Microsoft では、新しい SharePoint Online を Office 365 の一部として公開する準備をしています。これは、SharePoint Online サービス更新の最初の段階であり、一部の設計の変更により利用者に影響が出る場合があります。修正の説明と掲載済みの回避策へのリンクを示した項目を以下にまとめます。
- SharePoint Designer 2013 (ここからダウンロード) をインストールします。以前のバージョンの SharePoint Designer は、新しい SharePoint Online と互換性がありません。
- SharePoint Designer 2013をInfoPath 2010で正しく動作させるため、修正プログラムを適用します (ここ (英語)を参照)。
- SharePoint Workspace 2010を新しい SharePoint Online で正しく動作させるため、修正プログラムを適用します (ここ (英語)を参照)。
上記の項目以外にも、ここに掲載済みの既知の問題がいくつかあります。Microsoft では、これらをすぐに解決するために作業を進めています。これらの問題は広い範囲に大きな影響を与えるものではなく、ほとんどは対応するサポート技術情報 (KB) に手作業で解決する手順が掲載されています。
なお、新しい SharePoint の機能や新しいユーザーインターフェイスにはまだアクセスできません。今回の準備段階で利用できるのは、以前にここ (英語)でお知らせした Office Web Apps の新しい改良点だけです。また、Office 365 は Internet Explorer 7 (IE7) のサポートを終了したことを再度お知らせします。
今回の SharePoint Online サービス更新は、CRM Online の一部の顧客にも影響があります。推奨する“リストコンポーネント” の修正をまとめたブログ記事 (ここ (英語)) をよく確認してください。
ありがとうございます。
SharePoint Online チーム
* Office 365 ProPlus プレビューは、以前のバージョンの Office と共存した状態で使用できます。サブスクリプションとして Office を使用する権利を持つユーザーは、最終版の Office 2013 RTM が利用可能になった時点でそれを使用する権利があり、プレビュー版は必要がなくなります。