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Outlook で Exchange Online メールの遅延送信オプションを設定する

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 Small BusinessOffice 365 Midsize Business

 

メールを送信した直後に「あ、しまった!」とメールを取り消したくなった経験はありませんか?特に組織外にメールを送信する場合、場合によっては組織の重要な情報を漏らしてしまったり、先方に失礼になってしまったりすることがあるため大事を期したいところです。

Outlook クライアントを利用している場合は、仕分けルールを使って Exchange の遅延送信を設定することができます。たいていの場合、送信ボタンを押した後すぐに間違えに気づくため、1 分から数分くらいの遅延を設定しておけばほとんどの事故は防げるでしょう。これは、エンドユーザーが個別に設定します。

 

設定方法は以下の通りです。

1. 自動仕分けウィザードを起動します。 [送信メッセージにルールを適用する] を選択して [次へ] ボタンをクリックします。

 

2. 次の画面では、そのまま [次へ] ボタンをクリックします。

 

3. すべてのメッセージにルールが適用されることを確認して [はい] ボタンをクリックします。

 

4. [指定した時間 分後に配信する]をチェックして、下のボックスの [指定した時間]リンクをクリックします。

 

5. 配信時間に数字を指定します。時間は分単位で指定します。

 

6. [次へ] ボタンをクリックします。

 

7. 次のステップはそのまま [次へ] ボタンをクリックします。

 

8. ルールに適切な名前を付け、ルールの内容が間違っていないことを確認したら [完了] ボタンをクリックします。

 

この設定を行って、安全なメール送信を行うようにしましょう!


Office 365 に標準装備されている電子メールの誤送信防止機能 5 点

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

巷では昨今、情報漏えいやその代償について大きく話題となっています。いったん情報漏えいをしてしまうと企業はとても大きな代償を払わなければなりません。過去の事例を見るとその値段は漏えいした内容によって様々ですが、1 件当たり 500 円とも 1 万円とも言われています。場合によっては 1 件当たり数万円の代償を支払っているケースもあるようです。漏えいの原因としてはハッキングや内部犯行、盗難などもありますが、一般的にその割合は合計で 20% 未満、圧倒的に多いのは管理ミスや操作ミスといわれています。その中でも、メールの誤送信については対策を講じておく必要があります。Office 365 では標準で様々な誤送信対策を講じることができます。Exchange Online 導入の際は、以下の 5 つの設定を行っておくとよいでしょう。

 

1. メールヒント

メールヒントは、あらゆるプランの Exchange Online や Office 365 のメールで Outlook Web App または Outlook 2010 以上の Outlook クライアントを組み合わせて利用する場合に利用可能です。

組織外の受信者を To/CC に指定すると警告を表示します。この動作は既定の構成で利用できます。

   

 

2. 遅延送信

Outlook を利用している場合は、仕分けルールを使って Exchange の遅延送信を設定することができます。たいていの場合、送信ボタンを押した後すぐに間違えに気づくため、1 分から数分くらいの遅延を設定しておけばほとんどの事故は防げるでしょう。これは、エンドユーザーが個別に設定します。

 

この設定を行うと、送信ボタンをクリック後、指定した時間だけメールが送信トレイに滞留し、その後本当に送信されます。設定方法の詳細については、ブログ記事「Outlook で Exchange Online メールの遅延送信オプションを設定する」を参照してください。

 

3. トランスポートルール

トランスポートルールは、管理者がサービス側で特定の条件に応じてメールフローを制御する仕組みです。Office 365 Midsize Business/Enterprise/Education に含まれるメール機能であれば、管理画面で設定することができます。ここでは、トランスポートルールを使って情報漏えいを防ぐために便利な仕組みをいくつかご紹介します。

尚、いずれの場合も設定は Exchange 管理ポータルの [メールフロー]-[ルール]から [新しいルールの作成...] を選択します。ダイアログボックスの [その他のオプション]をクリックして、すべてのオプションを表示するようにしてください。

 

[このルールを適用する条件] では、[受信者...] [外部/内部である] を選択します。

 

受信者の場所として [組織外] を選択して [OK] ボタンをクリックします。これで、ルールの適用条件として、受信者が組織外にいる場合であることが設定されました。

 

3-1: 組織外へのメールを禁止する

まず、極端な例としてすべての組織外へのメールをブロックし、不達メッセージ (NDR) を返す例を見てみましょう。クラウドメールであっても、完全に組織内だけでの利用に限定することも可能です。

 

この設定では、適用条件に受信者が組織外であることを設定したうえで、実行する処理として [メッセージをブロックする...] [メッセージを拒否してその説明を含める] を選択します。

 

[テキストの入力] リンクをクリックして、その理由を簡単に記載して [OK] ボタンをクリックします。

 

このようにして作成されたルールを適用すると、組織内のエンドユーザーから組織外のアドレスに送ったメールはすべて以下のような不達メッセージが返されブロックされます。 

 

同様に、送信者が組織外の場合にもメッセージを拒否 (NDR を返さないようにすることもできる) するように設定すれば、組織内 -> 組織外への送信、および組織外 -> 組織内への送信の両方がブロックされるため、メール機能を完全に組織内だけで運用することが可能になります。

 

3-2: 組織外へメールをする時は上司の承認を得るようにする

もう少し現実的な運用として、組織外にメールをする際には必ず上司の承認を得るようにルールを設定することができます。実行する処理として [メッセージを転送して承認を受ける...] [宛先が送信者の上司] を選択します。

 

 

これを設定すると、組織外にメールを送信すると、送信者の上司に自動的に以下のようなメールが配信されます。上司はこのメールを見て、[承認] または [拒否] の判断を行うことができます。 

  

 

承認者が拒否をすると、送信者には以下のような NDR が送信されます。

 

承認者は上司のほかに特定の宛先に設定することもできます。また、承認をする代わりに、上司を自動的にCCに加えて送信するなどの処理をすることも可能です。 

 

3-3: 組織外へのメールに免責事項をつける

組織外に送信されるすべてのメールに自動的に免責事項をつけることができます。実行する処理として [メッセージに免責事項を追加する...] [免責事項の追加] を選択します。

 

 

免責事項を指定するときには、HTML タグも含めて指定します。テキストメッセージが送信される際には、タグが削除された状態で付加されます。

  

 

万が一、免責事項が付加できない状況の場合にアクションを選ぶことができます。

 

この状態で組織外にメールを送信すると、受信したメッセージには、以下のように免責事項が自動的に付加されています。

 

4. データ損失保護 (DLP)

データ損失保護はトランスポートルールの機能拡張で、個人情報等の機密情報をトランスポートルールで検出できるようにする仕組みです。トランスポートルールで機密情報の検出を適用条件として利用できるようになることで、情報漏えい対策の幅を広げることができます。この機能は Exchange Online プラン 2 のライセンスが必要です。つまり Office 365 Enterprise E3/E4 または Office 365 Education A3/A4 またはこれらに対応する単体サービスが含まれているライセンスが必要です。

 

機密情報の検出は、ルールの適用条件で [メッセージ...] [機密情報を含む] を選択します。 

 

機密情報の内容としては、各国のいろいろな��ターンがテンプレートとして登録されています。これらのテンプレートは Exchange 管理ポータルでカスタマイズすることも可能です。

 

また、ルール適用条件が [機密情報を含む] になっている場合、実行する処理に [ポリシーヒントを利用して送信者に通知する]を選択することができます。

 

通知の後のアクションも様々な方法を選択することが可能です。

 

また、同時にインシデントレポートを生成することも可能です。

 

5. Office 365 Message Encryption

Message Encryption は、組織内で利用される Information Rights Management (IRM) の技術を組織外でも利用できるよう拡張した機能です。この機能を利用することで、メールを受信者まで暗号化して配信することができます。閲覧には認証が必要なため、意図した受信者のみが暗号化されたメッセージを表示できることが保証されます。利用には、Azure Rights Management ライセンスが含まれるサービス、つまり Office 365 Enterprise E3/E4、Office 365 Education A3/A4 または Azure Rights Management 単体、および Enterprise Mobility Suite のライセンスを持っているユーザーが利用することができます。

 

下の図は、暗号化プロセスにおける電子メール メッセージの流れをまとめたものです。

1. Exchange Online ユーザーが受信者にメッセージを送信します。
2. メッセージは、暗号化の条件を規定した管理者定義のルールに基づいてフィルターされます。
3. Office 365 組織のテナント キーがアクセスされ、メッセージが暗号化されます。
4. 暗号化されたメッセージが受信者の受信トレイに配信されます。
5. 受信者は、HTML 添付ファイルを開いて、Office 365 暗号化ポータルに接続します。
6. 受信者は、Microsoft アカウントまたは Office 365 組織アカウントを使用して認証します。
7. Office 365 組織のテナント キーがアクセスされ、メッセージから暗号化が解除されて、ユーザーに復号化されたメッセージが表示されます。

 

Message Encryption は、トランスポートルールによって条件設定で自動適用するように設定します。

 

Message Encryption で暗号化されたメールは、受信者側では以下のように受信されます。メールに はHTML 添付ファイルが追加されています。受信者はこの添付ファイルを使用して暗号化ポータルにサインインし、暗号化されたメッセージを表示します。電子メール メッセージには、次の例に示すように、暗号化されたメッセージを表示するための手順が記載されています。

 

受信者は、この HTML 添付ファイルを使ってポータルにサインインして、メールを読むことができます。以下が、メール本文を表示している例です。サインインした受信者がポータルで操作を行わない時間が 15 分経過すると、受信者は自動的にサインアウトされて、タイムアウト ページが表示されます。

 

受信者側の組織も Office 365 を利用している場合、Message Encryption を解除するトランスポートルールを適用して、通常のメールのように送受信することも可能です。

SharePoint Online の管理インターフェイスの簡素化と新しいコントロールの追加

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Midsize Business 
 

(この記事は 2014 年 8 月 1 日に  Office Blogs に投稿された記事 SharePoint Online simplifies admin interface plus adds new controls over user experienceの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、SharePoint マーケティング チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Mark Kashman (@mkashman) の記事をご紹介します。

 

重要な事柄、つまり現時点で取り掛かっているタスクに焦点を当てていますが、そのタスクが変われば、また焦点を当て直す必要があります。Office 365 の管理を簡素化する取り組みは現在も進行中であり、今回は SharePoint Online 管理センターの簡素化に焦点を当てます。マイクロソフトの目標は、SharePoint の管理を専門としない管理者の皆様がサービスをより簡単に管理できるようにすること、また、最も一般的に使用されるコントロールを利用可能な状態に維持することです。

 

Office 365 および SharePoint Online の新機能により、次の処理が可能になりました。

  • SharePoint Online 管理インターフェイスの簡易表示と詳細表示を切り替える
  • ユーザーの Office 365 トップ ナビゲーション バーに表示する項目を制御する
  • 社内環境からの SharePoint 2013 ワークフローの使用をブロックする

では、サービス管理の効率化に役立つこれらの新機能について詳しく説明しましょう。

SharePoint Online 管理インターフェイスの簡易表示と詳細表示を切り替える

クラウド コンピューティングの利用開始は、お客様に共通するごく基本的なシナリオです。このため、もっとシンプルに利用を開始できるように改良しました。各種 SharePoint ワークロードを順次導入する段階的アプローチを採用すれば、その時点で必要なもののみが表示されます。利用開始時などのシナリオに対応するために、SharePoint Online では [Use Simple] と [Use Advanced] のいずれかを選択することで、現在の用途に最適な管理インターフェイスを利用できるようになりました。

 

簡易表示のインターフェイスには、サイト コレクション管理、ユーザー プロフィール管理、外部共有のメイン設定、Information Rights Management など、最も一般的なシナリオで使用される基本的なオプションが表示されます。簡易モードでは、他の管理コントロールのタブは表示されません。一方、詳細表示のインターフェイスを選択すると、サイト コレクション、ユーザー プロフィール、設定だけでなく、Business Connectivity Services (BCS)、用語ストア、Secure Store など、SharePoint Online のすべての管理機能を利用できます。

 

最小限のコントロールを表示するか、すべてのコントロールを表示するかを選ぶことができるのです。管理者自身とその企業にとって適したインターフェイスを選択することで、全体的な管理エクスペリエンスを簡素化できます。

 

SharePoint Online 管理センターの詳細設定モードでは、管理インターフェイスの表示を [Use Simple] と [Use Advanced] から選択できます (上図では [Use Simple] を選択)。

 

SharePoint Online 管理センターの簡易モードでは、左側のナビゲーションにサイト コレクション、ユーザー プロフィール、設定のみが表示されます。

ユーザーの Office 365 トップ ナビゲーション バーに表示する項目を制御する

引き続き、段階的アプローチのシナリオを考えてみましょう。このアプローチを使用する場合は、他の方法でも管理インターフェイスを簡素化できます。たとえば、Office 365 のトップ ナビゲーション バーの要素について表示/非表示を制御する方法です。管理者は、ユーザーのグローバル トップ ナビゲーション バーに含まれる [OneDrive for Business]、[Yammer] (または [Newsfeed])、[Sites] の表示と非表示を切り替えられるようになりました。つまり、ユーザーに表示する内容は、ユーザー ライセンスの種類によって決定されるのではなく、企業ポリシーに合わせて選択することができるのです。

 

以下の 2 つのスクリーンショットは、Exchange Online のメールと予定表を既に利用している企業が、今度はユーザーのすべての作業ファイルを一元的に保存できる OneDrive for Business の利用を開始したというシナリオに沿ってご用意しました。1 つめのスクリーンショットは、SharePoint Online の管理者が管理センターの設定画面で [Yammer/Newsfeed] と [Sites] について [Hide] をオンにしたところです。[OK]をクリックすると、2 つめのスクリーンショットのように、ユーザーのグローバル トップ ナビゲーション バーにこれらの要素が表示されなくなります。これにより、ユーザーは OneDrive for Business の使用方法を習得し、導入を進めることに集中できます。後日、エンタープライズ ソーシャルの確立またはチーム サイトの共同作業を開始するときになったら、数回の簡単なクリック操作でこれらの要素を再表示することができます。

 

管理者は、ユーザーのトップ ナビゲーション バーに表示する要素と非表示にする要素を選択できます。このスクリーンショットでは、ユーザーが OneDrive for Business に集中できるように、[Yammer/Newsfeed] と [Sites] を非表示にしています。

 

管理センターで [Yammer/Newsfeed] と [Sites] を非表示にすると、この OneDrive for Business のスクリーンショットに示すように、ユーザーの Office 365 のグローバル トップ ナビゲーション バーにこれらの要素が表示されなくなります。

 

Office 365 ナビゲーション バーのカスタマイズ方法の詳細については、こちらのページをご覧ください。

社内環境からの SharePoint 2013 ワークフローの使用をブロックする

お客様によっては、企業の特定のガバナンス ポリシーに制限されているために、社内で一部のサービスを利用できない場合があります。Office 365 では、Office 365 内でサービスが実行されるタイミングと、サービスが他のサービスに接続するタイミングについて、透明性の向上を続けています。今回、既定では Microsoft Azure に発行され、Microsoft Azure から実行される SharePoint 2013 ワークフローの使用をブロックできるようになりました。以前は、すべてのプレビュー機能を一括で有効または無効にすることしかできませんでした。今回の変更により、特定の機能をよりきめ細かく制御できます。

 

SharePoint Online ワークフローを SharePoint Designer 2013 から管理する場合、[Block SharePoint 2013 workflows] を選択すると、ユーザーは新しいワークフローを作成できなくなります。また、以前に SharePoint 2013 ワークフローを発行していた場合、そのワークフローは SharePoint Designer 2013 に表示されなくなるほか、Web インターフェイスにも表示されなくなります。注: SharePoint 2010 ワークフローは、既定で Microsoft Azure ではなく SharePoint Online に発行されるため、この機能では SharePoint 2010 ワークフローの発行または実行はブロックされません。

 

SharePoint Online 管理センターの [settings] タブの下部で、[Block SharePoint 2013 workflows] を選択できます。

サービスの最新情報を入手する

常に最先端の情報を把握しておくことは非常に重要です。新しい Office 365 ロードマップ (英語)では、イノベーションに関する今後の予定について公開しています。ここでは、発表されたばかりの重要なニュースをどなたでも確認することができます。また、Office 365 管理センターにアクセスし、[service settings]> [updates]をクリックして、[First Release] をオンに設定すると、最新情報を受信できます。メッセージ センターには、発生した問題や発生する可能性のある問題に関するメッセージなどと共に、今後の予定に関するメッセージが配信されます。これに目を通しておけば、チームで集まったときに最新情報を共有することができるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

–Mark Kashman

よく寄せられる質問

Q: 今回強化された SharePoint Online 管理センターの機能は、Office 365 のどのプランで利用できますか。

A: SharePoint Online 管理センターが含まれるすべてのプランで新しい管理コントロールを利用できます。Office 365 Enterprise E1/E3/E4、Office 365 Education A2/A3/A4、政府機関向け Office 365 Enterprise E1/E3/E4、Office 365 Midsize Business の各プランが対象となります。

 

Q: 今回発表された機能は Office365 Dedicated の加入者も利用できますか。

A: いいえ。Office 365 Dedicated プランは、独立した別のインフラストラクチャで管理され、お客様が利用できる管理方法が異なるため、今回の発表内容は適用されません。

Office 365 API Tools for Visual Studio 2013 - 2014 年夏の更新版を公開

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2014 年 8 月 5 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 API tool for Visual Studio 2013 – summer updateの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Visual Studio のプログラム マネージャーを務める Chakkaradeep Chandran の記事をご紹介します。

この記事では、Office 365 API Tools for Visual Studio 2013 (英語)の更新版のリリースについてお伝えします。このツールには、.NET アプリケーション用の Office 365 API クライアント ライブラリと、マルチデバイス ハイブリッド アプリケーション用の JavaScript が含まれています。今回の更新版では、前回のリリース (英語)に寄せられた主なフィードバックに対応し、バグを修正しました。

ツールの更新

更新版ご使用の流れ

Office 365 API をプロジェクトに追加するため、ツールを最初に起動すると、[Register your app] リンクが表示されます。このリンクから、Microsoft Azure Active Directory (AAD) に新しいアプリケーションを登録することができます。

 

リンクをクリックし、Office 365 の資格情報を入力して、サインインします。サインインに成功すると、プロジェクトに追加できる Office 365 サービスが一覧表示されます。

 

ASP.NET Web アプリケーション プロジェクトでリダイレクト URI の管理をサポート

以前は、ステージングやテストの目的で Web アプリケーション プロジェクトを Web サーバーに発行すると、URL が認識されないというエラーが表示され、AAD でアプリケーションを認証することができませんでした。今回の更新で、Web アプリケーション プロジェクトのツールにリダイレクト URI を直接指定できるようになりました。このため、テスト用サイトの URL を簡単に追加できます。ただし、アプリケーションを運用環境にプッシュするには、別途 AAD エントリを作成する必要があります。

 

リダイレクト URI の詳細については、ツールの [authentication response]リンクをクリックするか、こちらのページ (英語)をご覧ください。

 

Visual Studio の出力ウィンドウに表示されるステータス メッセージを記録

Visual Studio の出力ウィンドウに表示されるメッセージがログに記録されるようになり、プロジェクトに Office 365 サービスを追加した後の変更点を確認しやすくなりました。

 

Visual Studio での Windows Phone 8.1 プロジェクトのサポート

今回の更新では、Office 365 API Tools を使用して、Windows Phone 8.1 プロジェクトを Azure Active Directory アプリケーションと関連付けることが可能になりました。

この関連付けを行うと、Windows Phone 8.1 プロジェクトに次の変更が加えられます。

  1. Windows Phone プロジェクトで使用する Azure Active Directory アプリケーションが Microsoft Azure に登録されます。

  2. Microsoft Azure Active Directory Authentication Library (ADAL) という NuGet パッケージがプロジェクトに追加されます。

Windows Phone 8.1 プロジェクトでの Office 365 API クライアント ライブラリのサポートについては、現在準備中です。現時点では、ツールを使用して Azure Active Directory アプリケーションを登録し、Office 365 サービスと Windows Phone プロジェクトに必要な権限を設定することが可能です。

Windows Phone 8.1 プロジェクトから Office 365 API を認証し、呼び出す方法については、Office 365 API クライアント ライブラリのセクションをご覧ください。

Office 365 API クライアント ライブラリ

今回の更新では、Office 365 API クライアント ライブラリにいくつかの変更が実施され、また、新機能が追加されます。

 

Office 365 API 認証ライブラリの変更

前回のリリースには、Active Directory Authentication Library (ADAL) の上位に構築された Office 365 API 認証ライブラリの初期リリースが含まれていました。今回、お客様からのフィードバックに基づいて、Office 365 API 認証ライブラリと ADAL の相互運用性を向上させ、Office 365 API 認証ライブラリを他の Azure ベースのサービスでも使用できるようにしました。

注: 今回の更新では、Office 365 API での認証に必要なコードに重大な変更が加えられました。Office 365 API Tools はまだプレビュー版であるため、なるべく重大な変更は加えないようにしていますが、今回は開発者の皆様から多数のフィードバックが届いたため、正式リリースの前に変更を加えるに値すると判断しました。

Xamarin ベースでないアプリケーションの新しい認証フローは以下のとおりです (Xamarin ベースのアプリケーションでは、前回ご紹介したフローを引き続きご利用ください)。

  1. Office 365 Discovery Context を作成します。

    DiscoveryContext discoveryContext = await DiscoveryContext.CreateAsync();

  2. リソース ID または Discovery Service を使用して認証を実行します。

    リソース ID を使用する場合

    ResourceDiscoveryResult dcr =

        await discoveryContext.DiscoverResourceAsync(ServiceResourceId);

     Discovery Service を使用する場合

    CapabilityDiscoveryResult dcr =

        await discoveryContext.DiscoverCapabilityAsync(“Contacts”);

  3. クライアント オブジェクトを作成し、代理人に渡して、アクセス トークンを受け取ります。

    Func<Task<String>> getAccessToken = async () =>

    {

        UserIdentifier userId = newUserIdentifier(dcr.UserId, UserIdentifierType.UniqueId);

        string clientId = discoveryContext.AppIdentity.ClientId;

        AuthenticationResult authResult = await discoveryContext.AuthenticationContext.AcquireTokenSilentAsync(ServiceResourceId, clientId, userId);

        return authResult.AccessToken;

    };

    ExchangeClient exchangeClient = newExchangeClient(ServiceEndpointUri, getAccessToken);

 

マルチデバイス ハイブリッド Cordova アプリケーションの更新

  1. Office 365 API Tools によってインストールされたファイルを、より直観的なフォルダー構造で管理できます。

     

  2. SharePoint のファイルのサポートも追加されています。SharePoint のファイルのサポートに伴い、Office 365 Discovery Service のサポートが提供されます。このため、ログイン ユーザーの SharePoint サービス エンドポイントを簡単に見つけることができます。たとえば、以下のコード サンプルは、ユーザーを認証し、このユーザーの SharePoint サービス エンドポイントを探索して、SharePoint ファイル サービスからユーザーのファイルとフォルダーを取得します。

     

        getCapability(capabilities: O365Discovery.ServiceCapability[],

                      capability: String): O365Discovery.ServiceCapability {

            var result;

            capabilities.forEach((serviceCapability, index, array) => {

                if (serviceCapability.capability === capability) {

                    result = serviceCapability;

                }

            });

            return result;

        }

        getFiles() {

            var authContext = new O365Auth.Context();

            var discoveryContext = new O365Discovery.Context();

            discoveryContext.services(authContext.getAccessTokenFn(‘Microsoft.SharePoint’)).

    Then (value => {

                    var capability = this.getCapability(value, ‘MyFiles’),

                        sharePoint = new MS.SharePointClient(capability.endpointUri,

                                        authContext.getAccessTokenFn(capability.resourceId));

                    sharePoint.files.getFileSystemItems().fetch().then(

                        value => {

                            value.currentPage.forEach((fileOrFolder, index, array) => {

                                // process file or folder…

                            });

                        }, error => {

                            // process error…

                        });

                }, error => {

                    // process error…

                });

        }

Windows ストア、Windows フォーム、Web、および Xamarin アプリケーション

お客様からのフィードバックに基づいて、クライアント ライブラリのバグを修正しました。Windows ストア、Windows フォーム、および Web アプリケーションの認証フローがリファクタリングされ、開発者が探索と認証の結果をより細かく制御できるようになりました。

 

Windows Phone 8.1 アプリ

Windows Phone 8.1 でのクライアント ライブラリのサポートは現在準備中ですが、Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用して Office 365 サービス エンドポイントを利用できます。Office 365 API を使用できるように Windows Phone 8.1 アプリケーションを設定すると、プロジェクトに ADAL の参照が追加されます。GitHub.com の Azure AD Windows Phone 8.1 サンプル (英語)にサンプル コードがあります (このサイトでは、その他の Azure AD サンプル (英語)も多数提供しています)。サービスを http レベルで操作するには、ガイダンスのサンプルを使用して Azure AD で認証を行い、ADAL から認証トークンを受け取ったら、次のコードを使って http ヘッダーに追加します。

 

String accessToken = “The access token that ADAL provides.”;

HttpClient client = newHttpClient();

HttpRequestMessage request =

newHttpRequestMessage(HttpMethod.Get, new Uri(“https://outlook.office365.com/ews/odata/Me/Inbox“));

request.Headers.Authorization = newAuthenticationHeaderValue(“Bearer”, accessToken);

var response = await client.SendAsync(request);

 

最新版のインストール

最新版をインストールするには、次の手順に従います。

  • ダウンロードの完了後、VSIX ファイルを開いてセットアップを開始します。

ツールの更新が完了したら、Office 365 API Tools を呼び出します。ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックして、[Add]、[Connected Service] の順に選択します。

 

新規プロジェクトの場合、最新のツールをインストールすると、自動的に最新の Office 365 API クライアント ライブラリを利用できます。以前のバージョンのライブラリを使用した既存プロジェクトの場合、次の手順に従って手動でライブラリを更新します。

  1. Visual Studio でプロジェクトを右クリックして、[Manage NuGet Packages]を選択します。

  2. 左側のウィンドウで [Updates] を選択します。

  3. [Updates] リストで [Include Prerelease]を選択します。
    インストール可能な Office 365 API クライアント ライブラリの更新プログラムが表示されます。

  4. Office 365 API クライアント ライブラリごとに、[Update] をクリックして最新版のライブラリに更新します。

 

機能に関するご要望がございましたら、UserVoice (英語)に投稿をお願いいたします。

ご不明な点については、StackOverflow (英語)で [Office365] と [API] のタグを付けてお問い合わせください。

Yammer Office 365 Developer Network (英語)でも Office 365 チームに問い合わせることができます。

Channel 9 では、マイクロソフトの Beth Massi (@BethMassi) が「Office 365 API Tools for Visual Studio – Xamarin を使用した Office 365 Android アプリの開発 (英語)」のビデオを公開しています。

ツールと API に関する貴重なご意見、ご感想 (英語)をお待ちしております。

 

—Chakkaradeep Chandran

Power Map に更新を実施 - 7 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

(この記事は 2014 年 7 月 16 日に Power BI に投稿された記事 Power Map July Updateの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

6 月の更新は、タッチ デバイスでの地図の操作を改良するなど、Power Map の品質向上に主眼を置いたものでした。これでタッチ操作の感触はよりスムーズで滑らかになり、予測したとおりに動作するようになりました。また、皆様からのご意見を取り入れ、安定性も向上させました。エラーのレポートをお寄せくださった方々に感謝いたします。

7 月の更新では、「自動更新」と呼ばれる新機能が追加されました。この機能は、5 月に追加されたツアーを繰り返し再生する機能を改良したもので、ツアーの再生中に 10 分ごとに最新の更新情報をユーザーのデータにプルします。ツアーを繰り返し再生する機能と併せて使用することで、ほぼリアルタイムに Power Map でイベントをモニタリングできます。この新機能によって Power Map の可能性が広がりました。皆様にもご満足いただけることを願っています。

 

自動更新機能を有効にするには、まずツアーを繰り返し再生する機能を有効にします。

 

次に、ツアーの再生中に […] ボタンを押して、新しいツアー オプションのメニューを表示します。

 

メニューの [Automatic refresh] オプションをクリックして [on] にします。

 

この機能にご満足いただけましたら、アプリの [Send a Smile] から活用方法をお知らせいただければ幸いです。Power Map が皆様にご活用いただけることを願っています。今後も大幅な更新が予定されていますので、月例更新にご期待ください。

Power Query に 6 つの更新を実施 - 2014 年 7 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

(この記事は 2014 年 7 月 16 日に Power BI に投稿された記事 Power Map July Updateの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

記事の内容

Power Query の更新版のダウンロード

クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上

クエリ グループ

エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

クエリ エディターに変換機能を追加

オプション ダイアログ

更新通知

 

Power Query の 2014 年 7 月更新版がリリースされました。更新版はこちらのページからダウンロードできます。

今回も多数の新機能が追加されました。ぜひ次の動画をご覧になるか、この記事をお読みください。この更新が皆様にご満足いただけるものでありますと幸いです。

 

今回のリリースでは、下記の新機能を追加しました。

  • クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上
  • クエリ グループ

  • エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

  • クエリ エディターに変換機能を追加
    • 列内のエラーの置換
    • 単一の列に基づいて数式操作を定義するユーザー エクスペリエンス
  • オプション ダイアログ: 既定の設定の復元、キャッシュ管理に役立つヒント
  • 更新通知: 月例更新 1 回につき最大 3 回、1 日最大 1 回に表示回数を制限

クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上

これまで Power Query に対するご意見として、ワークブックにクエリを読み込む方法および読み込む場所を制御するオプションを追加してほしいという声を非常に多く頂いていました。今回の更新では、新たに読み込みオプションのダイアログを導入し、クエリの読み込み方法をカスタマイズできるようにしました。クエリをワークシートとデータ モデルのどちらに読み込むかの制御に加え、新規ワークシートではなく既存のワークシートに読み込むオプションが利用可能になりました。また、クエリの読み込みを無効化する方法 (または結果をダウンロードせず「接続の作成のみ」を行う方法) がわかりやすくなりました。なお、これまではワークシートへの読み込み、またはデータ モデルへの読み込みの無効化のみが可能でした。

 

クエリの読み込み方法に関する新しいオプションの他に、ユーザーがワークブックにクエリを読み込み可能なすべての場所からこれらのオプションにアクセスできるようにしてほしいというご意見も寄せられていました。この問題を解決するために、今回の更新で次のエントリ ポイントが追加されています。

 

•検索結果から

 

•[Navigator] ウィンドウから

 

•クエリ エディターから

 

•[Workbook Queries] ウィンドウ、およびコンテキストに応じてリボンに表示される [Query] タブから (クエリエディターに戻らなくても既存のクエリの読み込みオプションを再構成できます)

 

クエリグループ

クエリ グループは今回の更新で導入された新しい概念です。特定のワークブック内でクエリを整理する際に役立ち、また、グループに含まれるすべてのクエリに対して更新などの一括操作を実行できます。これまでは、Power Query の [Workbook Queries] ウィンドウでクエリを整理するための機能は、クエリをリスト内で上下に移動させる機能を中心とする数種類しかありませんでした。

今回の更新では、CTRL キーを押しながらクリックすることで複数のクエリを選択してカスタム グループに移動できるようになりました。ユーザーは、ワークブックで必要な数だけグループを定義でき、また、グループ内にもグループを作成できるので、組織の階層を詳細に作成することが可能です。この機能により、ワークブック内でクエリの整理や分類ができるようになります。さらに、各グループのエントリのコンテキスト メニューを使用して、グループ内のすべてにクエリに一括操作を適用することができます。

 

エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

前回の Power Query の更新時には、クエリに対する [Remove Rows With Errors] と [Keep Rows With Errors] の変換機能がクエリ エディターに導入されました。この 2 つの機能は、エラーが発生しているすべての行を破棄したり、最終結果にエラーが発生している行のみに絞り込んだりする場合に便利ですが、コンテキストに応じてエラーを確認し、そのエラーが発生している行を結果から把握する場合にはあまり有用ではありません。他に、ワークブックにクエリを読み込んだ後は [Workbook Queries] ウィンドウが利用できます。ここでは行の総数とエラー数が表示されますが、このウィンドウでエラーをプレビューすることはあまり容易ではありません。

今回の更新では、[Number of rows with Errors] インジケーターがハイパーリンクに変更されました。ユーザーはこのハイパーリンクから、エラーの発生している列のプレビューを表示し、すぐに確認して対応できます。このプレビューには行インデックスも導入され、どこでエラーが発生しているかを把握しやすくなっています。

 

 

エラーの置換

エラーが発生している行を無視するのではなく、エラーの値を列の既定の値で置換することで、データ内のエラーを解決できる場合があります。このような場合に備えて、クエリ エディターの [Transform] タブに新たに [Replace Errors] 操作が導入されました。このオプションでは、選択した列について、エラーを置換する値をたずねるダイアログが表示されます。

 

単一の列に基づいて数式操作を定義するユーザーエクスペリエンス

皆様は、異なる列を参照する列を新たにクエリに追加し、その列に数式操作を適用する必要があるという場面にたびたび遭遇しているのではないでしょうか。前回の更新では [Add Column] タブが追加され、1 つまたは複数の既存の列に基づいて新しい列を作成するための操作を数種類使用できるようになりました。ただし、これには標準的な数式操作 (加減乗除など) で、演算に使用する値として 1 つめと 2 つめの 2 列を選択する必要があるという制限がありました。

今回の更新では、1 列のみを選択し、その列に対して数式操作を使用できるようにしました。ダイアログで演算に使用する 2 つめの値を要求され、選択した数式計算が適用された結果がクエリに新しい列として追加されます。この機能は、[Add Column] タブの [From Number] グループにある [Standard] ドロップダウン メニューのすべての操作で利用できます。

オプションダイアログで、既定の設定の復元オプション、キャッシュ管理に役立つヒントを提供

前回と前々回の更新内容を把握している方は、[Custom Default Load Settings] と [Cache Management] という新しいオプションが導入されたことを既にご存知かと思います。これにより オプション ダイアログでの選択の幅が大きく広がりましたが、Power Query の設定を簡単に既定に「リセット」することはできませんでした。そこで今回、この操作を簡単に実行できるようにしました。

また、[Restore Defaults] ボタンが新たに追加されただけなく、前回の更新で導入されたキャッシュ管理オプションの使用方法を説明するヒントが表示されるようになりました。

 

更新通知機能の強化

既にご存知のとおり、Power Query にはユーザーに毎月の更新をお知らせする更新通知機能があります。この通知は、更新が利用できるようになると Excel を起動するたびにシステム トレイに表示されます。しかし、一部のユーザーは、この更新をインストールする権限がないため、システム管理者に更新を実施するように通知して、更新されるまでに数日から数週間は待たなければならない場合があるようです。このような状況で Excel を起動するたびに更新通知が表示されては、わずらわしく感じてしまうでしょう。

今回の更新では、更新通知が表示される回数を 1 回の更新あたり最大で 3 回 (つまり 1 か月あたり最大 3 回) に制限し、さらに 1 日あたりの表示回数も 1 回のみに制限しました。このように、ユーザーに更新を通知するという目的を果たしつつ、必要以上に更新通知が表示されないようにすれば、うまくバランスがとれると思います。

今回の更新についての説明は以上です。Power Query の新機能が、皆様のお役に立てるようでしたら幸いです。Power Query に関するご意見やご質問がございましたら、お気軽にフォーラムまでご投稿ください。また、ご満足いただけた点やご不満な点についての電子メールもお待ちしております。

 

Power Query と Power BI の関連記事へのリンクをご紹介しますので、こちらもご参照ください。

Office 365 の新機能まとめ 2014 年 7 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2014 年 8 月 1 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new: July 2014の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

7 月は、モバイル アプリケーションの分野においても、管理者向けの分野においても、忙しい月でした。OneNote は、Mac OS X、iPhone、iPad、Android 向けのバージョンが引き続き更新されています。管理者が管理できるパブリック フォルダーの数は 10 倍になり、また、Office 365 サービスの最新情報を随時入手できる新しいツールが追加されました。Power BI、Power Map、Power Query も更新されています。ご興味のある新機能について、ぜひ皆様のコメントをお寄せください。先月の新機能に関する記事をまだお読みでない方は、「Office 365 の新機能まとめ 2014 年 6 月」をご覧ください。

企業向け Office 365 の更新情報*

ドキュメント共同作業を容易に - Office Online を使用して、Outlook Web App から直接、メールに添付されたファイルを開いたり、編集したりできるようになりました。新しいサイドバイサイド ビューでは、画面の右側にメールのスレッドが表示されるので、返信メッセージの作成から、添付ファイルの編集、編集済みファイルの送信まで、すべて Outlook Web App 内で行うことができます。

パブリックフォルダー数の上限が 10 倍に - フォルダー数の上限を 100,000 に拡大します。これは、Exchange サービスの制限に関するページに記載されている従来の上限の 10 倍にあたります。結果として、これまでより大きな既存パブリック フォルダーの階層の移行が可能となり、Office 365 の機能をさらに活用できます。

OneNote for Mac および iOS が装いを新たに、職場や学校での利便性が向上 - OneNote for Mac、OneNote for iPad、OneNote for iPhone に以下の 4 つの重要な更新が実施されました。

  1. Office 365 の SharePoint Online または OneDrive for Business 上に保存されている仕事/学校用ノートブックに、Mac iPad からアクセスする機能を追加

  2. ノートブックのページに PDF などのファイルを表示/挿入する機能を追加

  3. パスワードで保護されたセクションを表示する機能を追加

  4. ノートの整理、コンテンツの取り込み、ノートの共有に関する機能を強化

新しい Office 365 管理ツール - Office 365 管理者の皆様が、より多様な方法で Office 365 サービスの最新情報を入手できるようになりました。具体的にはまず、Office 365 Management Pack をインポートすることで、Microsoft System Center で Office 365 サービスについての通知を受信できます。また、Office 365 Service Communications API により、Office 365 サービスの通知を監視システムやツールに統合できるようになります。

Exchange Server 2013 のハイブリッド展開に関する重要な更新プログラムを公開 - 重要な更新プログラムが公開され、ハイブリッド構成ウィザード (HCW) を使用して Microsoft Exchange Server 2013 で新しいハイブリッド展開を作成または既存のハイブリッド展開を管理する際に発生していた問題を解決できるようになりました。

Power Map: 7 月の更新について - 「自動更新」と呼ばれる新しい機能を追加します。これは、5 月に追加されたツアーを繰り返し再生する機能を改良する機能です。ツアーを再生している間、10 分おきに最新の更新情報を取得します。ツアーを繰り返し再生する機能と併せて使用することで、ほぼリアルタイムでイベントをモニタリングすることができます。

Power BI の最新情報: クラウドモデリングに関する Q&A (英語) - 新しいクラウド モデリングに関する新しい用語を定義し、疑問に思っている点を解消することができます。

Power Query: 6 つの更新を実施 - 今回のリリースでは、以下の新機能を追加しました。

    • 柔軟になったクエリ読み込みオプション
    • クエリ グループ
    • エラーのデバッグ エクスペリエンスの改善
    • クエリ エディターでの変換機能の追加
      • 列内のエラーの置換
      • 単一の列に基づいて演算操作を定義するユーザー エクスペリエンス
    • オプション ダイアログ ([Restore Defaults & Tips for Cache Management])
    • 更新通知 (更新 1 件につき最大 3 回、1 日最大 1 回の通知を受信)

開発者向けの Office 365 の更新情報

Office 365 Development Patterns & Practices を公開 (英語) - Office 365 Development Patterns & Practices チームは、GitHub.com/OfficeDev (英語)に新しいオープン ソース リポジトリを追加しました。

機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントでこれらの更新機能をご利用いただけるようになるまでには時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

-- Andy O'Donald (@andyodonald)

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*注意: すべての更新が全 Office 365 プランに適用されるわけではありません。詳しい情報については、個別のブログ記事をご確認ください。

Office 365 サービスの説明が更新されています。サービスの説明に関する質問、コメント、フィードバックについては、Office 365 サービスの説明のフィードバック宛てに電子メールでお送りください。

Office 365 プラットフォーム サービスの説明 UPDATED

  • ドメイン」の「DNS レコードの管理」セクションが、新しい DNS レコードのプロアクティブ チェックに合わせて更新されました。
  • レポート」に、2 つの新しい Office 365 レポート (「使用されたブラウザー」と「使用されたオペレーティング システム」) が追加されました。
  • Office 365 管理」に、「外部共有」という新しい表の行が追加されました。

 

Exchange Online サービスの説明 UPDATED

Exchange Online Protection サービスの説明 UPDATED

  • レポート作成とメッセージ追跡」の「Office 365 管理センターのレポート」が、EOP 管理者のレポート エクスペリエンスの拡張に合わせて更新されました。
  • 「受信者、ドメイン、および会社の管理」の「メールの受信者」の説明が、「メールの受信者は、ディレクトリ同期を通じて、EAC で直接、またはリモート Windows PowerShell を通じて管理することができます」という記述に変更されました。
  • Exchange Online Protection サービスの説明」から、「EOP のお客様は、リモート Windows PowerShell を介してユーザーおよびグループを管理することはできません」という脚注が削除されました。

SharePoint Online サービスの説明 UPDATED

  • 「サイト」に「サイト フォルダー」という新しい機能の説明と表の行が追加されました。
  • 「検索」の「推奨事項」という機能の説明と表の行が削除されました。
  • 「電子情報開示」と「インプレース保持」が改訂され、それぞれ「電子情報開示検索」と「電子情報開示の保留」に名称が変更されました。「電子情報開示エクスポート」という新しい機能の説明と表の行が追加されました。
  • 「電子情報開示検索」が Office 365 Enterprise E1、Office 365 Education A2、Office 365 Government G1、SharePoint Online プラン 1、および SharePoint Server 2013 Standard CAL で利用できるようになりました。「電子情報開示の保留」と「電子情報開示エクスポート」は、これらのプランでは利用できません。
  • ソーシャル」に、「Yammer とのドキュメントに関する会話」という新しい機能の説明と表の行が追加されました。

OneDrive for Business サービスの説明 UPDATED

  • OneDrive for Business サービスの説明」に、「サイト フォルダー」という新しい表の行が追加されました。
  • 「Yammer とのドキュメントに関する会話」という新しい表の行が追加されました。
  • 推奨事項」という表の行が削除されました。
  • 「電子情報開示」と「インプレース保持」の名称が、それぞれ「電子情報開示検索」と「電子情報開示の保留」に変更されました。「電子情報開示エクスポート」という新しい機能の行が追加されました。
  • 「電子情報開示検索」は OneDrive for Business with Office Online で利用できますが、「電子情報開示の保留」と「電子情報開示エクスポート」は利用できません。
  • OneDrive for Business with Office Online の記憶域制限が、25 GB から 1 TB に変更されました。

Lync Online サービスの詳細 UPDATED

  • 「Lync Online の制限」に、新しい制限セクションである「会議保存期限」が追加されました。
  • Lync Online のクライアント」の「Lync クライアント」の注意が、「Lync VDI プラグインは、仮想マシンでの Lync 2013 の実行時にローカルのオーディオおよびビデオ デバイスの使用を可能にしますが、Office 365 環境ではサポートされていません」という記述に変更されました。

Office アプリケーション サービスの説明 UPDATED

  • Office Professional Plus 2013 に関する Power Mapの表の脚注が、「Office Professional Plus 2013 または Excel 2013 のスタンドアロン バージョンを使用している場合、サポート対象外のアドインとして、Power Map Preview for Excel 2013をダウンロードして使用できます」に変更されました。
  • Power Mapが Small Business Premium のお客様にご利用いただけるようになりました。

Office Online サービスの説明 UPDATED

  • 「PowerPoint Online」に、「操作アシスト」という機能の説明と表の行が追加されました。

Project Online サービスの説明 NEW

Project Pro for Office 365 サービスの説明 NEW

Project Pro for Office 365に関する新しいサービスの説明が公開されました。

Yammer サービスの説明 UPDATED

Yammer サービスの説明」から、「SharePoint と Yammer が一緒に提供される」旨の記述が削除されました。

 

 

自動ホスト型アプリのプレビュー プログラムについてのお知らせ - パート 2

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 8 日に Office Blogs に投稿された記事 Update on the Autohosted Apps Preview Program—part 2の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

2014 年 5 月 16 日に、Office 365 の自動ホスト型アプリのプレビュー プログラムに関するお知らせを掲載しました。マイクロソフトはこのプログラムを通して、SharePoint 用アプリのスムーズな展開エクスペリエンスを提供する最適な方法を模索していました。しかし、このプログラムは 2014 年 6 月 16 日に終了を迎え、現在 SharePoint で新たに自動ホスト型アプリを作成することはできなくなっています。Office 365 チームは Azure チームおよび Visual Studio チームと共同で、開発者の皆様からのご意見を取り入れ、アプリのホスティングについての概念を進化させて、よりシームレスなエクスペリエンスを開発者の皆様に提供することを目指しており、今回のプログラム終了は、この取り組みに基づいて決定されたものです。この記事では、新たな変更点と、これらの変更点が皆様に及ぼす影響についてご説明いたします。

自動ホスト型アプリを SharePoint Online にインストールできなくなったため、Office Developer Tools で自動ホスト型アプリを作成し、本番環境の SharePoint Online サイトに展開する機能は、2014 年 8 月 4 日にリリースされた Visual Studio 2013 更新プログラム 3 (英語)から削除されました。

現時点では、既存のアプリを停止または削除する予定はありません。Visual Studio でのサポートも継続されます。既存のアプリをサービスから削除する際には、自動ホスト型アプリから新しいプロバイダー向けのホスト型モデルに移行する時間をとっていただけるように、前もって更新記事を掲載いたしますので、ご安心ください。

現在、本番環境でプレビュー プログラムの自動ホスト型アプリを使用している場合は、プレビューの自動ホスト型アプリを、日々改良が加えられている新しいプロバイダー向けのホスト型アプリに移行する方法が MSDN の記事で説明されていますので、こちらの手順に従って移行することをお勧めします。アプリからのデータのプルのみを実行したい場合は、関連する Office のサポート窓口 (英語)にお問い合わせください。

マイクロソフトはプロバイダー向けホスト型アプリ モデルの可能性に期待しており、この新機能が開発者の皆様のニーズに、より高度なレベルで対応できるよう、必要となる各種コンポーネントの開発に積極的に取り組んでいます。このモデルでは、展開および管理の合理化、Azure の全機能へのアクセス、アプリのスケーリングの簡素化など、皆様からご要望いただいていた機能を提供する予定です。

いつものお願いではありますが、マイクロソフトでは、皆様のご意見、ご感想をお待ちしています。ぜひ、UserVoice のサイト (英語)にお寄せください。

よく寄せられる質問

自動ホスト型アプリのプレビュープログラムを終了する理由を教えてください。

自動ホスト型アプリは、SharePoint 用アプリを作成するためのシームレスな展開エクスペリエンスを提供する方法を模索することを目的としたプレビュー プログラムでした。マイクロソフトは、この機能を改良して開発者と一般ユーザーの両方に最高級のエクスペリエンスを提供するために必要となる、貴重なフィードバックを十分に集めることができました。

サービスで実行中の自動ホスト型アプリのプレビュープログラムはいつ終了するのですか。

具体的な日付については後日お伝えします。少なくとも 2014 年末までは、サービスで実行中のアプリを停止する予定はありません。

自動ホスト型アプリはいつから本番環境で使用できるようになりますか。

現在、Azure チームおよび Visual Studio チームと協力し、同種のスムーズなホスティング モデルの後継の開発に全力で取り組んでおり、2014 年末までに発表する予定です。今後の更新情報については Office ブログ (英語)にてお知らせいたします。

 


PowerShell を使用した Office 365 ユーザーの一括作成

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 4 日に Hey, Scripting Guy! Blog  に投稿された記事 Use PowerShell to Create Bulk Users for Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

概要: Microsoft Scripting Guy の Ed Wilson が、Office 365 ユーザーの一括作成について説明します。

こんにちは、Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson です。今朝は私のメンティーと少し話をしました。昨日メンターと面談したばかりなので、なんだかすべてがつながったような感じです。

最近このブログで、Office 365 や Windows PowerShell について多数の質問を受けていたので、そのことについても少し相談しました。

メモこの Hey, Scripting Guy! ブログでは、「Office 365 PowerShell の利用開始 (英語)」、「PowerShell を使用した Office 365 インストールの検索 (英語)」、「PowerShell を使用した Office 365 ユーザーの管理」などのトピックを扱ってきました。Office 365 と Windows PowerShell に関する基本的なタスクの詳細については、Hey, Scripting Guy! ブログ (英語)のシリーズ全体をご覧ください。

Office 365 への接続

最初にすべきことは、Office 365 テナント インストールへの接続です。

まず、資格情報を簡単に再利用できるように XML ファイルに保存します。Get-Credentialコマンドレットを呼び出して、表示されたダイアログ ボックスに資格情報を入力すると、XML ファイルに保存されます。資格情報をインポートするには、Import-Clixmlコマンドレットを使用します。再構成された Credentialオブジェクトを使用して接続します。コマンドは次のようになります。

PS C:\> Get-Credential "admin@ScriptingGuy.OnMicrosoft.Com" |

>>> Export-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

PS C:\> $cred = Import-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

PS C:\> Connect-MsolService -Credential $cred

次の図に示すように、Windows PowerShell コンソールには何も出力されません。

メモ Azure Active Directory (Azure AD) モジュールを更新するには、コントロール パネルからアンインストールした後、TechNet ライブラリの「Azure AD モジュールのインストール」からインストールします。

CSV ファイル経由でユーザーを一括作成する

今回は CSV ファイルを作成し、それを使用して Office 365 インストールのユーザーを一括作成します。ライセンスの割り当て、ライセンス オプション、使用場所の割り当てなどについては取り上げません。これらについては次回の記事でお話することにして、今回はユーザーの一括作成に焦点を絞ります。

Azure AD モジュールで Office 365 のユーザーを作成するには、New-MSOlUserコマンドレットを使用します。この構文は、標準 Active Directory モジュールの New-Userコマンドレットとよく似ています。オプションの数は多くありませんが、処理はほとんど同じです。New-MSOlUserコマンドレットの構文は次のとおりです。

NAME

New-MsolUser

SYNOPSIS

Adds a new user to Windows Azure Active Directory.

SYNTAX

New-MsolUser -DisplayName <string> -UserPrincipalName <string>

[-AlternateEmailAddresses <string[]>] [-AlternateMobilePhones <string[]>]

[-BlockCredential <Boolean>] [-City <string>] [-Country <string>] [-Department

<string>] [-Fax <string>] [-FirstName <string>] [-ForceChangePassword <Boolean>]

[-ImmutableId <string>] [-LastName <string>] [-LicenseAssignment <string[]>]

[-LicenseOptions <LicenseOption[]>] [-MobilePhone <string>] [-Office <string>]

[-Password <string>] [-PasswordNeverExpires <Boolean>] [-PhoneNumber <string>]

[-PostalCode <string>] [-PreferredLanguage <string>] [-State <string>]

[-StreetAddress <string>] [-StrongPasswordRequired <Boolean>] [-TenantId <Guid>]

[-Title <string>] [-UsageLocation <string>] [<CommonParameters>]

このコマンドレットは、情報を入力するだけで簡単に使用できます。以下に使用例を示します。

New-MsolUser -UserPrincipalName "ScriptingWife@ScriptingGuy.OnMicrosoft.Com" -City

Charlotte -State NC -Country USA -DisplayName ScriptingWife

このコマンドでは、パスワードを設定しませんでした。コマンドレットから返されるユーザー オブジェクトにパスワードが含まれるので、返されたオブジェクトの情報を Send-SMTPMailにパイプ処理して、ユーザー情報とパスワードをユーザーに送信します。パスワードを作成したり、ユーザーを新規作成する際にパスワードを設定したりする必要がないので、とても便利です。Windows PowerShell コンソールには次のように出力されます。

 

Office 365 テナント管理サイトに移動すると、Scripting Wife ユーザーが作成されていることを確認できます。

CSV ファイルを読み込んでユーザーを作成する

次に、CSV ファイルを読み込んでユーザーを一括作成します。そのためにまず CSV ファイルを作成します。私は CSV ファイルの作成に Microsoft Excel を使用しています。インターフェイスが使いやすく、メニューで CSV ファイルとして保存できるからです。

CSV ファイルからユーザーを New-MSOLUserコマンドレットに渡せるといいなと期待していたのですが、残念ながらエラーが発生してしまったので、ユーザーを Foreach-Objectコマンドレット経由でパイプ処理しなければなりません。このコマンドレットは場所に関するパラメーターにはあまり対応していないので、すべて手作業で行う必要があります。次のようになります。

$users = Import-Csv C:\fso\Office365Users.CSV

$users | ForEach-Object {

New-MsolUser -UserPrincipalName $_.UserPrincipalName -City $_.city -State $_.State -Country $_.Country -DisplayName $_.DisplayName }

コマンドとその出力は次の図に示すとおりです。

ユーザーを一括削除する

ユーザーを一括で削除したい場合、再度 CSV ファイルを使用します。先ほど作成したばかりのユーザーは、とても簡単に削除できます。New-MSOlUserコマンドレットの代わりに Remove-MsolUserコマンドレットを使用するだけです。また、–Forceパラメーターも使用します。このパラメーターを指定しないと、各ユーザーについてプロンプトが表示されてしまうので好ましくありません。–Forceパラメーターを使用しない場合のコマンドは次のようになります。

PS C:\> $users = Import-Csv C:\fso\Office365Users.CSV

PS C:\> $users | ForEach-Object { Remove-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname}

Confirm

Continue with this operation?

[Y] Yes  [N] No  [S] Suspend  [?] Help (default is "Y"):

上記のコマンドではなく、次のように –Forceパラメーターを指定して実行します。

$users | ForEach-Object { Remove-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname -Force}

このコマンドは出力を返しません。

 

Azure AD モジュールを使用してユーザーを一括作成する方法については以上です。引き続き Office 365 Week として、明日も便利な情報をお届けします。

 

Twitter (英語)Facebook (英語)でも情報を発信していますので、ぜひフォローをお願いします。ご不明な点がございましたら、私のアドレス (scripter@microsoft.com) 宛てに電子メールをお送りいただくか、公式の Scripting Guys フォーラム (英語)に投稿してください。それではまた明日お会いしましょう。

 

Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson

PowerShell を使用した Office 365 ユーザーのパスワードの強制変更

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 5 日に Hey, Scripting Guy! Blog に投稿された記事 Use PowerShell to Force Office 365 Online Users to Change Passwordsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

概要: Windows PowerShell を使用して Office 365 のオンライン ユーザーにパスワード変更を強制する方法について説明します。

Question Scripting Guy さん、こんにちは。昨日のブログで紹介されていた手法を使用して、Office 365 のオンライン ユーザーを一括作成してみました。今度は、そのユーザーにパスワードを変更してもらいたいと考えています。複雑なパスワードを設定してもらうようにできれば嬉しいです。何か良い方法を教えてください。

—SW

Answer こんにちは、SW さん。

Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson です。今週、Scripting House の周辺は面白いことになってきています。それというのも、私 Scripting Guy の誕生日が数週間後に迫ってきているからです。Scripting Wife が私の誕生日に何をしてくれるのか、考えを巡らせるのが毎年の楽しみです。ある年、彼女に誘われてスモーキー山脈に向かうと、シンシナティからたくさんの友人を招待してサプライズ パーティを用意してくれていたことがありました。本当にうまくやってくれたので、皆がキャビンに姿を現すまでまったく気が付きませんでした。今年のお祝いは、おそらくスモーキー山脈でのサプライズ パーティではないと思いますが、どうでしょうか。彼女はときに、とんでもない創造性を発揮するので、まだ何とも言えません。

今、玄関ポーチに腰を下ろしてハワイのオーガニック ティーをすすりながら、Surface 2 Pro で scripter@microsoft.com宛てに届いたメールをチェックしているところです。SW さん、あなたからのメール��読んで、昨日の Hey, Scripting Guy! の記事の続きにふさわしい内容だと思いました。

メモ今回の記事を読み始める前に、昨日の「PowerShell を使用した Office 365 ユーザーの一括作成」を一読されることをお勧めします。

2 番目に重要なことを最初にやる

Azure Active Directory (Azure AD) モジュールを使用して Office 365 テナント インストールに接続したら (この方法については昨日の記事を参照)、ユーザーに強力なパスワードを設定するように要求します。これには、Set-MSOlUserコマンドレットを使用します。このコマンドレットの構文は次の図のとおりです。

StrongPasswordRequiredパラメーターは、ブール値のパラメーター (On/Off、True/False、Yes/No、ワックスかける/ワックスとる) です。

昨日の記事で使用した CSV ファイルは、パスワードの変更にも使用できます。CSV ファイルを使用してユーザーを作成すると、ファイルをユーザー管理にも利用できるというメリットがあるのです。ユーザー全員に対して強力なパスワードの設定を強制するには、次のコマンドを使用します。

$users = Import-Csv C:\fso\Office365Users.CSV

$users |

foreach { Set-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname -StrongPasswordRequired:$true}

最初のコマンドは CSV ファイルを $usersという変数に読み込みます。2 つ目のコマンドは $usersコマンドレットのオブジェクトを Foreach-Objectコマンドレットにパイプ処理します。スクリプト ブロック内で Set-MSOlUserコマンドレットを使用することで、各ユーザーに強力なパスワードを設定するように要求できます。

コマンドが正しく機能していることを確認するには、次のコマンドを使用します。

$users |

foreach {Get-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname | select displayname, strongpasswordrequired}

同じ $users変数を使用し、オブジェクトを Foreach-Objectコマンドレットにパイプ処理します。スクリプト ブロック内で Get-MSOlUserコマンドレットをそれぞれのユーザーに対して呼び出します。DisplayNameプロパティと StrongPasswordRequiredプロパティを表示させます。

2 つのコマンドとその出力は次の図に示すとおりです。

パスワード変更を強制する

ユーザー パスワードに特化したコマンドレットがあります。Set-MSOlUserPasswordコマンドレットです。新しいパスワードを設定したり、パスワードの変更を要求したりすることができます。構文は次のようになります。

パスワード変更を強制するコマンドの構文は、前述したユーザー全員に強力なパスワードの設定を強制するコマンドと非常に似ています。次のようになります。

$users |

foreach { Set-MsolUserPassword -UserPrincipalName $_.userPrincipalName -ForceChangePassword:$true}

2 つのコマンドを組み合わせる

2 つのコマンドは、別々に実行するのではなく、次のように連結することができます。

$users |

foreach {

Set-MsolUserPassword -UserPrincipalName $_.userPrincipalName -ForceChangePassword:$true;

Set-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname -StrongPasswordRequired:$true}

メモこれは 1 つのコマンドですが、わかりやすいように改行しています。

ここまで、Windows PowerShell スクリプトを 1 つも書く必要がありませんでした。全部コピーして貼り付けると、次のような 1 つのスクリプトになります。

Get-Credential "admin@ScriptingGuy.OnMicrosoft.Com" |

Export-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

$cred = Import-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

Connect-MsolService -Credential $cred

$users = Import-Csv C:\fso\Office365Users.CSV

$users |

   foreach {

     Set-MsolUserPassword -UserPrincipalName $_.userPrincipalName -ForceChangePassword:$true

     Set-MsolUser -UserPrincipalName $_.userprincipalname -StrongPasswordRequired:$true}

もっと見やすくした図を次に示します。

SW さん、Windows PowerShell を使用して Office 365 ユーザーにパスワード変更を強制する方法と、複雑なパスワードの設定を強制する方法については以上です。引き続き Office 365 Week として、明日も便利な情報をお届けします。

Twitter (英語)Facebook (英語)でも情報を発信していますので、ぜひフォローをお願いします。ご不明な点がございましたら、私のアドレス (scripter@microsoft.com) 宛てに電子メールをお送りいただくか、公式の Scripting Guys フォーラム (英語)に投稿してください。それではまた明日お会いしましょう。

Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson

PowerShell を使用した Office 365 のレポート作成

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 6 日に Hey, Scripting Guy! Blog に投稿された記事 Use PowerShell for Office 365 Reportingの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

概要: Windows PowerShell を使用して Office 365 レポート Web サービスを照会する方法について説明します。

  Scripting Guy さん、こんにちは。Office 365 管理ページには、さまざまなボタンから数多くのレポートを利用できますが、しかしコマンドレットでレポートを利用している人はあまり多くないようです。Windows PowerShell を使用して、レポートの作成を自動化したり、レポートの結果をカスタマイズしたりする方法はありませんか?

—GB

  こんにちは、GB さん。

Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson です。今朝、Zune でアリス クーパーでも聴こうかという気分の中、朝食にベーグルと 1 杯のコーヒーをとりました。Teresa がペルー産のオーガニック コーヒー豆を手に入れたんです。以前リマで Windows PowerShell のクラスを受け持っていたときから、私はすっかりペルー コーヒーのファンです。リマは魅力的な街で、一緒に仕事をした仲間も優秀な人たちばかりでした。ある日の午後にリマで撮った写真を載せておきます。

音楽、音楽プレーヤー、そして朝食と、今日はなんだかオールド スクール尽くしの 1 日になりそうです。

そうそう、オールド スクールと言えば…

Office 365 レポート Web サービスを使用する

Office 365 に関する情報のソースは、Office 365 レポート Web サービスから利用可能です。このサービスの説明と関連情報は、MSDN の「Office 365 レポート Web サービス」でご覧いただけます。Office 365 Web サービスは、開発者やカスタム レポートを作成する皆様を主な対象としています。レポートはすべて、管理ポータルで利用可能です。Windows PowerShell コマンドレットからアクセスできるレポートは、レポート Web サービス経由でアクセスできます。この Web サービスの使い方はとても簡単なので、Hey, Scripting Guy! ブログをご愛読いただいている皆様には朝飯前でしょう。

Office 365 レポート Web サービスで苦労するポイントとなるのが Invoke-RestMethodを呼び出す一環として渡されるクエリ文字列の作成ですが、スクリプト センターのリポジトリ「Office 365 レポート Web サービスに PowerShell からアクセスする (英語)」で Alan Byrne が作成したスクリプトを見たとき、クエリ文字列を簡単に作成する方法を思いつきました。Alan は Hey, Scripting Guy! ブログに何度か寄稿 (英語)してくれているので、遠慮せずコードを拝借したいと思います。

もちろん、コードは手を加える必要があるので、Alan から拝借したコードを次のように修正します。

$Root = "https://reports.office365.com/ecp/reportingwebservice/reporting.svc/" 

$Format = "`$format=JSON"

$WebService = "ConnectionbyClientTypeYearly"

$Select = "`$select=Date,ClientType,TenantName,Count" 

# Build report URL

$url = ($Root + $WebService + "/?" + $Select + "&" + $Format)  

使用するレポートに応じて、コードを 2 か所変更しました。$WebService変数には Office 365 レポート Web サービスの記事から取得した名前が格納されます。たとえば、このスクリプトでは ConnectionbyClientTypeYearlyレポートを照会します。MSDN によれば、このレポートには次のフィールドがあります。

  • ClientType
  • Count
  • Date
  • TenantGuid
  • TenantName

利用可能なフィールドの一覧を参考に、$Select変数を次のように修正します。

$Select = "`$select=Date,ClientType,TenantName,Count"

ConnectionbyClientType*には、次の 4 種類のレポートがあります。

  • ConnectionbyClientTypeDaily
  • ConnectionbyClientTypeWeekly
  • ConnectionbyClientTypeMonthly
  • ConnectionbyClientTypeYearly

メモ他にも ConnectionbyClientTypeDetail*という一連のレポートがあります。私は当初混同してしまったので、皆様もお気を付けください。これらのレポートは、指定できるフィールドが異なります。

いつものように保管されている資格情報を使用することにします。そのために XML ファイルから資格情報を読み取ります。次のようになります。

$cred = Import-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

 

PowerShell はとっても便利

Windows PowerShell を知っている方は、PowerShell の万能性をよくご理解いただいていることでしょう。Invoke-RestMethodから取得した結果を Foreach-Objectコマンドレットにパイプ処理して、カスタム オブジェクトを作成します。カスタム オブジェクトの作成には Windows PowerShell 3.0 構文を使用します (この方法と、この方法を用いる理由については Hey, Scripting Guy! ブログの「PowerShell オブジェクトのレッスン: パート 3 (英語)」で取り上げました)。

カスタムの Windows PowerShell オブジェクトを作成して使用すると、何でも好きなことができるというメリットがあります。カスタム オブジェクトは次のようなスクリプトで作成します。

(Invoke-RestMethod -Credential $cred -uri $url).d.results   |

    Foreach-Object {

      [PSCustomObject] @{

        Date = $_.date.tostring("yyyy-MM-dd")

        WindowsLiveID = $_.WindowsLiveID

        UserName = $_.UserName

        ClientType = $_.ClientType

        Count = $_.Count } }  

さあ、このスクリプトでどんな処理をしましょうか。たとえば、返されたオブジェクトを Out-Gridviewにパイプ処理することができます。次のように、Count=$_.Countに続く 2 つの閉じ括弧の後にコードを追加します。

Count = $_.Count } }  | Out-GridView

テキスト ファイルに書き込むときに出力をきれいな表に整えるには、すべての変数に値を代入したスクリプトの冒頭にテキスト ファイルのパスを追加し、Count = Count スクリプトの後に Format-Tableコマンドレットを追加します。次のようになります。

$OutputFile = "c:\fso\connecttype.txt"    

 <# … #>

Count = $_.Count } }  |

Format-Table |  Out-File -FilePath $OutputFile -Encoding ascii

CSV ファイルへの書き込みには Export-CSVを使用します。次のようになります。

Count = $_.Count } }  | Export-Csv -Path $OutputFile

このように、レポートからオブジェクトを作成したら、後は自由に利用できます。スクリプト全文 (修正なし) は次のとおりです。

$cred = Import-Clixml C:\fso\ScriptingGuyCredential.xml

$Root = "https://reports.office365.com/ecp/reportingwebservice/reporting.svc/" 

$Format = "`$format=JSON"

$WebService = "ConnectionbyClientTypeYearly"

$Select = "`$select=Date,ClientType,TenantName,Count" 

# Build report URL

$url = ($Root + $WebService + "/?" + $Select + "&" + $Format)  

 

(Invoke-RestMethod -Credential $cred -uri $url).d.results   |

    Foreach-Object {

      [PSCustomObject] @{

        Date = $_.date.tostring("yyyy-MM-dd")

        WindowsLiveID = $_.WindowsLiveID

        UserName = $_.UserName

        ClientType = $_.ClientType

        Count = $_.Count } }  

GB さん、Windows PowerShell を使用して Office 365 レポート Web サービスを照会する方法については以上です。引き続き Office 365 Week として、明日も便利な情報をお届けします。

Twitter (英語)Facebook (英語)でも情報を発信していますので、ぜひフォローをお願いします。ご不明な点がございましたら、私のアドレス (scripter@microsoft.com) 宛てに電子メールをお送りいただくか、公式の Scripting Guys フォーラム (英語)に投稿してください。それではまた明日お会いしましょう。

Microsoft Scripting Guy こと Ed Wilson

ヘルプセンターが 8 月 20 日に終了します

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 Small BusinessOffice 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 20 日に Office 365 Community Blog に投稿された記事 We’re retiring the Help Center on Wednesday, August 20th 2014 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

Office 365 コミュニティのアップグレードに伴い、ヘルプセンターの提供を終了します。ヘルプセンターではお客様向けに重要なヘルプトピックをピックアップしてきました。このたび、ヘルプセンターはトラブルシューティング ツールの改善とOffice 365 ポータルのサポート概要とサービスリクエスト作成ページからのリンクに置き換わります。Office 365 コミュニティへの感想、ご意見については、いつでも各ページの右下にあるフィードバックの送信リンクよりお送りください。

 

Office 365 コミュニティ チーム

SharePoint REST API が JSON Light に対応

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(この記事は 2014 年 8 月 13 日に Office Blogs に投稿された記事 JSON Light support in REST SharePoint API releasedの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

SharePoint REST API は、Office 365 の開発者の皆様が SharePoint サイト、リスト/ライブラリ、リスト アイテム/ドキュメントを操作するための手段として、きわめて一般的になりました。この API を利用している開発者の皆様から寄せられたご意見の中でも特に多かったのは、返されるデータのペイロードに関するものでした。マイクロソフトはこれを受けて、JSON Light のサポートを追加しました。JSON Light はオープン標準であり、これによって、返されるメタデータのサイズを要求のヘッダーで指定することができます。JSON Light の詳細については、Microsoft による OData JSON の仕様書 (英語)を参照してください。また MSDN では、SharePoint REST API のすべてのエンドポイントをご確認いただけます。

これまで、Office 365 の開発者が SharePoint REST API を呼び出すときは、要求ヘッダーに "accept: application/json; odata=verbose" を含める必要がありました。しかし今回、このヘッダーは省略可能になり、さらなる OData オプションが追加されました。開発するビジネス ソリューションで一部のメタデータしか使用しない場合は、新しく追加されたオプションを使用することで、呼び出しにおけるペイロードのサイズを大幅に減らすことが可能です。以下に OData の例をご紹介します。リスト内の一連のリスト アイテムに対して要求を発行するという一般的なシナリオを前提としたものです。対応する応答のサイズもご確認いただけます。

オプション 1: verbose

"accept: application/json; odata=verbose"

46,647 バイト

 

オプション 2: minimalmetadata

"accept: application/json; odata=minimalmetadata"

11,173 バイト

 

オプション 3: nometadata

"accept: application/json; odata=nometadata"

6,832 バイト

nometadata オプションを使用すると、ペイロードのサイズを大幅に減らすことができます。たとえばリスト アイテムの操作などをはじめとする多くのシナリオでは、このオプションを指定すれば十分です。

 

オプション 4: 指定なし

"accept: application/json"

11,173 バイト

要求ヘッダーの OData プロパティは必須項目ではなくなったため、上記のどの値も指定する必要がなければ、指定しなくてかまいません。指定しない場合は既定で minimalmetadata オプションが適用されます。

今回、JSON Light がサポートされたことで、個々のタスクで必要な OData オプションを選択して、適切なサイズのペイロードを取得することが可能になりました。

Office 365 API Preview SharePoint API の併用

Azure Active Directory 認証ベアラー トークンを使用する (英語)と、Office 365 API Previewと共に SharePoint API を使用することができます。つまり、Common Consent Framework の認証方式をスタンドアロンの Web アプリケーションやモバイル アプリケーションで使用して、Office 365 API Preview で新たに提供されているファイル OData API と、既にご存知の SharePoint API を併せて利用できるのです。

REST API や Office 365 Developer Platform についてさらにご意見やご感想がありましたら、ぜひ UserVoice (英語)までお寄せください。

Office 365 セキュリティセンターの日本語版が公開されました

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今年 5 月に Office 365 セキュリティセンター英語版が新しく更新されましたが、このたび、日本語版でも新しいデザインがご利用になれるようになりました。今回の変更により、セキュリティやコンプライアンスについて詳しく学べるビデオ (英語) や、関連するブログ記事、そして最新の稼働率の公表など、さまざまな役立つ情報をお届けします。

詳しい変更内容につきましては、以下の記事をご覧ください。

 

セキュリティセンターにアクセスするには以下のリンクをご利用ください。

クイック実行で Office 2013 のクイック修復とオンライン修復を自動化

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 8 月 12 日に Office Deployment Support Team Blog に投稿された記事 Office Click-to-Run command lines to automate a Quick and Online Repair in Office 2013の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

背景

2014 年 6 月にリリースされた Office 365 クイック実行 (ビルド 15.0.4623.1003 以降) で、Office 2013 のクイック修復とオンライン修復を自動化できるようになりました。

- 15.0.4569.1007 より古い Office ビルドの場合、クイック修復を実行するには integratedoffice.exeを使用する必要があります。integratedoffice.exe の使用方法詳細については、「Office 365 ProPlus のクイック修復の自動化 (英語)」を参照してください。

詳細情報

OfficeClicktoRun.exeは、Office 2013 の修復を自動化できる実行可能ファイルです。このファイルは、オペレーティング システムのバージョンによって、次のいずれかの場所に格納されています。

64 ビット OS:
C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX64

32 ビット OS:
C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX86

OfficeClickToRun.exe の実行時には、次の変数を指定できます。

変数

説明

scenario

Repair

必須項目です。

platform

x86 | x64

Office のプラットフォーム バージョンを指定する必要があります。x86は 32 ビット バージョンの Office を、x64は 64 ビット バージョンの Office を表します。必須項目です。

culture

ll-cc

インストールされた Office のバージョンに対応する言語識別子を指定する必要があります。複数の言語がインストールされている場合、いずれか 1 言語のみの指定でかまいません。たとえば、英語版 Office がインストールされている場合、ll-cc の値は en-usになります。Office の言語識別子のリストはこちらで確認できます。必須項目です。

forceappshutdown

True | False

Trueを指定すると、修復を実行する前にすべての Office アプリケーションを終了します。Office アプリケーションを開いたままで、forceappshutodwnが無指定、または Falseに指定されている場合、修復は失敗します。省略可能の項目です。

RepairType

QuickRepair | FullRepair

クイック修復 (QuickRepair)、オンライン修復 (FullRepair) のどちらを実行するかを指定します。 - オンライン修復を実行すると、すべての Office アプリケーションが再インストールされ、configuration.xml ファイルの設定がすべて上書きされます。省略可能の項目です。

DisplayLevel

True | False

DisplayLevel を Trueに設定すると、すべての UI が表示されます。Falseに設定すると、UI は非表示になります。省略可能の項目です。

 

たとえば、サイレントでオンライン修復を行う場合、管理者特権でのコマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

"C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX64\OfficeClickToRun.exe" scenario=Repair platform=x86 culture=en-us RepairType=FullRepair DisplayLevel=False

関連情報

Office 2013 クイック実行のビルド バージョンの詳細については、次のサポート技術情報の記事を参照してください。
Microsoft Office 2013 クイック実行


スパム メールと Office 365 環境 – EOP での接続とコンテンツ フィルター

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 7 月 16 日に The Exchange Team Blog に投稿された記事 Spam email and Office 365 environment - connection and content filtering in EOPの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

前回の記事では、Exchange Online Protection (EOP) の概要、EOP がうまく動作しないときの対処方法、およびスパム メールのトラブルシューティング手順と分類について説明しました。今回のブログ記事ではさらに進んで、スパム メール防止のより高度なオプションについて説明します。

1. IP 禁止一覧

「IP 禁止一覧」オプションでは、特定のメール サーバー (特定の IP アドレス) から送信されるメールをブロックできます。

EOP で IP 禁止一覧を使用する方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニュー バーで [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [connection filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [connection filtering] メニューを選択します。

  • [IP Block list] セクションでプラス記号のアイコンを選択し、スパムの送信元のメール サーバーの IP アドレスを追加します。

2. 海外からのスパム

「海外からのスパム」オプションでは、メールを地理的な場所や言語によって分類することで、スパムの判定やブロックを行います。

注: このオプションを使用すると、正当なメールが「迷惑メール (スパム メール)」と識別されブロックされる事態が非常に起こりやすいため、十分に注意する必要があります。

海外からのスパム オプションの使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [content filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [international spam] メニューを選択します。

ここで、次のオプションのいずれか (または両方) を使用できます。

特定の言語で書かれているメールをブロックする

  • [Filter email messages written in the following languages] を選択します。

  • プラス記号のアイコンをクリックして、ブロック対象に指定する言語を選択します。

地理的な場所に基づきメールをブロックする

  • [Filter email messages sent from the following countries or regions] を選択します。

  • プラス記号のアイコンをクリックして、ブロック対象に指定する地域を選択します。

3. コンテンツフィルターの高度なオプション

スパム メールに関する EOP の高度なオプションについての説明を始める前に、スパム メールの詳細な分類と使用可能なツールについて説明します。スパム メールは、大まかに次の 3 つの "系統" に分類されます。

  • 広告メール– この種のメールによる悪影響を挙げるとすれば、"わずらわしいこと" です。ユーザーがメールの内容 (各種薬剤の販売や肉体改造の広告など) にわずらわされること以外には実害はありません。このようなスパム メールは、ほとんどが Office 365 のメール ゲートウェイで自動的にブロックされます。しかし、一部の広告スパム メールが "すり抜け" てしまう場合があります。このようなメールをブロックするために、ルールの指定などの対策をご用意しています。

  • 悪意のあるコンテンツを含むメール– この種のスパム メールは、スパム メール送信者のターゲットとなったユーザーにクリックや何らかの提案に同意することを促し、詐欺やフィッシングなどのさまざまな攻撃を行うことがあるため、"ウイルス" に近いものであると言えます。

  • その他のスパムメール– 上記の系統とは異なるスパム メールで、NDR による後方散乱メール (英語)などがあります。

コンテンツフィルターの高度なオプション

[content filter] セクションの下の [advanced options] セクションでは、Office 365 のメール セキュリティ ゲートウェイに実装されている既定のスパム ポリシーを "強化" することができます。正当なメッセージが誤ってスパムとしてマークされないように、「テスト モード」(これは "学習" モードのようなものです) を使用することができます。このモードでは、追加のセキュリティ フィルターを使用し、そのセキュリティ フィルターによって特定のメール アイテムがスパムと認識された場合にどのように処理されるかを確認できます。このとき実際には処理は行われません。スパムが検出された場合には、該当するメール アイテムのブロックや削除を実行するか、またはレポートを実行するか (テスト モード) を選択できます。

[content filter] - [advanced options] の使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [content filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [advanced options] メニューを選択します。

下図のとおり、ここでは多様なオプションを選択できます。オプションは [Increase Spam Score] と [Mark as Spam] の 2 つに分類されます。

次の 2 つのシナリオで、[content filter] の [advanced options] で使用可能なオプションの使用例を説明します。

  • シナリオ 1: 悪意のあるコンテンツを含むスパム メールをブロックする

  • シナリオ 2: NDR による後方散乱メールとして分類されたスパム メールをブロックする

シナリオ 1: 悪意のあるコンテンツを含むスパム メールをブロックする

この 1 か月の間、悪意のあるコンテンツを含むスパム メールの対策に苦慮しているユーザーの方が多数いらっしゃいました。メール アイテムを開くと自動的に Web サイトにリダイレクトされ、そこで実行可能ファイルのダウンロードを促されるというものです。このスパム メールをブロックするには、メール ア���テムが次の 3 つのいずれかに該当する場合またはいずれかを含む場合にスパムとしてマークするという追加のフィルターを有効化します。

     Empty messages (空メッセージ)

     JavaScript or VBScript in HTML (HTML 内の JavaScript または VBScript)

     Frame or IFrame tags in HTML (HTML 内の Frame タグまたは IFrame タグ)

既定では各セキュリティ フィルターのステータスは [Off] になっていますが、矢印をクリックすると [Off]、[On]、[Test] のいずれかを選択できます。ここで [On] を選択した場合、選択されているセキュリティ フィルター ([JavaScript or VBScript in HTML] など) で禁止されているコンテンツを含むメールはスパムとしてマークされます。

新たなセキュリティ フィルターのテストを実施する場合は、[Test] オプションを選択します。次のスクリーンショットでは、以下の 3 種類のオプションのいずれかを選択できることがご覧いただけます。

  • None (なし)

  • Add the default test X-header text (既定のテスト X-header テキストの追加)

  • Send a BCC message to this address (次のアドレスに Bcc メッセージを送信)。
    (注: このアドレスには、セキュリティ フィルターのテスト用のメールボックスを個別に用意する必要があります)

シナリオ 2: NDR による後方散乱メールとして分類されたスパム メールをブロックする

NDR による後方散乱メールは "一般的なスパム メール" とは異なる "しくみ" を利用した特殊なスパム メールで、スパム メール送信者が特定のユーザーのメール アドレスを偽装して本人の代わりにメールを他人に送信するものです。送信先のメール システムがこのメールをスパムと認識した場合、または送信先のユーザーが存在しなかった場合、送信先のメール システムは NDR メッセージを生成し、組織のユーザー (スパム送信者にメール アドレスを不正使用されたユーザー) に送信します。

通常、Office 365 のセキュリティ ゲートウェイ サーバーはこの種のスパム メールをブロックするように構成されていますが、スパム メールがこれを "すり抜け" た場合、[content filter] の [advanced options] で下記のフィルターを追加します。

[content filter] - [advanced options] - [NDR backscatter] の使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [content filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [advanced options] メニューを選択します。

  • [NDR backscatter] で [on] を選択し、セキュリティ フィルターを有効にします。

以上で今回の説明を終わります。次回の記事にもご期待ください。

Mohd Imran Shaikh

Power Query に 6 つの更新を実施 - 2014 年 7 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

(この記事は 2014 年 7 月 16 日に Power BI に投稿された記事 Power Map July Updateの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

記事の内容

Power Query の更新版のダウンロード

クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上

クエリ グループ

エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

クエリ エディターに変換機能を追加

オプション ダイアログ

更新通知

 

Power Query の 2014 年 7 月更新版がリリースされました。更新版はこちらのページからダウンロードできます。

今回も多数の新機能が追加されました。ぜひ次の動画をご覧になるか、この記事をお読みください。この更新が皆様にご満足いただけるものでありますと幸いです。

 

今回のリリースでは、下記の新機能を追加しました。

  • クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上
  • クエリ グループ

  • エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

  • クエリ エディターに変換機能を追加
    • 列内のエラーの置換
    • 単一の列に基づいて数式操作を定義するユーザー エクスペリエンス
  • オプション ダイアログ: 既定の設定の復元、キャッシュ管理に役立つヒント
  • 更新通知: 月例更新 1 回につき最大 3 回、1 日最大 1 回に表示回数を制限

クエリ読み込みオプションの柔軟性が向上

これまで Power Query に対するご意見として、ワークブックにクエリを読み込む方法および読み込む場所を制御するオプションを追加してほしいという声を非常に多く頂いていました。今回の更新では、新たに読み込みオプションのダイアログを導入し、クエリの読み込み方法をカスタマイズできるようにしました。クエリをワークシートとデータ モデルのどちらに読み込むかの制御に加え、新規ワークシートではなく既存のワークシートに読み込むオプションが利用可能になりました。また、クエリの読み込みを無効化する方法 (または結果をダウンロードせず「接続の作成のみ」を行う方法) がわかりやすくなりました。なお、これまではワークシートへの読み込み、またはデータ モデルへの読み込みの無効化のみが可能でした。

 

クエリの読み込み方法に関する新しいオプションの他に、ユーザーがワークブックにクエリを読み込み可能なすべての場所からこれらのオプションにアクセスできるようにしてほしいというご意見も寄せられていました。この問題を解決するために、今回の更新で次のエントリ ポイントが追加されています。

 

•検索結果から

 

•[Navigator] ウィンドウから

 

•クエリ エディターから

 

•[Workbook Queries] ウィンドウ、およびコンテキストに応じてリボンに表示される [Query] タブから (クエリエディターに戻らなくても既存のクエリの読み込みオプションを再構成できます)

 

クエリグループ

クエリ グループは今回の更新で導入された新しい概念です。特定のワークブック内でクエリを整理する際に役立ち、また、グループに含まれるすべてのクエリに対して更新などの一括操作を実行できます。これまでは、Power Query の [Workbook Queries] ウィンドウでクエリを整理するための機能は、クエリをリスト内で上下に移動させる機能を中心とする数種類しかありませんでした。

今回の更新では、CTRL キーを押しながらクリックすることで複数のクエリを選択してカスタム グループに移動できるようになりました。ユーザーは、ワークブックで必要な数だけグループを定義でき、また、グループ内にもグループを作成できるので、組織の階層を詳細に作成することが可能です。この機能により、ワークブック内でクエリの整理や分類ができるようになります。さらに、各グループのエントリのコンテキスト メニューを使用して、グループ内のすべてにクエリに一括操作を適用することができます。

 

エラーのデバッグ時のエクスペリエンスを改良

前回の Power Query の更新時には、クエリに対する [Remove Rows With Errors] と [Keep Rows With Errors] の変換機能がクエリ エディターに導入されました。この 2 つの機能は、エラーが発生しているすべての行を破棄したり、最終結果にエラーが発生している行のみに絞り込んだりする場合に便利ですが、コンテキストに応じてエラーを確認し、そのエラーが発生している行を結果から把握する場合にはあまり有用ではありません。他に、ワークブックにクエリを読み込んだ後は [Workbook Queries] ウィンドウが利用できます。ここでは行の総数とエラー数が表示されますが、このウィンドウでエラーをプレビューすることはあまり容易ではありません。

今回の更新では、[Number of rows with Errors] インジケーターがハイパーリンクに変更されました。ユーザーはこのハイパーリンクから、エラーの発生している列のプレビューを表示し、すぐに確認して対応できます。このプレビューには行インデックスも導入され、どこでエラーが発生しているかを把握しやすく���っています。

 

 

エラーの置換

エラーが発生している行を無視するのではなく、エラーの値を列の既定の値で置換することで、データ内のエラーを解決できる場合があります。このような場合に備えて、クエリ エディターの [Transform] タブに新たに [Replace Errors] 操作が導入されました。このオプションでは、選択した列について、エラーを置換する値をたずねるダイアログが表示されます。

 

単一の列に基づいて数式操作を定義するユーザーエクスペリエンス

皆様は、異なる列を参照する列を新たにクエリに追加し、その列に数式操作を適用する必要があるという場面にたびたび遭遇しているのではないでしょうか。前回の更新では [Add Column] タブが追加され、1 つまたは複数の既存の列に基づいて新しい列を作成するための操作を数種類使用できるようになりました。ただし、これには標準的な数式操作 (加減乗除など) で、演算に使用する値として 1 つめと 2 つめの 2 列を選択する必要があるという制限がありました。

今回の更新では、1 列のみを選択し、その列に対して数式操作を使用できるようにしました。ダイアログで演算に使用する 2 つめの値を要求され、選択した数式計算が適用された結果がクエリに新しい列として追加されます。この機能は、[Add Column] タブの [From Number] グループにある [Standard] ドロップダウン メニューのすべての操作で利用できます。

オプションダイアログで、既定の設定の復元オプション、キャッシュ管理に役立つヒントを提供

前回と前々回の更新内容を把握している方は、[Custom Default Load Settings] と [Cache Management] という新しいオプションが導入されたことを既にご存知かと思います。これにより オプション ダイアログでの選択の幅が大きく広がりましたが、Power Query の設定を簡単に既定に「リセット」することはできませんでした。そこで今回、この操作を簡単に実行できるようにしました。

また、[Restore Defaults] ボタンが新たに追加されただけなく、前回の更新で導入されたキャッシュ管理オプションの使用方法を説明するヒントが表示されるようになりました。

 

更新通知機能の強化

既にご存知のとおり、Power Query にはユーザーに毎月の更新をお知らせする更新通知機能があります。この通知は、更新が利用できるようになると Excel を起動するたびにシステム トレイに表示されます。しかし、一部のユーザーは、この更新をインストールする権限がないため、システム管理者に更新を実施するように通知して、更新されるまでに数日から数週間は待たなければならない場合があるようです。このような状況で Excel を起動するたびに更新通知が表示されては、わずらわしく感じてしまうでしょう。

今回の更新では、更新通知が表示される回数を 1 回の更新あたり最大で 3 回 (つまり 1 か月あたり最大 3 回) に制限し、さらに 1 日あたりの表示回数も 1 回のみに制限しました。このように、ユーザーに更新を通知するという目的を果たしつつ、必要以上に更新通知が表示されないようにすれば、うまくバランスがとれると思います。

今回の更新についての説明は以上です。Power Query の新機能が、皆様のお役に立てるようでしたら幸いです。Power Query に関するご意見やご質問がございましたら、お気軽にフォーラムまでご投稿ください。また、ご満足いただけた点やご不満な点についての電子メールもお待ちしております。

 

Power Query と Power BI の関連記事へのリンクをご紹介しますので、こちらもご参照ください。

スパム メールと Office 365 環境 – EOP での接続とコンテンツ フィルター

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(この記事は 2014 年 8 月 18 日に The Exchange Team Blog に投稿された記事 Spam email and Office 365 environment - connection and content filtering in EOPの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

前回の記事では、Exchange Online Protection (EOP) の概要、EOP の予期せぬ動作時の対処方法、およびスパム メールのトラブルシューティング手順と分類について説明しました。今回のブログ記事ではさらに進んで、スパム メール防止のより高度なオプションについて説明します。

1. IP 禁止一覧

「IP 禁止一覧」オプションでは、特定のメール サーバー (特定の IP アドレス) から送信されるメールをブロックできます。

EOP で IP 禁止一覧を使用する方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニュー バーで [保護] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [接続フィルター] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [接続フィルター] メニューを選択します。

  • [IP 禁止一覧] セクションでプラス記号のアイコンを選択し、スパムの送信元のメール サーバーの IP アドレスを追加します。

2. 海外からのスパム

「海外からのスパム」オプションでは、メールを地理的な場所や言語によって分類することで、スパムの判定やブロックを行います。

注: このオプションを使用すると、正当なメールが「迷惑メール (スパム メール)」と識別されブロックされる事態が非常に起こりやすいため、十分に注意する必要があります。

海外からのスパム オプションの使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [保護] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [コンテンツフィルター]メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [海外からのスパム] メニューを選択します。

ここで、次のオプションのいずれか (または両方) を使用できます。

特定の言語で書かれているメールをブロックする

  • [以下の言語で書かれた電子メールメッセージをフィルター処理します] を選択します。

  • プラス記号のアイコンをクリックして、ブロック対象に指定する言語を選択します。

地理的な場所に基づきメールをブロックする

  • [以下の国/地域から送信された電子メールメッセージをフィルター処理します] を選択します。

  • プラス記号のアイコンをクリックして、ブロック対象に指定する地域を選択します。

3. コンテンツフィルターの高度なオプション

スパム メールに関する EOP の高度なオプションについての説明を始める前に、スパム メールの詳細な分類と使用可能なツールについて説明します。スパム メールは、大まかに次の 3 つの "系統" に分類されます。

  • 広告メール– この種のメールによる悪影響を挙げるとすれば、"わずらわしいこと" です。ユーザーがメールの内容 (各種薬剤の販売や肉体改造の広告など) にわずらわされること以外には実害はありません。このようなスパム メールは、ほとんどが Office 365 のメール ゲートウェイで自動的にブロックされます。しかし、一部の広告スパム メールが "すり抜け" てしまう場合があります。このようなメールをブロックするために、ルールの指定などの対策をご用意しています。

  • 悪意のあるコンテンツを含むメール– この種のスパム メールは、スパム メール送信者のターゲットとなったユーザーにクリックや何らかの提案に同意することを促し、詐欺やフィッシングなどのさまざまな攻撃を行うことがあるため、"ウイルス" に近いものであると言えます。

  • その他のスパムメール– 上記の系統とは異なるスパム メールで、NDR による後方散乱メール (英語)などがあります。

コンテンツフィルターの高度なオプション

[content filter] セクションの下の [advanced options] セクションでは、Office 365 のメール セキュリティ ゲートウェイに実装されている既定のスパム ポリシーを "強化" することができます。正当なメッセージが誤ってスパムとしてマークされないように、「テスト モード」(これは "学習" モードのようなものです) を使用することができます。このモードでは、追加のセキュリティ フィルターを使用し、そのセキュリティ フィルターによって特定のメール アイテムがスパムと認識された場合にどのように処理されるかを確認できます。このとき実際には処理は行われません。スパムが検出された場合には、該当するメール アイテムのブロックや削除を実行するか、またはレポートを実行するか (テスト モード) を選択できます。

[content filter] - [advanced options] の使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [content filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [advanced options] メニューを選択します。

下図のとおり、ここでは多様なオプションを選択できます。オプションは [Increase Spam Score] と [Mark as Spam] の 2 つに分類されます。

次の 2 つのシナリオで、[content filter] の [advanced options] で使用可能なオプションの使用例を説明します。

  • シナリオ 1: 悪意のあるコンテンツを含むスパム メールをブロックする

  • シナリオ 2: NDR による後方散乱メールとして分類されたスパム メールをブロックする

シナリオ 1: 悪意のあるコンテンツを含むスパム メールをブロックする

この 1 か月の間、悪意のあるコンテンツを含むスパム メールの対策に苦慮しているユーザーの方が多数いらっしゃいました。メール アイテムを開くと自動的に Web サイトにリダイレクトされ、そこで実行可能ファイルのダウンロードを促されるというものです。このスパム メールをブロックするには、メール アイテムが次の 3 つのいずれかに該当する場合またはいずれかを含む場合にスパムとしてマークするという追加のフィルターを有効化します。

     Empty messages (空メッセージ)

     JavaScript or VBScript in HTML (HTML 内の JavaScript または VBScript)

     Frame or IFrame tags in HTML (HTML 内の Frame タグまたは IFrame タグ)

既定では各セキュリティ フィルターのステータスは [Off] になっていますが、矢印をクリックすると [Off]、[On]、[Test] のいずれかを選択できます。ここで [On] を選択した場合、選択されているセキュリティ フィルター ([JavaScript or VBScript in HTML] など) で禁止されているコンテンツを含むメールはスパムとしてマークされます。

新たなセキュリティ フィルターのテストを実施する場合は、[Test] オプションを選択します。次のスクリーンショットでは、以下の 3 種類のオプションのいずれかを選択できることがご覧いただけます。

  • None (なし)

  • Add the default test X-header text (既定のテスト X-header テキストの追加)

  • Send a BCC message to this address (次のアドレスに Bcc メッセージを送信)。
    (注: このアドレスには、セキュリティ フィルターのテスト用のメールボックスを個別に用意する必要があります)

シナリオ 2: NDR による後方散乱メールとして分類されたスパム メールをブロックする

NDR による後方散乱メールは "一般的なスパム メール" とは異なる "しくみ" を利用した特殊なスパム メールで、スパム メール送信者が特定のユーザーのメール アドレスを偽装して本人の代わりにメールを他人に送信するものです。送信先のメール システムがこのメールをスパムと認識した場合、または送信先のユーザーが存在しなかった場合、送信先のメール システムは NDR メッセージを生成し、組織のユーザー (スパム送信者にメール アドレスを不正使用されたユーザー) に送信します。

通常、Office 365 のセキュリティ ゲートウェイ サーバーはこの種のスパム メールをブロックするように構成されていますが、スパム メールがこれを "すり抜け" た場合、[content filter] の [advanced options] で下記のフィルターを追加します。

[content filter] - [advanced options] - [NDR backscatter] の使用方法

  • Office 365 ポータルの Exchange 管理センターにログインします。

  • 左側のメニューから [Protection] メニューを選択します。

  • 上部のメニュー オプションで [content filter] メニューを選択します。

  • 接続フィルター ポリシーで [Default] を選択します。

  • 新しく開いたウィンドウで [advanced options] メニューを選択します。

  • [NDR backscatter] で [on] を選択し、セキュリティ フィルターを有効にします。

以上で今回の説明を終わります。次回の記事にもご期待ください。

Mohd Imran Shaikh

AngularJS スタンドアロン Web サイトを使用した Office 365 API のサンプルの公開

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(この記事は 2014 年 8 月 12 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 APIs using AngularJS standalone websites—samples shippedの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回、Office 365 API を使用する Office 365 への通信に AngularJS フレームワークを使用したスタンドアロン Web アプリケーションの 2 つの新しいサンプルが提供されました。1 つは Andrew Connell (@AndrewConnell) と Scot Hillier (@ScotHillier) によって作成された研究プロジェクト追跡ツールで、もう 1 つは Dan Wahlin (@DanWahlin) と Spike Xavier (@staticvoidmain) によって作成された経費追跡ツールです。これらのツールのシナリオでは、実用的な例で Office 365 の活用方法をご紹介し、Visual Studio によって完全なソリューションをエンドツーエンドで構築する方法を示しています。サンプルの各リポジトリには独自の開発者テナントでシナリオを実行するための手順を示したセットアップ ガイドが (GitHub マークダウン ファイルとして) 含まれるほか、Channel 9 ビデオを視聴することもできます。

 

研究プロジェクト追跡ツール

研究プロジェクト追跡ツールのシナリオでは、研究プロジェクトを作成した後、Outlook のメール アプリやブラウザーのブックマークレットから研究へのリンクを取り込むことができます。取り込んだ研究は、タスク ウィンドウ アプリを使用することで参考文献として Word ドキュメントに挿入できます。このサンプルは、Word および Outlook アプリケーション向けに、ASP.NET MVC 5 プロバイダーによってホストされた 2 つの Web サイトと、AngularJS スタンドアロン Web サイトを使用して作成されました。研究プロジェクトのデータはすべて SharePoint リストに格納されます。コードは、https://github.com/OfficeDev/Research-Project-Code-Sample (英語)をご覧ください。

 

経費追跡ツール

経費追跡ツールのシナリオでは、各従業員に発生した経費を追跡することができます。このシナリオのデータは SharePoint リストに格納され、Office 365 API によって AngularJS スタンドアロン Web アプリケーションにフェッチされます。コードは、https://github.com/OfficeDev/SP-AngularJS-ExpenseManager-Code-Sample (英語)をご覧ください。

 

Office 365 API の利点

上記のサンプルはいずれも、スタンドアロン Web アプリケーションおよびモバイル デバイス アプリケーションから呼び出すことができる Office 365 API を使用した、新しい Azure Active Directory の認証方法を活用したものです。Office 365 API は、OneDrive for Business、メール、予定表、連絡先、サイト、ユーザー/グループだけでなく、既存の SharePoint クライアント側 API (英語)に対しても呼び出すことが可能なため、より高度な SharePoint シナリオを実行できます。Office 365 API に関する追加のドキュメントについては、MSDNをご覧ください。

 

ご協力をお願いします

上記のシナリオを改善するためのご意見がありましたら、ぜひお気軽にプル リクエストを送信して、ご協力をお願いします。今後の参考とさせていただきます。新進のモバイル デバイス アプリケーションの開発者の皆様からのご意見もお待ちしております。たとえば、Office 365 API Android SDK を使用して Android のネイティブ アプリからスキャンした領収書を直接送信し、従業員レコードに対する経費として利用するなど、上記のシナリオとの統合案などをお寄せください。

GitHub.com/OfficeDev (英語)には他にも多数のコード サンプルを掲載していますので、ぜひご覧ください。

先日、Microsoft Virtual Academy (英語)のコースで Office 365 開発入門セッションのライブ ストリーミングを行いました。このセッションは、数週間以内にオンデマンドで提供される予定です。また、すべてのスライド、デモ コード、ハンズオン ラボについても、GitHub.com (英語)から入手してご利用いただけます。

SharePoint Online によるストレージ管理の簡略化

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(この記事は 2014 年 8 月 18 日に Office Blogs に投稿された記事 SharePoint Online simplifies storage managementの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、SharePoint マーケティング チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Mark Kashman (@mkashman) の記事をご紹介します。

Office 365 の管理エクスペリエンスを簡略化する取り組みは現在も進行中です。以前には、すべての OneDrive for Business ユーザーのストレージ容量が 1 TB (英語)に増量されました。この調整に伴い、SharePoint Online 管理センターから OneDrive for Business のクォータを管理するタブが削除されました。

このたび、SharePoint Online チーム サイト全体のストレージの可用性をより簡単に管理できる、使用量に基づいた新しいストレージ モデルが導入されました。また、新しい使用モデルに合わせて、サイト コレクションの数の上限も引き上げられました。

それでは、詳細についてご説明しましょう。

新しい使用モデル

まず管理者の皆様は、SharePoint Online のプール済みストレージが大幅に増加したことにお気付きになるでしょう。これは、予約済みストレージという概念が、SharePoint Online ではテナント単位でのみ適用されるようになったためです。たとえば、従来のモデルでサイト コレクションのストレージ容量を 100 GB に設定していて 20 GB しか使用していなかった場合、新しいモデルでは使用量の上限は 100 GB に設定されますが、80 GB 分はテナントのストレージ プールに戻されます。サイト コレクション (OneDrive を除く) で予約済みストレージのブロックを連結することがなくなり、その代わりに、実際に使用されているストレージのみがプール済みストレージの総容量に対して計算されます。

新しい使用モデルがチーム サイトと OneDrive for Business に適用されるしくみ

自動管理と手動管理

新しい使用モデルがチーム サイトと OneDrive for Business に適用されるしくみ

次に管理者が気付くのは、SharePoint Online 管理センターの [settings] タブに含まれる [Site Collection Storage Management] の切り替えスイッチでしょう。[Auto]を選択すると、自動的にストレージ管理が行われます。[Manual]を選択すると、管理者がサイト コレクション (OneDrive を除く) ごとにストレージ使用量の上限を手動で設定することができます。

[Site Collection Storage Management] の切り替えスイッチで [Auto] または [Manual] を選択可能

新規のお客様の場合、既定では [Auto] に設定されていますが、いつでも [Manual] に切り替えることができます。[Auto] を選択すると、あらゆるサイト コレクションで利用可能な SharePoint Online のプール済みストレージから自動的にストレージが利用されます (プール済みストレージの詳細については後述)。サイト コレクションは、サイト コレクションごとの現在のシステム制限 (現時点では 1 TB) を上限として、利用可能なプール済みストレージから必要な分だけを自動的に使用します。

[Site Collection Storage Management] を [Auto] に設定すると、すべてのサイト コレクションが自動容量拡大モードとなる

新しい使用量ベースのモデルがロールアウトされると、すべての既存のお客様の設定は既定で [Manual]モードとなりますが、[Auto] への変更も簡単に行えます。[Manual]を選択すると、管理者はサイト コレクションごとに使用量の上限を手動で設定することができます。ロールアウト以前に既存のテナントに設定されたすべてのストレージ容量の値は新しいモデルでも保持され ([Manual] に設定の場合)、ストレージ使用量の上限として表示されます。

サイト コレクションのストレージを手動で管理する場合、サイト コレクションごとに使用量の上限を設定可能

[Auto] と [Manual] のどちらを選択した場合でも、SharePoint Online の容量管理に関しては何の心配もいらなくなりました。管理の負担や、割り当てられていながら使用されていない「失われた」ストレージを気にする必要はもうありません。さらに言えば、割り当てられるストレージの有無に制限されることなく、サイト コレクションを必要な数だけ作成することができます。

サイトコレクションの制限、プール済みストレージ、追加ストレージ

SharePoint Online のストレージ管理が簡略化されただけでなく、テナントごとに SharePoint Online でサポートされるサイト コレクションの最大数も増加しました。今回、個々の Office 365 テナントで最大 500,000のサイト コレクションがサポートされ (以前の上限である 10,000 から引き上げられ)、前述したように、すべてのサイト コレクションが同じプールのストレージを利用します。

皆様の喜びの声が聞こえるような気がして、たいへん嬉しく思っています。

テナントのストレージの総容量 (Office 365 のビジネス ユーザーの場合、初期値は 10 GB + 500 MB × ユーザー数) は、SharePoint Online チーム サイトで利用可能なストレージに適用されます。これは、ユーザーごとに設定された既定の OneDrive for Business のストレージ容量とは別に設けられています。チーム サイトにストレージ容量を追加する必要がある場合は、SharePoint Online 管理センターから直接、1 か月あたり 1 GB 単位で購入できます。このとき、追加する容量に上限はありません。

まとめ

実際の使用量に基づいたストレージ モデルにより、SharePoint Online チーム サイトのストレージ容量の管理が容易になり、サイト コレクションごとの固定の容量を設定する必要がなくなりました。

—Mark Kashman

よく寄せられる質問

Q. 今回の SharePoint Online の機能強化は、Office 365 のどのプランに適用されますか。

A. この新しいストレージ モデルは、Office 365 Enterprise E1/E3/E4、Office 365 Education A2/A3/A4、政府機関向け Office 365 Enterprise E1/E3/E4、Office 365 Midsize Business に適用されます。Office 365 Small Business ではサイト コレクションの数が 1 つに制限されており、政府機関向け Office 365 プランでは現在、サイト コレクションごとに 100 GB のストレージ容量の制限が適用されています。

Q. 今回の発表内容は Office 365 Dedicated の加入者にも適用されますか。

A. いいえ。Office 365 Dedicated プランは、独立した別のインフラストラクチャで管理されているため、今回の発表内容は適用されません。

Q. ユーザーの OneDrive for Business のストレージを SharePoint Online 環境のプール済みストレージに移行することはできますか。

A. いいえ。OneDrive for Business のストレージは別に設けられているため、チーム サイトで使用できるように統合することはできません。

Q. プール済みストレージの総容量を計算する際、すべてのタイプのユーザーが考慮されますか。

A. いいえ。キオスク ユーザーおよび外部ユーザーは、テナントで使用可能なストレージ プールの総容量には関係しません。

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