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
MAPI/HTTP は、Exchange および Outlook 製品チームが長期的な投資として作成した、新しい Windows 用 Outlook クライアントの接続方法です。MAPI/HTTP は、現在使用されている RPC over HTTP 接続に対する長期的な代替手段となります。この新しい接続方法により、ユーザー エクスペリエンスだけでなく、IT やサポートも改善されます。この変更は 2014 年 5 月よりお客様のテナントに順次適用中です。
Office 365 において MAPI/HTTP で接続されているかどうかを判別するには、以下の手順に従います。
- 通知エリアで Ctrl キーを押しながら Outlook アイコンを右クリックします。
- 特別に表示されるメニュー項目 [接続状態...] を選択し、[Outlook の接続状態] ダイアログを起動します。
- 接続で MAPI/HTTP が使用されているかどうかをすばやく確認するには、次の主要なフィールドを確認します。
フィールド | 値 |
プロトコル | HTTP (Outlook Anywhere の場合は RPC/HTTP となります) |
プロキシサーバー | 空 (Outlook Anywhere の場合はサーバー名が入ります) |
サーバー名 | 実際のサーバー名 (Outlook Anywhere 接続では GUID となります) |
Outlook の接続状態ダイアログボックスのスクリーンショットです。上が従来からの接続方法である Outlook Anywhere (RPC/HTTP) の場合、下が MAPI/HTTP に更新されている場合の表示です。
MAPI/HTTP の仕組み、メリット、将来の展望、よく寄せられる質問などについては、Exchange ブログの記事「MAPI over HTTP による Outlook の接続」をご参照ください。