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Power Query の 2014 年 11 月の更新 — Analysis Services や Salesforce へのコネクタ追加など

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(この記事は 2014 年 11 月 25 日に Office Blogs に投稿された記事 Power Query November 2014 update—Connect to Analysis Services, Salesforce and more!の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Power Query の 2014 年 11 月更新版がリリースされました。今回も多数の新機能が追加されています。きっと皆様のお役に立つことでしょう。今週の感謝祭にちなんで、Power Query をご利用くださる皆様から「便利な機能をありがとう」と思っていただければ光栄です。

今回の新機能について説明する前に、皆様にアンケートへのご回答をお願いしたいと思います。お客様が思う Power Query の長所と短所、現在の使用方法と今後追加して欲しい機能についてお伺いする内容です。��分程度の簡単なアンケートとなっておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

Power Query のアンケートに協力する (英語)

 

今回の更新内容

  • SQL Server Analysis Services へのコネクタを追加
  • Salesforce のレポートやオブジェクトへのコネクタを追加
  • 列の展開操作で、列のプレフィックスの無効化およびカスタマイズが可能に
  • クエリ エディターの [File] メニューを改良
  • クエリ エディターの [Queries] ウィンドウから詳細エディターへの移動が可能に

各機能の詳細については、次のビデオをご覧になるか、この記事をお読みください。

(Please visit the site to view this video)

 

SQL Server Analysis Services へのコネクタを追加

今回の更新により、Power Query から Analysis Services (AS) のキューブに接続できるようになります。このコネクタは以前から多数のご要望を頂いていました。皆様のご期待に沿うものであることを願っています。コネクタが追加されたことで、AS キューブでデータの探索や変換、インポートが可能になります。また、接続時は Power Query がユーザーの操作を MDX クエリに変換し、ソースに対して実行します。コネクタは表形式モードのインスタンスとしても機能しますが、現在は多次元モードに最適化されています。今後、DAX に対する高度なサポートも追加する予定です。

[From Database] メニューを開くと、AS サーバーに接続するための新しいエントリが追加されていることがおわかりいただけるかと思います。接続が確立された後は、キューブを表示して必要なディメンションやメジャー、階層、KPI を指定したり、それらのデータをワークシートやデータ モデルに読み込む前にフィルタリングや変換を行ったりできます。

 

Salesforce のレポートやオブジェクトへのコネクタを追加

今月の更新では、10 月からプレビューとして導入されていた Salesforce コネクタが Power Query の主要機能として追加されます。この機能を使用すると、お客様の Salesforce アカウントに接続し、そのデータを Excel にインポートすることが可能です。[From Salesforce Reports] と [From Salesforce Objects] の 2 つのエントリ ポイントがあります。それぞれの詳細については、こちらのブログ記事 (英語)をお読みください。

 

列の展開操作で、列のプレフィックスの無効化およびカスタマイズが可能に

ユーザーの皆様からは、列の展開操作で生成される列の名前のプレフィックスを指定できるようにしてほしいというご要望が多数寄せられていました。これまで、新しい列には元の列名がプレフィックスとして含まれており、後から各列のプレフィックスを手動で変更 ([Column Rename] を実行、または生成された列の展開式を修正) する必要がありました。

今回の更新では [Expand Column] ドロップダウン メニューに新しいチェックボックスが追加され、プレフィックスの命名規則を無効化できるようになります。

このチェックボックスの他に、[Expand Orders] ダイアログ ボックスでプレフィックスを変更することもできます。

 

クエリエディターの [File] メニューを改良

クエリ エディターの [File] メニューに、複数の新しいオプションが追加されます。今回の更新で、エディターの画面から離れることなく [Data Source Settings] と [Options] の各ダイアログ ボックスにアクセスできるようになります。ただし、[Workbook Settings] はこれまでと変わらず [File] メニューからアクセスできませんのでご注意ください。こちらについては、来月の対応を予定しています。

 

クエリエディターから詳細エディターへの移動が可能に

クエリ エディターで複数のクエリを扱っているときの [Advanced Editor] ダイアログ ボックスへのアクセスが、大幅に簡略化されます。編集するクエリを右クリックしてコンテキスト メニューで [Advanced Editor] をクリックするだけで、詳細エディターを開くことができます。

今月の更新についての説明は以上です。ぜひ今回の更新版をお試しください。ご紹介した新機能が、皆様と皆様のお客様にご満足いただけることを願っています。ご意見やご要望がございましたら、Power Query の Smile/Frown 機能をご利用ください。

Power Query の 11 月更新版はこちらのページからダウンロードできます。また、繰り返しになりますが、Power Query に関するアンケート (英語)へのご協力もお願いいたします。

 


Azure RemoteApp が Office 365 ProPlus をサポートしました

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

(この記事は 2014 年 12 月 2 日に Remote Desktop Services Blog に投稿された記事 Azure RemoteApp now supporting Office 365 ProPlusの翻訳です。最新情報は翻訳元の記事をご参照ください。)

 

訳注: Azure RemoteApp は現在プレビュー期間中で 2014 年 12 月に正式サービスとしてリリースされる予定です。

 

Remote Desktop チームで働いている Sandeep Patnaik です。本日、Azure RemoteApp における Office 365 のサポートをアナウンス致しました。これにより Office 365 ProPlus アプリケーションを RemoteApp としてエンドユーザーに公開することが可能になりました。

この追加により、Azure RemoteApp クラウド コレクションを作成する 3 つのマイクロソフト イメージが利用可能になります。この場を借りて、Azure RemoteApp forum についてもっともよくいただく質問のひとつ「Azure RemoteApp マイクロソフト イメージとは何ですか?」にお答えしたいと思います。

 

Windows Server 2012 R2  (「バニラ イメージ」)

  • このイメージは Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter オペレーティング システムに基づいて作成されており、以下のロールと機能がインストールされた状態で Azure RemoteApp テンプレートイメージの要件を満たせるようになっています。
  • .NET Framework 4.5, 3.5.1, 3.5
  • デスクトップ エクスペリエンス
  • インクとハードウェア サービス
  • メディア ファウンデーション
  • リモートデスクトップ セッション ホスト
  • Windows PowerShell 4.0
  • Windows PowerShell ISE
  • WoW64 サポート

このイメージには以下のアプリケーションもインストールされています。

  • Adobe Flash Player
  • Microsoft Silverlight
  • Microsoft System Center 2012 Endpoint Protection
  • Microsoft Windows Media Player

Microsoft Office 365 ProPlus (Office 365 Enterprise E3 または E4 サブスクリプションが必要)

  • Office 365 はもっともリクエストがあるアプリケーションであり、あらかじめ作成された「カスタム」イメージを作成いたしました。
  • このイメージは「バニラ イメージ」の拡張で、Windows Server 2012 R2 イメージに含まれるものに加えて、Microsoft Office 365 ProPlus の以下のコンポーネントを含んでいます。
    • Access
    • Excel
    • Lync
    • OneNote
    • OneDrive for Business
    • Outlook
    • PowerPoint
    • Project
    • Visio
    • Word
    • Microsoft Office Proofing Tools

  • Office 365 ProPlus の完全な機能は Office 365 Enterprise E3 または E4 サブスクリプションをお持ちのユーザーのみが利用できます。Office ライセンスの詳細については、マイクロソフト営業チームまでお問い合わせください。

Microsoft Office 2013 ProPlus (試用版のみ)

  • プレビューの間、サービスをテストするためのあらかじめ作成された「カスタム」イメージを作成しておくのがよいと考えました。
  • このイメージは「バニラ イメージ」の拡張で、Windows Server 2012 R2 イメージに含まれるものに加えて、Microsoft Office 2013 ProPlus の以下のコンポーネントを含んでいます。
    • Access
    • Excel
    • Lync
    • OneNote
    • OneDrive for Business
    • Outlook
    • PowerPoint
    • Project
    • Visio
    • Word
    • Microsoft Office Proofing Tools
  • 法務チームからのお知らせ: このイメージには Microsoft Office ライセンスは含まれておらず、本番環境ではご利用になれません。Office 2013 ProPlus はプレビューのみで、Azure RemoteApp で Office アプリを利用したい場合は、 Office 365 ProPlus イメージをご利用ください。Office ライセンスの詳細については、マイクロソフト営業チームまでお問い合わせください。

ゴールは、皆様に最善のエクスペリエンスをお届けすることです。これらの主要な変更について思うところについて、Azure RemoteApp forum (英語) にお寄せください。

 

ありがとうございました。

 

メモ: ご質問やコメントは歓迎しますが、このページのコメント欄にトラブルシュートのリクエストはしないでください。代わりに Azure RemoteApp forum (英語) に新しいスレッドを立ち上げてください。

Office 365 の展開を加速させる Office 365 Customer Success Center 日本語版がオープンしました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Office 365 Customer Success Centerは Office 365 を使い始めたばかりの方や導入に向けて準備を進めている方の役に立つ情報を提供しています。
シナリオ、導入の手法、リソースをご覧いただき、Office 365 を最大限に活用する方法、チームを導入にすばやく適応させる方法、導入を推進する方法について説明します。導入を進める際のテンプレートやガイダンスとなる 4 つのステップから成る反復アプローチに従って導入を進めていただくことができるようになっています。
また、お客様がエンドユーザーにコミュニケーションを行う際に使えるテンプレートも日本語のものが多くご利用可能になっています。
さらに、現在は英語ベースになりますが、Yammer ベースのユーザーネットワークが提供されており、他の利用ユーザーと交流を深めることができるようになっています。

ぜひ、ご利用ください。

  

Office 365 Customer Success Center に関する紹介記事については Office Blogs の記事「Accelerate your Office 365 adoption: Microsoft introduces the Office 365 Customer Success Center」もあわせてご覧ください。 

Skype と Lync の間でビデオ通話が可能に

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2014 年 12 月 5 日に Office Blogs に投稿された記事Video calling between Skype and Lync available nowの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Lync チームのプロダクト マーケティング担当ディレクターを務める BJ Haberkorn の記事をご紹介します。

編集メモ:
Lync とのビデオ通話には、Skype for Windows デスクトップ クライアントのバージョン 7.0.x.100 が必要です。現在、一部のバージョンのブラウザーで、以前のバージョンのクライアントがダウンロードされるという問題が発生しています。本記事内のリンクからダウンロードされたクライアントのバージョンが 7.0.x.100 ではない場合は、別のブラウザーでダウンロードしていただきますようお願いいたします。

 

2013 年、Lync-Skype 接続の提供が開始され、Lync ユーザーは、連絡先リストからインスタント メッセージングやプレゼンス情報、音声通話を使用して Skype ユーザーに連絡を取ることが可能になりました。そして、マイクロソフトはこのたび、その取り組みをさらに一歩進め、Lync 2013 と Skype for Windows デスクトップ クライアントの最新バージョンとの間でのビデオ通話機能を追加しました (デスクトップ クライアントはこちらからダウンロードできます)。これで、Lync ユーザーは、Skype を使用している顧客、パートナー、サプライヤーなどと、直接 "顔を合わせて" 日常業務や共同作業を行えるようになります。

上のスクリーンショットは、Lync 側から見たビデオ通話のようすです。Lync と Skype のどちらをお使いの方でも、馴染みのある方法で簡単に操作していただけます。つまり、他の通話機能と同様の方法、同様のオプションを使用して、ビデオ通話を開始、停止したり、ウィンドウ サイズを変更、最大化したりすることが可能なのです (スクリーンショットに登場している Elaine と Sean は、ビデオ通話機能が追加され、ご覧のようにたいへん喜んでいます。また、Elain は Skype.com のブログ記事 (英語)でも今回の更新について取り上げています)。

両製品のメリットを活かした設計

スクリーンショットを見ただけではよくわかりませんが、マイクロソフトでは Skype-Lync 間の接続を実現するために、基礎となるメディア スタックの機能向上に取り組みました。Lync と Skype は以前より、環境やネットワーク条件の異なる広範なビジネス ユーザーとコンシューマー ユーザーに、非常に優れた音声通話およびビデオ通話の機能を提供してきました。今回は、両製品が持つメリットを取り入れることで、双方の機能をさらに向上させています。

その一部をご紹介しましょう。まずは、TLS と SRTP を使用した、メディアとシグナルの両方に対するエンタープライズ クラスの暗号化機能など、組み込みのセキュリティが挙げられます。この暗号化機能は既定で有効化されています。また、STUN、TURN、ICE を使用した、パーソナル ファイアウォールや企業のファイアウォールの標準ベースのトラバーサル機能といった接続機能や、業界標準の H.264 SVC コーデックによる高品質でスケーラブルなビデオの機能を備えています。そしてこれに加え、Lync から Skype への通話には既定で SILK オーディオ コーデックが使用されています。この SILK は、高い音質を実現しつつも、使用する帯域幅と消費電力を抑えることのできるテクノロジであり、毎日何十億分もの音声通話に活用されています。

Lync と Skype の接続に関するプロビジョニング ガイドには、Lync Online のお客様と Lync Server 2013 のお客様に今回の機能を有効化していただくための手順が記載されています。また、エンド ユーザー向けのガイドでは、連絡先を追加して通話を実行する方法について説明しています。なお、ビデオ通話をご利用いただくには、Android、iOS、Windows のいずれかに対応する最新の Lync 2013 クライアントが必要です。また、現時点で対応しているのは最新の Skype for Windows デスクトップ クライアントのみで、Skype ユーザーは Microsoft アカウントでのサインインが必要になります。

今後の展望

この新機能が発表され、たいへん嬉しく思っています。しかし同時に、私たちにはさらなる取り組みが必要です。その一環として、Windows 以外のプラットフォーム向けの Skype クライアントでも Lync-Skype 間ビデオ通話機能のサポートを拡大してまいります。まずは数か月以内に Android および iOS 向けのクライアントをリリースする予定です。2015 年前半に Lync の次期バージョンとして Skype for Businessがリリースされるにあたり、全世界の Skype ディレクトリから連絡先を簡単に検索、追加できるようにすること、Skype ID をサポートすることも予定しています。ただし、上記に挙げたような、Lync と Skype の接続に関する機能強化は、現在計画されている更新の一例にすぎません。Skype for Business には Lync の機能がすべて引き継がれ、さらに強化されるため、他にも多数の機能強化が実施されることになります。

Skype for Business については、マイクロソフトの販売スペシャリストまたはパートナーにお問い合わせください。また、ソーシャル チャネル (Facebook (英語) | Twitter (英語) | LinkedIn (英語)) をフォローすると、最新情報をご確認いただけます。また、世界各地で開催される Office 365 Summit イベント (英語)のいずれかの会場でお会いできることを楽しみにしております。1 月中旬以降、このイベントで Skype for Business の詳細情報をお伝えしていく予定です。

— BJ Haberkorn

 

Office 365 の新機能まとめ 2014 年 11 月

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2014 年 12 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new: November 2014の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

11 月には、お客様からのご意見にお応えするための更新が多数実施されました。まず、Dropbox が iPad、iPhone、および Android 向けの Office で新たにサポートされました。Android タブレット向け Office は、プレビュー版の提供が開始されています。メールについては、クラッター機能の追加やバルク メール フィルタリングの強化により、エクスペリエンスが改善されました。サインインに関しては、Yammer と Office 365 のサインインが統合され、新しい SAML および多要素認証のオプションもこれに対応しています。また、まったく新しいビデオ ポータル エクスペリエンスである Office 365 Video が導入され、企業内で簡単に動画をアップロード、共有できるようになりました。ご興味のある新機能について、ぜひ皆様のコメントをお寄せください。先月の新機能に関する記事をまだお読みでない方は、「Office 365 の新機能のまとめ 2014 年 10 月」をご覧ください。

  

個人向け、一般家庭向け、および大学生向け Office 365 の更新情報

iPad/iPhone 向け Office で Dropbox をサポート– iPad/iPhone 向けの Word、Excel、PowerPoint の各アプリが更新され、お客様の Dropbox アカウントと連携可能になります。これにより、Dropbox に保存されているファイルに Office アプリから直接アクセスし、編集や共有を行えます。一度 Dropbox アカウントを Word や Excel、PowerPoint に登録すると、Dropbox 上のフォルダーやファイルの操作が可能になり、ネイティブな Office アプリで表示したり編集したりできます。また、Dropbox アプリから Word や PowerPoint、Excel へのアクセスも同様に簡単で、Dropbox に保存されているファイルを指定すると、必要な Office アプリが自動的に立ち上がります。

 

Office for iPad/iPhone での日本での提供開始および Android タブレット向け Office のプレビュー版リリース – iPad 向け Office アプリの WordExcelPowerPoint の日本市場での提供が開始されました。iPhone 版は新しく生まれ変わりました。iPad と同様の美しいエクスペリエンスを搭載しながらも iPhone 用に最適化されています。また、Android タブレット ユーザーの方々にも Word、Excel、PowerPoint の機能をご利用いただけるように、Android タブレット向け Office のプレビュー版を提供する予定です。

 

Excel Power Map の 11 月の更新– 今回の更新で、ツアーをどのシーンからでも直接再生できるようなりました。これまでのように、毎回最初から再生する必要はありません。これは、ツアーの編集中に、ある特定のシーンに加えた変更がどのように見えるかを確認する場合に非常に便利です。もう最初から再生して、変更したシーンまで早送りする必要はありません。この機能を使用するには、[Tour Editor] のシーンにマウス ポインターを合わせ、表示される [Play] をクリックします。

 

Office Mobile for Android Phone の更新– 今回の更新により、OneDrive ドキュメントの共有がさらに簡単になりました。また、Dropbox が新たにサポートされ、Dropbox に保存されている Office ファイルを簡単に表示、編集、共有できるようになります。

Access 2013 Web アプリ���更新 (英語) - Office 365 で Access 2013 を使用しているすべてのお客様に、Excel でのダウンロード機能をご利用いただけるようになりました。操作バーの右側に新しく追加された [Download in Excel] ボタンを押すと、ブラウザーで Office 365 の Access Web アプリを使用して任意のデータシート ビューを表示できます。

  

企業向け Office 365 の更新情報*

Office 365 が 140 の市場で購入可能に– Office 365 が、新たにアフガニスタン、ボツワナ、エチオピア、ナミビア、ネパール、タジキスタン、タンザニア、ウガンダ、ザンビアの 9 つの市場でご購入いただけるようになりました。

 

iPad/iPhone 用 Office で Dropbox をサポート– iPad/iPhone 向けの Word、Excel、PowerPoint の各アプリが更新され、お客様の Dropbox アカウントと連携可能になります。これにより、Dropbox に保存されているファイルに Office アプリから直接アクセスし、編集や共有を行えます。一度 Dropbox アカウントを Word や Excel、PowerPoint に登録すると、Dropbox 上のフォルダーやファイルの操作が可能になり、ネイティブな Office アプリで表示したり編集したりできます。また、Dropbox アプリから Word や PowerPoint、Excel へのアクセスも同様に簡単で、Dropbox に保存されているファイルを指定すると、必要な Office アプリが自動的に立ち上がります。

 

Office for iPad/iPhone での日本での提供開始および Android タブレット向け Office のプレビュー版リリース – iPad 向け Office アプリの WordExcelPowerPoint の日本市場での提供が開始されました。iPhone 版は新しく生まれ変わりました。iPad と同様の美しいエクスペリエンスを搭載しながらも iPhone 用に最適化されています。また、Android タブレット ユーザーの方々にも Word、Excel、PowerPoint の機能をご利用いただけるように、Android タブレット向け Office のプレビュー版を提供する予定です。

  

Skype for Business– 企業のお客様向けに、ユーザーの皆様が慣れ親しんでいる Skype と、エンタープライズ クラスのセキュリティ、コンプライアンス、制御性を備えた Lync を統合し、最も魅力的で信頼性の高いコミュニケーション プラットフォームの構築に取り組んでいます。

 

クラッター– クラッターは、Office Graph を活用した受信トレイの機能で、ユーザーが受信トレイ内のメールのうち、重要なメールだけを識別できるようにします。クラッターが機械学習エンジンによって優先度の低いメールを [クラッター] フォルダーに移動するため、ちらかりやすい受信トレイが簡単に整理できます。

 

多要素認証と SAML のサポート - Office 2013 Windows クライアント アプリケーションの更新プログラムがリリースされ、多要素認証 (MFA) のサポートを含む、新しい認証フローを使用できるようになりました。この新しい認証フローは、Active Directory Authentication Library (ADAL、英語)によって実行されます。

 

Office 365 の認証情報で Yammer へのログインが可能に– Yammer にログインする際、ユーザーが所属する組織専用の Office 365 ログイン ページにリダイレクトされるようになりました。メール アドレスとパスワードを入力すると、Yammer ネットワークの画面の上部に Office 365 スイートのナビゲーション バーが表示されます。ここから、Yammer、Outlook、OneDrive、SharePoint などのサービスに 1 クリックですばやく移動することができます。

 

Excel Power Map の 11 月の更新– 今回の更新で、ツアーをどのシーンからでも直接再生できるようなりました。これまでのように、毎回最初から再生する必要はありません。これは、ツアーの編集中に、ある特定のシーンに加えた変更がどのように見えるかを確認する場合に非常に便利です。もう最初から再生して、変更したシーンまで早送りする必要はありません。この機能を使用するには、[Tour Editor] のシーンにマウス ポインターを合わせ、表示される [Play] をクリックします。

 

Office 365 Video– Office 365 Video では、企業全体で動画コンテンツを安全に投稿、共有、検索することができます。このサービスは、ソチ オリンピック開催期間中の 18 日間にわたり 6,000 時間を超える動画の配信に利用された Azure Media Services を基盤とし、アダプティブなスムーズ ストリーミング テクノロジを活用することで、視聴者のデバイスに合わせて動画を再生できるよう最適化します。

 

Office Mix と Office 365 Video の連携– PowerPoint のリボンの [Mix] タブに [Publish to O365 Video] ボタンが追加されます。このボタンをクリックすると、Office Mix のポップアップ ウィザードが開き、公開の手順が示されます。

 

OneDrive for Business で Information Rights Management によって保護されているドキュメントを同期可能に– OneDrive for Business で IRM によって保護されているドキュメントを安全に同期できるようになりました。IRM による保護は、Office Online 上でファイルを開くときにも、ローカル フォルダー上で開くときにも常に機能し、両方の場所でファイルを編集しても引き続き設定が適用されます。

 

Office 365 が FedRAMP の Authority to Operate を取得– マイクロソフトの Office 365 に対して、米国保健福祉省の監察総監室 (HHS OIG) より FedRAMP の Authority to Operate (ATO) が付与されました。

 

Office Mobile for Android Phone の更新– 今回の更新により、OneDrive ドキュメントの共有がさらに簡単になりました。また、Dropbox が新たにサポートされ、Dropbox に保存されている Office ファイルを簡単に表示、編集、共有できるようになります。

 

Access 2013 Web アプリの更新 (英語) - Office 365 で Access 2013 を使用しているすべてのお客様に、Excel でのダウンロード機能をご利用いただけるようになりました。操作バーの右側に新しく追加された [Download in Excel] ボタンを押すと、ブラウザーで Office 365 の Access Web アプリを使用して任意のデータシート ビューを表示できます。

 

バルク メールのフィルタリングの強化 (英語)– EOP のバルク メール検出機能を大幅に強化しました。また、バルク苦情レベル (BCL) という評価がバルク メール送信者から届いたメールに割り当てられます。この値は、苦情が寄せられる可能性を表します。BCL の値が低い場合、その送信者は全般的に問題のない内容のメールを送信していて、バルク メールではない可能性が高いことを示しています。BCL の値が高い場合はその逆です。今回の更新では、この BCL 評価が導入され、各企業がバルク メールのフィルタリング レベルを手早く構成できるようになりました。

 

Power Query の 11 月分の更新– 今月は、1) SQL Server Analysis Services へのコネクタの追加、2) Salesforce のレポートやオブジェクトへのコネクタの追加、3) 列の展開操作における列のプレフィックスの無効化およびカスタマイズ機能の追加、4) クエリ エディターの [File] メニューの改良、5) クエリ エディターの [Queries] ウィンドウから詳細エディターに移動する機能の追加が実施されました。

 

機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントでこれらの更新機能をご利用いただけるようになるまでには時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

– Andy O'Donald @andyodonald

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*注意: すべての更新が全 Office 365 プランに適用されるわけではありません。詳しい情報については、個別のブログ記事をご確認ください。

 

Office 365 のシステム要件

「メインストリーム サポート期間内の Office クライアント」セクションに、「および Outlook」という語句が追加されました。

「Web ブラウザー: Internet Explorer」セクションに、以下のメモが追加されました。「2016 年 1 月 12 日以降、サポート対象のオペレーティング システムで使用できる最新バージョンの Internet Explorer にのみテクニカル サポートとセキュリティ アップデートが提供されることになります。詳細については、「Microsoft Internet Explorer サポートライフサイクルポリシーに関する FAQ」をご覧ください。」

Office 365 サービスの説明 UPDATED

  • サービスの説明から、Office 365 Small Business、Office 365 Small Business Premium、および Office 365 Midsize Business をが削除されました。
  • すべてのトピックに、新しい Office 365 Business、Office 365 Business Essentials、および Office 365 Business Premium SKU が追加されました。
  • すべてのトピックから、廃止された Office オンデマンドおよび Project オンデマンド サービスならびに関連機能が削除されました。
  • すべてのトピックから、廃止された Lync Online プラン 3 が削除されました。

Office 365 プラットフォーム サービスの説明 UPDATED

  • 新しい「Office 365 スイート機能」サブトピックに、Office Delve およびグループ機能が追加されました。
  • サポート」サブトピックに以下の脚注が追加されました。「Office 365 のテクニカル サポートには、サード パーティ製のサービスやアドインのトラブルシューティングは含まれていません。他のお客様からの回答については、「Microsoft コミュニティ」を参照してください。」
  • サポート」サブトピックの、「テクニカル サポートの初期応答時間」の表が更新されました。
  • ユーザー アカウント管理」サブトピックで、Office 365 Enterprise E4 に対する Office 365 デスクトップ セットアップの列の値が「○」に修正されました。

OneDrive for Business サービスの説明 UPDATED

  • システム要件」セクションに、以下の説明が追加されました。「OneDrive for Business 同期クライアントのシステム要件は、OneDrive クライアントとは異なります。詳細については、「OneDrive for Business 同期クライアントをインストールする方法」を参照してください。」

Exchange Online サービスの説明 UPDATED

Exchange Online Archiving サービスの説明 UPDATED

Office Online サービスの説明 UPDATED

SharePoint Online サービスの説明 UPDATED

  • コンテンツ」サブトピックの、社内設置型のオプションに対する、Azure Rights Management を使用した IRM の列の値が修正されました。
  • IT プロフェッショナル」サブトピックの、社内オプションに対するマルウェア対策保護の列の値が修正されました。
  • 検索」サブトピックの、社内オプションに対するランク付けモデルの列の値が修正されました。

Office アプリケーション サービスの説明 UPDATED

  • 利用できる機能の表の脚注 5 が、次のように変更されました。「すべてのお客様が Lync 2013 Basic を利用できます。Lync Basic デスクトップ クライアントは、Lync Online を含む Office 365 プランに対応するプレゼンス、インスタント メッセージングおよび会議機能を提供する、ローカルにインストールされるアプリケーションです。Office 365 ProPlus、Office 365 Enterprise E3、および Office 365 Enterprise E4 には、高度なテレフォニー サポート、アーカイブおよびコンプライアンス機能などの追加の機能を含む、Lync アプリケーションのすべての機能が含まれます。Lync Online のライセンスは、ユーザーごとに割り当てる必要があります。Lync Basic 機能の詳細については、「Lync Online のクライアント」を参照してください。」

Lync Online サービスの詳細 UPDATED

  • フェデレーションとパブリック IM 接続」サブトピックに、フェデレーションについて紹介するセクションが追加されました。「Office 365 でのフェデレーションは、適切に構成されたアクセス プロキシまたはエッジ サーバーを備えた他の Lync/OCS/LCS 環境との間でのみサポートされます。エッジ サーバーの構成については、「Lync Server 2013 の外部ユーザー アクセスに必要なコンポーネント」を参照してください。」

Excel Power Map: Office 365 の 12 月の更新

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

(この記事は 2014 年 12 月 9 日に Office Blogs に投稿された記事 Excel Power Map–December update for Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

先月は、ツアーをどのシーンからでも直接再生する機能がリリースされ、時間を節約できるようになりました。今月は、ジオコード化のパフォーマンスを強化し、カスタム マップの自動調整機能の精度を向上させたほか、多くのお客様からご要望いただいていた機能をまた 1 つ追加してフィルタリング時にすべての項目を簡単に選択できるようになりました。

 

9 月にフィルタリング機能を公開した際には、多くのお客様からご好評いただくと同時に、新たなご要望もいくつか寄せられました。その中でも多かったのが「フィルタリングされた検索結果の全項目を簡単に選択できるようにしてほしい」というご意見です。そこで今回、[(Select All Search Results)] チェック ボックスをクリックしてこの操作を実行できるように更新しました。表示されている項目だけでなく、結果が多すぎるために省略されている項目も選択されます。これは、フィルタリングを使用してデータを徐々に絞り込む場合に非常に便利です。

 

来月は冬期休暇のため Office の更新はありませんが、第 1 四半期に予定されている大幅な更新に向けて準備を進めています。来年も、皆様にすばらしいニュースをお届けできる年になるでしょう。それでは、どうぞ楽しい休暇をお過ごしください。

Office for Mac 2011 14.4.7 更新プログラムがリリースされました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 EducationOffice 365 Midsize BusinessOffice 365 Small Business

 

この更新プログラムには、Microsoft Office for Mac 2011 用の最新の修正プログラムが含まれています。修正内容は以下のとおりです。

  • Microsoft SharePoint Server 上でホストされるファイルからの埋め込みリンクの処理が改善されています
    この更新プログラムは、ブックが SharePoint Server に保存されている場合、名前に左角かっこ ([) が含まれるブックを参照するブックのリンクが、破損しているように解釈される原因になることがある問題を修正します。

更新プログラムのダウンロード

詳細情報 (サポート技術情報)

[メッセージセンター通知] 機能の更新: SharePoint Online におけるカスタム スクリプト

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Office 365 環境のセキュリティを向上させるための新機能を導入します。SharePoint ONline 管理センターに新しい設定を追加して、管理者がスクリプトが個人用/ユーザーが作成したサイトで許可されるかどうかを制御することができます。既定では、新しい組織は個人用サイトでのカスタム スクリプトが無効になっており、ユーザーが作成したサイトでは有効になっています。既存の組織については変更されず、カスタム スクリプトは両方の環境で有効になっています。会社の要件に従って設定を調整することができます。

 

この更新は次の数週間であなたの組織にも展開されます。以下のリンクをクリックして追加の情報をご覧ください。


Office 365 が日本データセンターから一般提供開始されました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年12 月 16 日に Office Blog に掲載された記事 Office 365 now available from datacenters in Japan の翻訳です。最新情報は翻訳元の記事をご参照ください。)

                                                                                                                           

著者: ジョン ケース, マイクロソフト コーポレート バイス プレジデント                                                                                                   

過去数か月にわたり、マイクロソフトではクラウドと Office をどこからでも利用できるように取り組んできました。

10 月には Microsoft Azure がオーストラリアから提供開始予定であること (英語) をアナウンスしました。そして iPhone、iPad および Android タブレット 向けの Office の新しいエクスペリエンスを披露しました。先月、クラウド型グループウェアの Office 365 とクラウド型ビジネスアプリケーションの Microsoft Dynamics CRM Online を日本から提供する計画があることを共有しました。本日、Office 365 が日本から一般提供を開始したことをアナウンスします。

Office 365 サービスを国内のデータセンターから提供することにより、金融業界、医療業界、中央官庁、地方自治体などの日本にデータが保管されることを望む業界のお客様にも選択肢が広がります。 もちろん、Office 365 がお客様にご提供するいつでもどこでも共同作業、パーソナルインサイト、人が中心のコンプライアンスの幅を広げます。

ソニー生命保険株式会社、医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンターや、地方自治体からは東京都豊島区、鳥取県鳥取市、鹿児島県指宿市および薩摩川内市、福岡県太宰府市、熊本県上天草市および山鹿市、および北海道森町などでの Office 365 の採用が決定しています。 これにより、世界をリードするグループウェアを日本にデータを保管してデータ主権に関する懸念を払しょくし、より安心してご利用することができるようになりました。既存の日本の Office 365 のお客様についてもデータを東アジアから日本に将来的に移動しますので、同様のメリットを享受することができます。詳細についてはこちらをご覧ください。

Office 365 についての詳細情報とスタート方法については、Web サイトをご覧ください。 

 

発表の追加情報については、プレスリリースをご覧ください。

 

特設サイトはこちら!

注: この発表は法人向けサービスのみに適用されます。一般消費者向けサービスには適用されません。

Office 365 のデータセンターの場所を調べる方法

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Office 365 の日本データセンターの稼働が開始されました。現在、有効化される新しいテナントはすべて日本データセンターに作成されます。この機会に従来からのお客様も含め、自分のテナントがどのリージョンにあるのかを調べる方法についてまとめておきます。

 

Exchange Online の場合

Exchange Online の PowerShell 接続手順に従い、Exchange Online と接続をした後、Get-OrganizationConfig コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。


>Get-OrganizationConfig | fl OriginatingServer

リージョン名結果の表示例赤字部分の記号
日本OS2PR01A004DC04.JPNPR01A004.prod.outlook.comJPN=日本
東アジアSIXPR02A001DC05.APCPR02A001.prod.outlook.comAPC=東アジア
ヨーロッパAM3PR06A001DC02.EURPR06A001.prod.outlook.comEUR=ヨーロッパ 
北米BN1PR04A001DC04.NAMPR04A001.prod.outlook.comNAM=北米 

Lync Online の場合

Lync Online の PowerShell 接続手順に従い、Lync Online と接続をした後、Get-CsTenant コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。


>Get-CsTenant | fl OriginatingServer

リージョン名結果の表示例赤字部分の記号
日本TY1JP100ADS01.lyncjp1001.localTY=東京、OS=大阪
東アジアSG10F00ADS01.lync0f001.localSG=シンガポール、HK=香港
ヨーロッパDB30E00ADS01.lync0e001.localDB=ダブリン、AM=アムステルダム
北米SN20A00ADS01.lync0a001.localSN=サンアントニオ、BL=ブルーリッジ、...

Outlook for Mac for Office 365 の更新がリリースされました

【重要】Exchange Online PowerShell 接続時に最新の ConnectionUri を利用してください

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

リモート PowerShell を使用して Exchange 管理を行っている場合、ConnectionUri パラメータが最新のものになっていることを確認してください。最新のパラメータでない場合には接続が出来ない場合があります。日本データセンターにおいて Exchange Online PowerShell を利用する場合は、このパラメータが最新になっている必要があります。

 

旧手順:

New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri https://ps.outlook.com/powershell -Credential $UserCredential -Authentication Basic -AllowRedirection

 

新手順:

New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri https://outlook.office365.com/powershell-liveid/ -Credential $UserCredential -Authentication Basic -AllowRedirection

 

Exchange Online における PowerShell の接続方法の詳細については、記事「リモート PowerShell による Exchange への接続」をご参照ください。

Project Online の Web パーツをサイトのページに追加すると表示が崩れる現象について

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

(本記事は 2015年11月18日に Japan SharePoint Support Team Blogへ投稿された記事の転記です。オリジナルの記事はこちらをご参照ください)

こんにちは、SharePoint サポートの森村です。
Project Online の PWA (Project Web App) 関連 Web パーツをサイトのページに追加した場合に、条件によっては追加した Web パーツの表示が崩れる現象が発生する場合があります。
今回の投稿では、その現象への対処方法についてご案内いたします。(なお、Project Server 2013 では本現象は発生しません。)

 

Project Online をご利用いただいている場合、PWA 関連の Web パーツを SharePoint Online 上のサイトのページに追加することが可能となります。
ここで、Project Web App ではない Web パーツ (グリッドでの編集機能を保持するもの)  が配置されている既存のページがあると仮定します。
このページを編集して、Project Web App の Web パーツを追加で配置した場合に本現象が発生します。

 

現時点で判明している詳細な発生条件は下記となります。

 

・前提条件

下記のカテゴリが [アプリ] の Web パーツがページ内に既に存在している ([アプリ] の内容を表示する Web パーツ)

Wiki ページライブラリアンケートお知らせカスタム リストタスク
データ接続ライブラリドキュメント ライブラリフォーム ライブラリメディア ライブラリリンク
レポート ライブラリ案件管理画像ライブラリ注目リンク連絡先

 

・発生条件

ページの編集を実施して、下記のカテゴリが [Project Web App] の Web パーツを追加する

チームのタスクプロジェクト センターマイ タスクリソース センター
リソースの割り当て自分のタイムシート承認センター詳細

 

例えば、PWA サイト上でプロジェクトを発行時に作成されるプロジェクト サイトのページの場合、前提条件のうち [ドキュメント ライブラリ] のWebパーツが存在している状態となりますため、[詳細] 等の Project Web App の Web パーツを追加することで現象が発生します。

プロジェクト サイトのページに Project Web App の [詳細] Web パーツを追加した場合の表示


原因について

========

Web パーツをページに追加した際、必要なスタイル シート等を計算し、表示を行っておりますが、
上記の条件の場合、グリッドを表示するのに必要なスタイル シートが読み込まれないため、表示が崩れる現象が発生します。

この動作について対処方法をご案内します。

 

対処方法 : グリッドのスタイル シート情報を追加する 

スクリプト エディター Web パーツを使用し、ページ内に本来追加されるべきスタイル シート情報をページ内に加えることで、表示が正常に行われます。

 

手順

====

  1. 該当のサイトを管理者権限を持つアカウントを使用し表示します。
  2. 右上の歯車のアイコンをクリックし、[ページの編集] メニューを選択します。
  3. Web パーツを追加したい部分にある [Web パーツの追加] をクリックします。
  4. Web パーツの一覧が上部に表示されるので、ここから [カテゴリ] 内の [メディアおよびコンテンツ] を選択し、右側に表示された [スクリプト エディター] を選択し、右側に表示されている [追加] ボタンをクリックして Web パーツを追加します。
  5. [スクリプト エディター] と表示されている Web パーツが追加されます。右側に表示されている [スニペットを編集] をクリックします。
  6. [埋め込み] というダイアログが表示されます。「スクリプト、または埋め込みコードを以下に貼りつけます。」のテキスト ボックス内に、下記のスタイル シート情報をコピーして貼り付けを行い、[挿入] をクリックします。

    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="/_layouts/15/styles/Themable/jsgrid.css"/>

  7. リボン メニューの [ページ] タブ内にある [編集の終了] をクリックします。

この作業の後に、グリッドを使用する Project Web App の Web パーツ追加を行った場合は、Web パーツの表示が正常に行われます。

 

対処方法実施後の Web パーツの表示


いかがでしたか。

今回の投稿は以上です。

 

 

Google Chrome で Lync Web App がサポートされなくなります

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Google Chrome で NPAPI (Netscape Plug-in API) のサポートが 2015 年に打ち切られることに伴い、この仕組みに依存している Lync Web App アドインが Google Chrome 上で将来的に動作しなくなり、Lync Web App を使った Lync 会議が Google Chrome 上でサポートされなくなります。

 

Lync Web App をご利用になる場合は、Internet Explorer や Firefox をお使いいただくよう、いまから計画を立てていただくことをお勧めします。

 

参考情報:

Lync Server 2013 では今月の更新プログラムより、Google Chrome がサポート外となりました。

Android 向け Lync の新機能 — 匿名による参加、パッシブ認証、連絡先の管理

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education



(この記事は 2014 年 12 月 11 日に Office Blogs に投稿された記事 New Lync features for Android—Anonymous Join, Passive Authentication and Contact Managementの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Lync チームのプロダクト マネージャーを務める Barak Manor の記事をご紹介します。

Skype for Business チームから Android ユーザーの皆様にすばらしいクリスマス プレゼントをお届けします。今回の新しいリリースでは、匿名による参加、証明書認証とパッシブ認証、連絡先の管理の各機能を導入すると共に、大幅なパ フォーマンス強化とバグ修正を実施しました。マイクロソフトは、モバイル プラットフォームでもあらゆる機能を使用できるようにすることが、モバイルファーストの世界を目指すうえで必要不可欠だと考えています。これらの新機能の 導入と機能強化は、マイクロソフトのビジョンの実現に向けた重要な一歩です。

匿名による参加

Windows Phone と iOS デバイスでは既に匿名による参加が可能ですが、今回 Android でもこの機能が使用できるようになりました。これにより、Lync アカウントを持たないユーザーでも Lync 会議に参加できます。同僚やパートナー、顧客を Lync 会議に招待した場合に、相手が Android モバイル デバイスを含め、どのデバイスから参加しても、高品質な音声と動画を利用したり、PIN や電話番号を使用せずに安全に通話したりできるようになりました。

では、Lync アカウントを持たない Android ユーザーを電子メールで招待した場合、Lync 会議へどれほど簡単にすばやく参加できるか見ていきましょう。ユーザーが招待メールを受信し、会議へのリンクをクリックしたら、あとは [Guest] をクリックしてサインインと名前の入力を行い、開催者から会議への参加が許可されるのを待つだけです。

(左から) 予定表ビューの招待状画面、Lync のサインイン画面、
ゲスト名の入力画面、仮想ロビーでの待機画面

このように、今回導入された匿名参加機能を使用すると、ゲストが会議に参加しやすくなると共に、Android などのモバイル デバイスを利用している顧客、パートナー、サプライヤーのどなたとでも Lync の優れたエクスペリエンスを共有することができます。

ただし、Lync 会議を開催し Lync の全サービス (プレゼンス、IM、着信の転送、Lync 会議の管理など) を使用するには、Lync の企業アカウントまたは Office 365 プランのアカウントが必要です。

証明書認証およびパッシブ認証

一部のお客様は、スマートフォンやタブレットの使用に伴うリスクといったセキュリティ課題への対応策として、 Active Directory (AD) のユーザー名とパスワードの資格情報の使用を制限して運用しています。このような場合、これまではすべての認証で Active Directory の資格情報が使用されていたため、Lync のモバイル クライアントを活用することは困難でした。

しかし、今回導入された新機能を使用すれば、管理者がモバイル デバイスのセキュリティや認証について厳格なポリシーを適用しながらモバイル環境を構成できます。マイクロソフトでは、モバイルファーストのビジョンに 沿って、ユーザーへの影響を最小限に抑えながらこれらの問題を解決するべく取り組んでいます。詳しくは、Lync Server 2013 の構成に関する TechNet のサポート ページや、Jens Trier Rasmussen のブログ記事 (英語)に記載されているコードとテクノロジの詳細についての説明をご覧ください。

連絡先の管理

Android 向け Lync の連絡先管理機能を使用すると、デスクトップ クライアントからだけでなく、モバイル デバイスからも連絡先の追加、削除、管理を行うことができます。企業のディレクトリを検索して新しい連絡先を見つけたら、まず 1 回のタップで連絡先リストに追加でき、さらに 2 回タップするとその連絡先を適切なグループに移動させるか、リストから完全に削除することができます。

(左から) 検索して見つけた連絡先の画面、
移動先グループの選択画面、リストにある連絡先の管理画面

Android (および iOS と Windows Phone の各プラットフォーム) の連絡先管理機能は、現時点ではクラウド ベースの Office 365 アカウントのみで使用可能です。なお、次期バージョンの Lync Server では、すべてのオンプレミスのお客様にもご利用いただけるようになる予定です。

マイクロソフトの CEO である Satay Nadella は、2014 年 11 月 10 日に掲載された「Computerworld」の記事の中で「今日のモバイルファースト、クラウドファーストの世界においては、デバイスやプラットフォー ムの種類に関係なく、だれもが簡単に作成、共有、共同作業が行えるソリューションを提供する必要がある」と述べています。Skype for Business チームもこのビジョンの実現のために取り組んでおり、今回 Android 向け Lync に新機能を導入したことで、さらにその歩を進めたと言えるでしょう。ぜひこれらの機能を、皆様の共同作業環境や生産性の向上にお役立てください。

—Barak Manor


既存のお客様のデータセンター移行に関する技術文書が公開されました

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法人向け Office 365 をホスティングする新しいマイクロソフト日本データセンター リージョンの稼働開始に伴い、2015年にアジア太平洋データセンター リージョンの既存の日本のお客様のテナントを移行する予定です。

日本を国と地域に選択した既存のお客様は新しいマイクロソフト日本にデータセンターに移行されます。該当するお客様には、後日、管理者向けにメッセージセンターに詳細な情報が通知されます。多くの既存のお客様は特別な事前アクションを必要としませんが、アクセス制御を行っているお客様や、データセンター移行を希望しないお客様にはいくつかの設定変更や Office 365 サポートへのご連絡が必要となります。詳細はTechNet 記事をご覧ください。

Office 365 の SharePoint Online パブリック Web サイトの更新

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(この記事は 2014 年 12 月 19 日に Office Blogs に投稿された記事 Changes to the SharePoint Online Public Website for Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

2015 年 1 月より、SharePoint Online パブリック Web サイト機能が更新されます。現在この機能をご利用のお客様は、更新日より最低 2 年間にわたり、引き続きこの機能をご利用いただけます。更新日以降に Office 365 のサブスクリプションを購入されるお客様はこの機能をご利用いただけません。今後はサードパーティのサービスをご利用になることで、パブリック Web サイトを Office 365 サービスに簡単に統合できるようになります。サードパーティ ソリューションの詳細については、2015 年 1 月に発表する予定です。

詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報記事「SharePoint Online パブリック Web サイトの更新予定に関する情報 (英語)」をご覧ください。

Salesforce、新たなユニバーサル ファイル共有ソリューションで OneDrive for Business および SharePoint と統合

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(この記事は 2014 年 12 月 17 日に Office Blogs に投稿された記事 Salesforce to integrate with OneDrive for Business and SharePoint in new universal file sharing solutionの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

セールスフォースドットコムはこのたび、一元化されたユニバーサル ファイル共有ソリューションである「Salesforce Files Connect」を発表しました。このソリューションを利用すると、企業のお客様はどのリポジトリに保存されているファイルでも、閲覧、検索、共有のすべてを単一のユーザー インターフェイスからシームレスに行えるようになります。また、最初のファイル共有プラットフォームとして OneDrive for Business と SharePoint が Salesforce Files Connect と統合されることも発表されました。

この統合により、セールスフォースドットコムとマイクロソフトは 2014 年 5 月に初めて発表した (英語)戦略的パートナーシップにおいて、さらに新たな一歩を踏み出しました。

OneDrive および SharePoint 担当コーポレート バイス プレジデントを務める Chris Jones は次のように述べています。「OneDrive for Business は、仕事用ドキュメントの保存、共有、共同作業を行ううえでの中心的な存在として、いっそう重要性を増しています。今回、Salesforce のようなアプリやサービスと統合されることで、より多くの価値をお客様に提供し、さらなる生産性向上を実現していただけるようになり、たいへん喜ばしく思います。」

今回ご紹介した内容の詳細については、セールスフォースドットコムの Web サイトをご覧ください。

EOP のバルク メール処理機能が強化され、クリスマス シーズンの迷惑メールのブロックに対応

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(この記事は 2014 年 11 月 24 日に Office Blogs に投稿された記事 Block spam this holiday season with the new enhanced bulk mail experience in EOPの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
 

今回は、Exchange Online チームのプログラム マネージャーを務める Chris Nguyen とテクニカル プロダクト マネージャーを務める Shobhit Sahay の記事をご紹介します。

ニュースレターやクーポンの電子メールが何度も繰り返し届いて、わずらわしく思うことがありますが、特にクリスマス シーズンにはこのようなスパム メールの量が大幅に増加します。マイクロソフトは、先日、未知の脅威から保護するために Exchange Online Protection (EOP) を進化させることをお約束し、現在も継続的に取り組んでいますが、このたびその一環として EOP に強化されたバルク メール処理機能を導入しました。この新機能により、Exchange 管理センターにシンプルで直観的な制御機能が追加され、冒頭に述べたようなバルク メールを簡単にブロックできるようになります。Exchange Online では、新しいバルク メール処理機能により、フィルタリングされたメールの割合がここ数か月と比較して 16% も増加しました。


バルク苦情レベル (BCL) を利用したバルク メール処理の強化により、受信トレイに届くスパム メールの量が大幅に削減されます。

 

バルク メール (または「グレー メール」) とは、迷惑メールと問題のないメールとの中間に位置するもので、あるユーザーにとっては必要でも、別のユーザーにとっては不要と思われるようなメールを指します。バルク メールの例としては、ニュースレターや SNS の更新通知、広告メールなどがあります。今年、マイクロソフトは EOP のバルク メール検出機能を大幅に強化し、バルク苦情レベル (BCL)という評価を導入しました。この値は、バルク メール送信元から届いたメールに割り当てられるもので、苦情が寄せられる可能性を表します。普段どのようなメールを送信しているのかは、バルク メール送信元によって異なります。BCL の値が低い場合、そのメールの送信元は全般的に問題のない内容のメールを送信していて、バルク メールではない可能性が高いことを示しています。BCL の値が高い場合はその逆です。今回の更新では、この BCL 評価を使用して、バルク メールのフィルタリング レベルをお客様のニーズに合わせて手早く構成できるようになりました。

BCL とは、そのメールに対する苦情が寄せられる可能性を示す値です。バルク メール送信元が普段どのようなメールを送信しているのかに基づいて割り当てられます。

 

強化されたバルクメール処理機能を有効化する方法

この機能を使用するには、Exchange 管理センターで [protection]、[content filter] の順にクリックし、次に既存のコンテンツフィルターポリシーの編集 ( )または新規作成 ( ) を選択します。[spam and bulk email actions] タブで [Mark bulk email as spam] チェックボックスをオンにして、スパムとしてマークするしきい値を設定します。

既定のビューでバルク メール フィルターを有効化したときの画面

 

この機能が有効化されている場合、しきい値と同じかそれ以上の値が割り当てられたメールには、スパム メールの処理として指定されたアクションが適用されます。このしきい値は、そのメールの BCL 値に基づきます。たとえば、しきい値に 5 を選択した場合は、BCL 値が 5 以上のメールがスパムとして扱われます。

全般的なバルク メール対策強化の一環として、既定の設定で BCL 値が 7 以上のメールをスパムとしてマークするように指定し、スパム メールとして扱うバルク メールの量を大幅に増やしています。お客様のニーズに合わせてこのしきい値を設定し、フィルターの強度を調整することも可能です。

スパムとして扱うメールのしきい値を指定できます。BCL 値が指定したしきい値と同じかそれ以上の場合、該当するメールはスパムとしてマークされます。

 

バルク メールは、ユーザーにとって非常に厄介なものとなる場合があります。受信するバルク メールの量を管理するうえで、お客様にこの機能をご活用いただけますと幸いです。また、マイクロソフトはお客様のニーズにさらにお応えするために、今後もスパム対策サービスを引き続き開発してまいりますので、こちらにもぜひご期待ください。

—Shobhit Sahay (@shobhitsahay88)、Chris Nguyen

 

よく寄せられる質問

Q. この機能はいつ公開されますか。

A.この機能は、ロール アウトが開始されています。早期導入を希望されるお客様は、お客様のテナントで機能を有効化させていただくことも可能ですので、アカウント チームにお問い合わせください。

Q. しきい値を上げずに、この機能でスパムと判定された電子メールを受信するには、どのようにすればよいですか。

A.バルク メールであるかどうかの判定は非常に主観的なものであるため、特定のユーザーが特定のメールを受信したいという場合もあるでしょう。このようなときは、「メッセージがスパムとしてマークされないようにする方法」の記事に記載された手順に従ってください。

Q. バルクメールの高度なスパムフィルターオプションに変更はありますか。

A.今回導入された新機能はこの設定に替わるものですので、Exchange 管理センターからは利用できなくなります。

Q. この機能には PowerShell を使用できますか。

A.はい。HostedContentFilterPolicy コマンドレットの MarkAsSpamBulkMail および BulkThreshold の各パラメーターを使用して構成できます。

Q. バルクメールに関する詳細情報はどこで確認できますか。

A.バルク メールの詳細については、以下の記事を参照してください。

Office Online の新機能 — Insights for Office など

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2014 年 12 月 10 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new in Office Online—featuring Insights for Officeの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Office Online チームは、マイクロソフトのクラウド サービス全体における統合を強化するために、そして、ユーザーがお気に入りのブラウザーでさらに多くの Office 機能を利用できるよう拡張するために積極的に取り組んでいます。多数の優れた機能が既にリリースされており、現在もさまざまな機能が順次適用されていま す。今回は、Office Online をしばらく使用していないお客様を対象に、ユーザーの皆様から頂いたフィードバックに基づいて構築および実装した更新点についてお伝えします。

Insights for Office

たとえば、作業中のドキュメントにわからない点があり、検索して調べる必要があるとします。このようなとき、作成フ ローが妨げられず、またブラウザーで新たに検索用のタブを開かずに情報を検索できるとしたら、どんなに便利でしょう。Insights for Office を使用すれば、必要な情報を直接 Word Online に取り込むことができ、シームレスに統合されたエクスペリエンスによって OneDrive 内でドキュメントの作業を進めている間にも調査および参照することが可能です。

任意の単語を右クリックして [Insights] を選択すると、Office Online はユーザーの調べたいことを判断し、Bing を使用して Bing Snapshot (英語)WikipediaBing イメージ検索、 オックスフォード英語辞典、Web などのさまざまなソースから関連性の高い情報を取得します。すべての情報は、作業中のコンテンツの隣に見やすい形で表示されます。Insights では、選択した単語について、さっと短時間で調べ物をすることも、詳細情報や興味のある記事をじっくりと読み込むことも可能です。しかもこれらのすべての 操作を Word Online で作業しながら実行できます。

たとえば、ここに「ミズーリ川 (Missouri River)」と「ミズーリ州 (state Missouri)」の両方に言及したドキュメントがあります。どちらの「ミズーリ」を選択した場合にも、Insights for Office はその単語に応じて適切な情報を取得します。

  

ミズーリ州を意味する「Missouri」を選択した場合の Insights の検索結果

ミズーリ川を意味する「Missouri」を選択した場合の Insights の検索結果

Insights を使用する場合は、調べたい単語 (複数の語でも可) を選択して、メニューで [Insights] をクリックします (またはリボンの [Review] タブで [Insights] をクリックします)。また、Office Online には操作アシスト (英語)という機能があり、作業内容に関する情報を探しているときにはこのボックスに単語を入力して検索できますが、このたび、ユーザーの皆様にご活用いただいているこの操作アシスト (英語)でも Insights を利用できるようにしました。調べたい単語をボックスに入力するだけで、Office Online が適切な情報を取得してくれます。現在 Insights for Office は、Word Online で編集表示が選択することで使用可能です ([View] タブをクリックすると、編集表示が選択されているかどうかを確認できます)。

編集表示が選択されていることを確認

Insights for Office の使用方法は 3 とおり

Insights for Office Online の詳細については、Insights for Office Online の紹介記事 (英語)を参照してください。

PDF サポートの強化

テキストが画像として埋め込まれている PDF ドキュメントから、そのテキストを選択またはコピーしなければならない状況を経験したことはありませんか。このようなとき、テキストを画像としてコピーし て済ませる場合が多いですが、テキストを編集可能な状態にするためには手動で書き起こす必要があります。そこで、この問題を解決するための機能を Office Online に導入しました。

以下のスクリーンショットでは、実際に携帯端末のカメラで撮影した写真を例に取り上げていますが、スキャンしたファイルや画像化されたテキストでも同様に実行できます。画像からテキストを直接コピーできるだけでなく、[FIND] ボタンをクリックしてそのテキストを検索することも可能です。

また、[EDIT IN WORD] ボタンをクリックすると、PDF ドキュメントが編集可能な Word 形式に変換され、お好みの Web ブラウザーや Word クライアントを使用してドキュメントを編集できるようになります。PDF ドキュメントを Word 形式に変換するときには、レイアウトと書式が再構築されるため、すべての表、リスト、ヘッダー、フォント サイズなどのプロパティは維持されます。また、Word ドキュメントは新規に作成されるので、元の PDF ファイルに変更が加えられることはありません。

この機能は、法律関連の書類やビジネス文書、科学論文など、テキストが大部分を占めるドキュメントに最適です。プレゼン テーションやカタログのように画像や図が大量に盛り込まれた PDF に対して実行すると、レイアウトや書式設定に関して多少の問題が発生する場合があります。もし、この機能を実行するには複雑すぎると思われるファイルがあ りましたら、まずはお試しいただき、ぜひその結果を [HELP IMPROVE OFFICE] からお知らせください。

 

改ページ位置の表示

ページは、Word で編集を行ううえで欠かせない要素です。ドキュメントをしあげるときや印刷するときはもちろん、執筆中や組み立てる際にも重要な役割を果たします。多くの 人は、ドキュメントの長さをページ数で表したり、「4 ページの 2 段落目」というように、ドキュメントの特定の場所を指すときにアンカーとして使用したりします。また、ドキュメントをきちんと組み立てればさらに強いイン パクトを与えることができるため、しあげについてもこだわりをお持ちの方が多くいらっしゃるかと思います。ドキュメント作成のエクスペリエンスをさらに向 上させるために、Word Online でいくつかの機能強化を実施しました。今回の更新により、ページの終わりがドキュメント内で表示されるようになります。

ページを挟んで分かれている 2 行を移動するときや、ページをまたいだ表を修正するときに、Word Online の編集画面でページの境界が見えるため格段に便利になり、従来の Word と同様にページを操作できるようになりました。

また、ドキュメントのページ数と現在のページ番号がステータス バーに表示されます。ここを参照して、ドキュメントの長さを確認したり、特定ページの段落を探したりすることができます。これで、ガイドラインに沿ったド キュメント作成が簡単に行えるようになりました。ページをうまく利用すれば、より洗練されたドキュメントを簡単に作成できます。

記号の挿入

ドキュメントの作成中に、キーボードの標準レイアウトでは割り当てられていない記号の挿入が必要になったことはありませ んか。たとえば、他社についての文書を作成しているときに、著作権記号「©」や、他国の通貨記号「£」、「€」を使用する場合もあるでしょう。このような ときには、Alt キーとの組み合わせで入力する方法や、検索エンジンから他のコンテンツを表示させてそこから特殊記号をコピーする方法などがよく使用されています。しか し、Office Online でもっと簡単に記号を入力できないのでしょうか。

このような声が多数のお客様から寄せられていたため、ドキュメントやプレゼンテーション、ノートなどに簡単に記号を挿入できるように、現在 [Insert] タブに [Symbols] ギャラリーを実装するプロセスを進めています。

 こ のギャラリーでは、Word での使用頻度の高い記号を挿入できます。[Insert] タブで [Symbols] ギャラリーを開いてお望みの記号をクリックするだけで、その記号が現在のフォントでドキュメントに挿入されます。また、この機能は Word Online だけではなく、PowerPoint Online や OneNote Online でも使用可能です。

最初のバージョンのギャラリーにはすべての記号を含めることができなかったため、必要な記号が見当たらない場合もあります。このため、どの記号が必要かを皆様からお伺いしたいと考えています。必要な記号がギャラリーで見当たらない場合は、ギャラリー下部の [Request a New Symbol] ボタンをクリックしてお知らせいただけますと幸いです。

 

 

 

 

操作アシスト

操作アシストは、Office Online に以前から導入されていた機能で、作業を効率的にすばやく進めるためによく使用されています。皆様もきっと活用した経験がおありでしょう。しかし、この機 能にはまだ多くの可能性が残されているはずです。現在もお客様から頂いたご意見を基に、引き続き改善策を模索しています。最近もいくつかの機能を操作アシ ストに追加しましたので、以下にご紹介します。

Insights についての段落で既にご説明したとおり、興味のある単語を操作アシスト ボックスに入力して、さまざまな情報にアクセスできるようになりました。これに加えて、2 つの機能が追加されています。

まずは文字カウント機能です。ご存知のように、Word Online には以前からドキュメント内の単語数を表示する機能があります (数値はブラウザー ウィンドウの左下隅に表示されます)。しかし、大勢の方が操作アシストで文字カウント機能について調べていたため、この機能を操作アシストに追加すること にしました。ご使用の言語で操作アシスト ボックスに「文字カウント」や「文字数」などと入力すると (操作アシストではお客様の使い慣れた言葉で入力していただけます)、文字カウントのコマンドが結果として表示されます。このコマンドをクリックすれば、 その場で単語数を確認できます。

もう 1 つの変更点は、さらに広範に効果をもたらすもので、複数のコマンドに対して影響を及ぼします。操作アシストに、リボンで直接使用可能なコマンドだけではな く、サブメニューに格納されているコマンドも表示されるようにしました。たとえば、ドキュメントの用紙サイズを A4 に変更したい場合、これまでは [Page Size] のサブメニューをクリックする必要がありましたが、これからは「サイズ A4」などの文字列を入力するだけで、操作アシストが [A4 Page Size] コマンドをドロップダウン メニューに直接提示してくれます。この機能により、ユーザーが意図するコマンドにこれまで以上に簡単に、すばやく効率的にたどり着けるようになります。も ちろん、引き続き操作アシストで [Page Size] コマンドを使用することも可能で、A4 以外のオプションを簡単に確認できます。

 

Office Online についてのご意見をお聞かせください

Office Online チームは、本製品についての皆様からの貴重なご意見をお待ちしております。マイクロソフトでは、機能強化に役立つご意見をお送りいただくために、さまざまな方法をご用意しています。これまでと同様に、マイクロソフト コミュニティのフォーラムに質問していただくか、Word Online、Excel Online、および PowerPoint Online の [Help Improve Office (英語)] から個人的にフィードバックをお送りいただくことも可能ですが、今回は新たな方法を導入し、さらに効率的にアイデアやご提案をお寄せいただけるようになりました。

Word Online (英語)Excel Online (英語)、および PowerPoint Online (英語)のそれぞれのフィードバック フォーラムでは、Office Online コミュニティの他のメンバーが投稿したアイデアをいつでもご覧いただけます。また、下のスクリーンショットにあるように、[Enter your idea] ボックスにはお客様のアイデアを入力することができます。入力すると、関連性の高い他のアイデアが表示されます。また、アイデアへの投票機能も実装されて おり、ご自身のアイデアにも投票していただけます。投票は 10 回まで可能で、アイデアを 1 件投稿するごとに 3 票が追加されます。お客様が投票したアイデアが実現された場合、その票は返却されます。

すべての投稿にコメントすることはできませんが、頂いたご意見やご提案はすべて拝見しています。皆様のご要望に効率的に対応できるように、どのような機能をご希望されているのか、その理由も添えて詳しくお聞かせいただけますと幸いです。ご意見がございましたら、Word Online (英語)Excel Online (英語)PowerPoint Online (英語)のそれぞれの UserVoice をご利用ください (OneNote については OneNote の UserVoice (英語)からどうぞ)。

今回ご説明したすべての機能は、既に展開作業が開始されています。ぜひ www.office.comからお試しください。

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