Quantcast
Channel: Microsoft Office 365 Community
Viewing all articles
Browse latest Browse all 566

SharePoint Online に保存したドキュメントに関する会話を Yammer で開始する

$
0
0

対象: 新Office 365 Office 365 EnterpriseOffice 365 Midsize Business, Office 365 Small Business

 

(この記事は 2013 年 9 月 12 日に Office 365 technology Blog に投稿された記事の翻訳です)

 

Christophe Fiessinger (@cfiessinger) は、Yammer、Office 365、SharePoint といったエンタープライズ ソーシャル メディアを担当するシニア プロダクト マーケティング マネージャーです。

チーム内ではドキュメントの共同作業を行うことが多いものです。その際、ドキュメントについての意見を簡単に交換できれば、プロジェクトをスムーズに進められます。ドキュメントに関するやり取りをそのドキュメント内でリアルタイムかつ双方向に行うことができれば、コミュニケーションを活発化できるだけでなく、従業員の意欲を高め、イノベーションを促進できます。このたび、SharePoint Online 上で、チームのドキュメントに関して効率的かつソーシャルに会話を行えるようになりました。ドキュメント ライブラリの吹き出しや Office ドキュメントの検索結果に投稿コマンドが新しく実装されており、これをクリックするだけで、SharePoint Online ドキュメント ライブラリ、または SkyDrive Pro に格納されている任意のドキュメントに関する会話を Yammer で開始できます。ドキュメントに関する同僚との会話のスレッド内で [投稿] を使用すると、そこにコメントを残せるので、共有された相手はそのコメントを探す手間が省けます。

 

  

SkyDrive Pro 内でドキュメント項目の吹き出しに表示される新しい投稿コマンド

 

会話の開始手順は簡単です。[投稿] をクリックすると、メッセージ入力ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、メッセージの本文を入力して同僚へのメンション (@) やハッシュタグ (#) を挿入したり、ドキュメントに関するトピックを追加したり、会話を開始するグループを選択したりできます。投稿した内容は、SharePoint Online 内の該当するドキュメントへのリンクと共に Yammer に表示されます。このリンクには、ドキュメント名がハイパーリンク テキストとして使用されます。

 

  

[投稿] をクリックすると表示されるポップアップ ウィンドウ

 

投稿コマンドは、ドキュメント ライブラリに保存されたあらゆる種類のファイルに対して実行可能です。ドキュメントを共有すると、そのファイルに関連する会話を同僚と開始できます。議題となるドキュメントは、そのまま SharePoint Online 上に置かれるので、会社のコンテンツ管理に関するガバナンス ポリシー (ドキュメント ワークフローなど) に違反する心配はありません。

また、投稿した後には、Yammer を通して簡単に同僚からフィードバックを受けることができます。私も早速、この新機能を活用してみました。Word で作成したこのブログ記事の下書き原稿を SkyDrive Pro (Microsoft IT により管理) に格納して共有し、マイクロソフトの同僚にレビューを依頼しました。

 

  

Yammer に投稿したドキュメントに関する会話

 

この新機能は、Office 365 のテナント管理者が Yammer を既定のソーシャル ネットワークとして設定することで、ご利用いただけるようになります。テナントで Yammer を有効にする方法については、ブログ記事「Yammer を Office 365 の既定のソーシャル ネットワークに設定できます」をご覧ください。

最新のロード マップに関する 6 月のブログ記事「エンタープライズ ソーシャル ロードマップの更新」でご紹介したように、Office 365 および Yammer 間のシームレスな切り替えとシングル サインオンという 2 つの優れた新機能が、数か月以内にリリースされる予定です。今回リリースされた新しいソーシャルな投稿機能とあわせて、ぜひご活用ください。

- Christophe Fiessinger @cfiessinger

 

関連情報

 

よく寄せられる質問

 

Q: どんな種類のドキュメントからでも会話を開始できるのですか。

A: ほぼすべてのドキュメントに対応しています。フォルダーおよび OneNote のノートブックを除く、全種類のドキュメントから会話を始めることが可能です。ただし、ドキュメントから Post コマンドを実行して Yammer に投稿するには、そのドキュメントが共有されている必要があります。

Q: 共有されていないドキュメントについての会話を開始した場合、Yammer のグループ メンバーはそのドキュメントにアクセスできますか。

A: いいえ。Post コマンドを実行しても、SharePoint や Yammer へのアクセス許可は変更されません。現時点では、SharePoint の新しい共有プロセスなど他のプロセスを使用して SharePoint に格納されているファイルにアクセスするには、アクセス許可を手動で変更する必要があります。

Q: この新しい Yammer への投稿機能は、すべての SharePoint Online プランで利用できますか。

A: はい。Yammer Basic と Yammer Enterprise の両方でご利用いただけます。詳しくは「Yammer の各プランおよび価格設定 (英語)」をご覧ください。

Q: ドキュメントのフォロー機能はどうなりますか。

A. ファイルとトピックは Yammer でもフォローできるため、ソーシャル コラボレーション ツールとして Yammer を選択されたお客様にとって、SharePoint Online のドキュメントをフォローする機能の重要度は低くなります。Yammer をご利用いただいている場合は、フォロー機能ではなく、Post コマンドを使用することをユーザーに推奨してください。ドキュメント ライブラリ内のアイテムをフォローする機能は、引き続きリボンから使用可能です。また、SkyDrive Pro のメニューから、フォローしているすべてのドキュメントにアクセスできます。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 566

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>