Quantcast
Channel: Microsoft Office 365 Community
Viewing all articles
Browse latest Browse all 566

Office 365 の管理における構成とモニタリングの簡略化

$
0
0

対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 6 月 18 日に Office blogs に掲載された記事 Simpler configuration and monitoring for Office 365 admins の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

投稿者: Office 365 チーム、投稿日: 2014 年 6 月 18 日

今回は、Office 365 管理エクスペリエンス担当シニア プロダクト マーケティング マネージャーを務める Lawrence Chiu の記事をご紹介します。

前回のブログ記事でお伝えしたように、マイクロソフトは現在、Office 365 の管理エクスペリエンスの簡略化に取り組んでいます。この取り組みの一環として、新しいドメインの追加など、環境を構成する方法を合理化し、また、サービスの効率的なモニタリングのためにより多くのインサイトを提供するように尽力しています。

 

Office 365 管理センターで汎用トップレベルドメインの追加をサポート

Office 365 サービスにドメインを追加すると、サービスに大きなメリットがもたらされます。その 1 つが、電子メール アドレスへのドメインの使用です。たとえば、www.contoso.com というドメインを所有している場合、Office 365 への登録時に割り当てられたドメイン名 (例: yourname@contoso.onmicrosoft.com) ではなく、ブランド化された電子メール アドレス (例: yourname@contoso.com) を使用できます。

.com、.net、.org などの一般的なトップレベル ドメイン (TLD) を含むドメインは Office 365 管理センターで追加できます。一方、.art や .design などの汎用トップレベル ドメイン (gTLD) を Office 365 に追加するには、最近まで PowerShell を使用する必要があり、Office 365 管理センターでは gTLD を含むドメインの追加をサポートしていませんでした。しかし、これからは Office 365 でも 1,300 以上の汎用トップレベル ドメインがサポートされます。

これにより管理者は、gTLD を含むドメインを Office 365 管理センターから直接追加することができるようになりました。追加手順は、一般的な TLD を含むドメインを作成する場合と同じです。Office 365 管理センターにログインし、[ドメイン]をクリックして、ドメインを追加します。今後は PowerShell を使用する必要はありません。

TLD を使用するドメインと同様に、gTLD を含むドメインでも DNS レコードが事前に確認され、DNS に関して潜在的な問題が見つかると修復されます。

 

レポートの追加により、サービスにアクセスしているデバイスを確認可能に

ユーザーがどのようにサービスを利用しているのかを把握することは重要です。サポートされていないデバイスや不正なデバイスで Office 365 を使用すると、ユーザー エクスペリエンスが低下し、サポート要求が増えるだけでなく、企業のデータが危険に晒されることにもなります。Windows XP と Internet Explorer 8のサポートが終了した現在では、使用されているオペレーティング システムとブラウザーを把握することは特に重要になっています。

今回、新しく 2 つのレポートがリリースされ、オンラインの Office 365 へのアクセスに使用されているオペレーティング システムとブラウザーをモニタリングできるようになりました。これらのレポートには、使用されているオペレーティング システム、ブラウザー、ブラウザーのバージョンを確認できる概要ビューと、要件に準拠していないユーザーを特定できる、ユーザーの詳細情報が含まれます。これらのレポートを使用することで、環境が保護されていることを確認し、最適なユーザー エクスペリエンスを確実に提供できると共に、必要なときにテクニカル サポートを利用することができます。

 

osbrowserreport_01osbrowserreport_02

管理エクスペリエンスを簡略化する取り組みは現在も進行中です。今後も、より簡単な方法で Office 365 を最大限に活用していただけるように、一般的なタスクや設定、その他の管理エクスペリエンスの簡略化に努めてまいります。新しい機能やエクスペリエンスの詳細については、このブログで随時お知らせしますので、引き続きご注目ください。また、管理エクスペリエンスに関するご意見もお待ちしております。

–Lawrence Chiu

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 566

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>