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Excel Web App 2013 年 11 月のサービス更新

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対象: 旧Office 365 , ,

        新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2013 年 11 月 6 日に Excel Blog に投稿された記事の翻訳です)

 

投稿者: Dan Battagin、投稿日: 11 月 6 日

約 6 か月前、このブログで、Excel Web App およびすべての Office Web Apps を、デスクトップ アプリケーションの単なる姉妹版ではなく、より多くのブラウザーやデバイスで使用できる包括的な生産性ツールとして発展させていく方針を発表しました (英語)。6 月にメジャー アップデートを実施 (英語)したのに続き、今回はさらなる大幅な機能向上についてお伝えできることになりました。以降では、既に SkyDrive と Office 365 で提供されている、Excel Web App のすばらしい新機能の一部をご紹介すると共に、今後の更新予定について、一足先に少しだけお知らせしたいと思います。

 

引き続き、お客様の声に対応

以前の記事 (英語)でもお伝えしたように、マイクロソフトでは、お客様のフィードバックと市場調査に基づいて、今後追加する機能のリストを作成し、優先順位を付けています。アンケートによるフィードバックの結果は良好で、私たちがおおむね正しい方向性で取り組めていることを確認できました。このようにマイクロソフトは、お客様からのご要望の多い機能を実現するため、努力を続けています。具体例については後ほど触れたいと思いますが、何よりもまず新しい Excel Web App を今すぐお試しいただいて、そのすばらしさをご自身で体感することを心からお勧めします。

この記事で紹介した機能を実際にお試しいただけるように、デモ用のファイル (October 2013 Web Excel Update Demo.xlsx) をご用意しましたので、ぜひご活用ください。このブックをご自分の SkyDrive にコピーし、編集モードで表示すると、各種機能の動作を確認いただけます。

 

リアルタイムの共同編集とプレゼンス

Excel Web App は、複数のユーザーによるブックの同時編集機能を以前からサポートしていますが、今回の更新では、2 つの点で大幅な機能強化が図られています。まず、編集者間のデータ フローが格段に高速になりました (ほとんどの場合、ほぼ瞬時に反映されます)。さらに、気付かないうちに同じセルを同時に編集してしまうことがないよう、他のユーザーがどのセルを編集しているかがわかるようになりました。嬉しいことに、Word Web App と PowerPoint Web App にも、同じ機能が追加されています。詳細については、こちらの記事を参照してください。

 

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図 1: Excel Web App でのリアルタイムのプレゼンスと共同編集

シートの保護

6 月に導入されたウィンドウ枠の固定機能についで要望の多かった機能がシートの保護です。これまで、Excel Web App ではシートを保護したブックを読み込むことができませんでしたが、今回の更新で読み込み可能になり、保護セルの選択や保護セルへの入力ができなくなります。これにより、ブックのその他の部分には影響を与えずに、必要な箇所にのみデータを入力するフォームや電卓を簡単に作成可能です。上級者向けのヒント: データの入力規則 (英語)とシート保護を併用すると、さらに便利なツールを作成できます。
 

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図 2: Excel Web App でのシート保護

ステータス バーの合計値表示

Excel では、ほんのちょっとしたことがアプリケーションの使いやすさにつながっています。たとえば、複数のセルを選択しただけで、合計値、平均値、データ個数がステータス
バーに表示される機能は、最も便利なショートカット機能として多くのユーザーに利用されています。今回、これらの数値が Excel Web App でも表示されるようになったので、さらに効率良く作業することができます。

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 図 3: Excel Web App のステータス バーの合計値表示

シートの並べ替え

複数のシートを含むブックを作成したとき、たとえば、最も重要なシートを先頭に持ってくるなど、シートをブック内で移動させたくなることは少なくありません。従来、この作業は
Excel Web App だけでは実行できませんでしたが、今後はこの一般的な操作を、2 種類の方法で実行できるようになります。移動するシートを右クリックし、[Reorder]を選択する方法、そして、シートのタブをクリックし、そのまま目的の場所にドラッグする方法です。後者の場合、シートの移動先は、矢印で確認できます。
 

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図 4: Excel Web App でのシートの並べ替え (矢印のインジケーターが移動先を示します)

セルのドラッグ アンド ドロップ

ブック内でシートをドラッグ アンド ドロップできるのと同様に、セルの値も、ドラッグすることで、きわめて簡単に移動させることができます。これは、切り取り/貼り付けと似た機能ですが、移動するセルのグループと、新しい場所にそのセルをドロップした場合に置き換えられる範囲が表示されるため、より使いやすいと思います。
 

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図 5: セルの場所を移動できる、Excel Web App のセルのドラッグ (○が勝ちました!)

ブック名の変更

最後にご紹介する新機能は、Excel Web App 内で、ブックのコピーを作成することなくブック名を変更する機能です。この機能も多数のお客様からリクエストをいただいていました。これまでもブック名を変更することはできましたが、いったんファイルを閉じて SkyDrive 内のファイルの格納場所に移動し、SkyDrive の UI からファイル名を変更しなくてはなりませんでした。今回の更新により、ヘッダーに表示されているファイル名を直接クリックするだけで、新しい名前を入力できるようになるため、シンプルかつスピーディにファイル名を変更できます。

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図 6: Excel Web App 内で完了できる、シンプルでスピーディなファイル名の変更

他にもご要望の多い機能を開発中

今回の機能強化によって、Excel Web App がこれまでよりもずっと使いやすくなったことがおわかりいただけたのではないでしょうか。しかし、これで終わりではありません。デスクトップ版の Excel で皆様に愛用されてきた機能やこれまで存在しなかった新機能など、今後もさらに多くの機能をリリースしていく予定です。新しくなった Excel Web App にログイ���し、ぜひ新機能をお試しください。きっと気に入っていただけると思います。

前述したサンプルのブック (英語)もご活用ください。また、いつものように皆さんからのご感想をお待ちしていますので、下部のコメント欄への投稿をお願いします。それでは、Excel Web App の最新版を存分にお楽しみください!


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