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Office 365 の Clutter 機能をさらに強化

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2015 年 3 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 Making Clutter in Office 365 even betterの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Exchange チームのシニアプロダクトマーケティングマネージャーを務める Brian Shiers と、シニアプログラムマネージャーを務める Kumar Venkateswar による記事をご紹介します。

 

Office 365 の Clutter は、優先度の低いメッセージを自動的に新しい Clutter フォルダーに移動し、受信トレイ内の重要度の高いメッセージを見つけやすくする機能です。Office 365 の Clutter 機能は、昨年 11 月に英語圏のお客様を対象としてロールアウトが開始されており、現在は他の言語へのサポート拡張に取り組んでいます。

今回は、Clutter 機能をより便利に使いこなすための Office 365 管理者向けの新機能をご紹介します。

 

重要なメッセージを確実に受信トレイに残す

Clutter 機能では機械学習とユーザー操作に基づいて、どのメッセージをフィルタリングして受信トレイから Clutter フォルダーに移動するかを判断します。ただし、中にはフィルタリングしたり、受信トレイから移動させたりしたくない重要なメールもあります。

そうしたメールを受信トレイに残しておけるように、特定の送信者またはメッセージについて、定義されたテキスト パターンを使用して Clutter のフィルタリングを回避できるようになりました。このプロセスではトランスポート ルールを採用しており、既存のスパム メールのフィルタリング回避方法と同様に機能します。Clutter の回避ルールを設定する手順の詳細については、TechNet の記事 (英語)をご覧ください。

  

Clutter 通知をカスタマイズする

Clutter 機能は、メール アプリケーション、ブラウザー、デバイスなど、メールを確認するさまざまな方法に対応しています。一貫して通知を提供するために、Clutter の使用方法に関するシステム通知が受信トレイ宛てにメッセージとして送信されます。今後は、送信者の表示名の変更や、メッセージへのカスタム ロゴ追加など、システム通知のカスタマイズが可能になります。カスタマイズした通知の例を示しています。

カスタマイズ手順の詳細については、近日中に TechNet に記事を公開する予定です。それまでの間、通知の表示名を変更するには、以下にまとめた手順を参考にしてください。

 

1. カスタマイズに使用するメールボックスを作成し、適切な表示名を設定します。このメールボックスにライセンスを割り当てる必要はありません。

2. メール アドレスとして 7a694ec2-b7c9-41eb-b562-08fd2b277ae0@contoso.com を追加し、contoso.comの部分をお客様の既定のドメイン名に置き換えます。

 

Clutter フォルダーに保持ポリシーを設定する

他の既定フォルダーと同様に、Clutter フォルダーに保持ポリシー タグを割り当てることができるようになりました。これにより、Clutter フォルダーに移動されるすべてのメッセージの保持期間を管理できます。保持ポリシー タグをサポートする既定のフォルダー一覧については、こちらの TechNet 記事をご覧ください。今後、Clutter フォルダーもこの一覧に追加される予定です。

 

使用を開始する

Clutter の新機能は、皆様のフィードバックから生まれました。今後も、Clutter 機能のさらなる強化に取り組んでまいります。今回ご紹介した機能は、現在ロールアウトが開始されており、今月末にはすべてのテナントでご利用いただけるようになる予定です。ぜひ Clutter の新しい管理機能をお試しいただき、ご意見をお聞かせください。

—Brian Shiers、Kumar Venkateswar


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