対象: 新Office365 Office 365 Enterprise
(この記事は 2014 年 10 月 8 日に Office Blogs に投稿された記事 6 cool ways to use Custom Mapsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
今回は、Excel Power Map チームの開発者である James Marshall の記事をご紹介します。
新機能カスタム マップの導入により、Excel Power Map の機能が 9 月より大幅に充実しています。Excel Power Map では、データを地図画像の上に重ねて表示するすばらしい 3D 視覚エフェクトを作成できます。この機能のメリットを証明するために、データを斬新かつクリエイティブな方法で視覚化するカスタム マップの 6 つの活用方法をご紹介します。実際のようすを動画でご覧ください。
(Please visit the site to view this video)
ハイキング マップ
この動画の最初の例では、アメリカ地質調査所発行の旧地形図に地理データをプロットしており、ワシントン州にあるピルチャック山のハイキング コースの GPS 座標を地図上に表示しています。このデータは、歩行速度や標高などでさらに絞り込むことができます。また、カスタム マップから地球の画像にズーム アウトして、簡単に広い視野で周囲を確認できます。
列車の路線
これは架空の島とそのデータです。こうした視覚化により有用な情報が手に入るのがよくわかります。ある駅は特定の時間帯の利用客数に対して人手が多すぎたり、足りなかったりしていて、人員配置に改善の余地があることがわかります。
カフェ
店舗のオーナーなら、販売機会を最大化するために、顧客が店内のどこで時間を費やしているのかを知りたいはずです。店内の見取り図を背景画像として Wi-Fi を利用して顧客の店内行動を追跡するさまざまなソリューションが揃っており、それらは Web 上でも見かけることができます。
バスケットボール コート
コーチは Power Map で試合全体を見直して、選手がどこで力を発揮できているか、どの部分で指導が必要かを確認できます。もちろん、バスケットボールに留まらず、多くのスポーツでこうした試合分析を役立てることができます。
カーソルの追跡
コンピューター画面上で動くマウスの座標を記録するのはさほど難しくなく、カスタム マップでその軌跡を簡単にプロットできます。ユーザーがソフトウェア アプリケーションのどこに注目しているか (または注目していないか) を見極めるのに有効です。
3D 式
カスタム マップは Power Map for Excel の新機能で、Office 365 ProPlus をはじめとする Office 365 サブスクリプションをお持ちのユーザー向けに 9 月の更新で提供されました。Office 365 サブスクリプションでは、Office 365 ProPlus デスクトップ アプリをダウンロードして 5 台のコンピューターにインストールし、今回の機能更新のような Office の最新機能をリリースと同時に入手できます。自動更新が有効になっている場合は、この更新が既に行われているはずです。Excel で自動更新が有効になっていない場合は、[ファイル]、[アカウント]、[更新オプション]、[いますぐ更新] の順に選択してください。
Power Map は、強力かつインタラクティブな Excel 内の視覚化機能です。この機能は、データから得た洞察を分析、視覚化し、共有するためのクラウドベース ソリューションである Power BI for Office 365 にて拡張されました。
カスタム マップの使用の詳細については、以下の記事を参照してください。
—James Marshall