対象: Office 365 for Enterprise, Office 365 for Education
筆者: ブライアン・ピーターセン, MSFT
SharePoint Online では、ネットワークドライブをドキュメントライブラリに割り当てることができ、ユーザはWindows エクスプローラから直接ファイルを見つけて開くことができます。このブログでは、ネットワークドライブを割り当てる方法と設定に役立つだけでなく、よく起きる問題と解決手段を取り上げた公開サポート技術情報の記事を紹介します。このブログの詳細情報セクションでは、サポート技術情報へのリンクがありますが、我々がサポートする中でよく見かけるシナリオについても詳しく知ることができます。
注意:このブログとサポート技術情報は、Microsoft Office 365 for Professional and Small Business には適用されません。
詳細情報:
サポート技術情報「Office 365 for Enterprise のSharePoint Online サイトへネットワークドライブを割り当てる方法、およびExplorer ビューをトラブルシューティングする方法」は、ここから開けます: KB2616712。まず、サポート技術情報に書かれた全てのステップを完了してください、ただし最初の解決ステップにある、クッキー期限切れに関するコメントに注意してください。コメントには、「最終的に、Cookie は期限切れとなることに注意してください」と書かれています。
確かに、クライアントコンピュータのサービスの中で、Web クライアントを開始しておくことと、SharePoint サイトをInternet Explorerの信頼済みサイトに追加することは、両方ともドライブ割り当ての問題を解決する上で重要な手段です。それでも、アクセス拒否のエラーは周期的に発生し続けることがあります、特にコンピュータを再起動した後、または、長い時間、およそ8時間以上SharePoint Online にログインしていない(認証されていない)ときに起こります。
よくあるシナリオは、ユーザが職場で、一日の最後にコンピュータをロックし、翌日出社して、コンピュータにログインします。そんなユーザが、割り当てたドライブにアクセスすると、次のようなエラーになります。
「\\Pathにアクセスできません。このネットワークリソースを使用する権限を持っていない可能性があります。このサーバーの管理者に連絡し、アクセス権限があるかを確認してください。」
「アクセスが拒否されました。この場所でファイルを開く前に、[信頼済みサイト]の一覧にWebサイトを追加し、そのWebサイトを開いて [自動的にログインする] オプションを選択してください。」
このエラーが起きるのは、SharePoint OnlineのセッションCookieが一旦期限切れとなって、割り当てたネットワークドライブに改めてアクセスするため「更新される」からです。