対象: 旧Office 365 Office 365 for Enterprise, Office 365 for Small Business, Office 365 for Education
新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
今月から月末に、その月にあった Office 365 のサービス更新情報をまとめていく予定です。このまとめ記事はタグ「ニュース」で検索することができますので、ご活用ください。
真夏が過ぎ、何かと忙しくなる秋が近づくにつれ、さらに生産性を向上させるための工夫が求められてはいませんか? つい先日実施された Office 365 への更新は、まさにそうしたニーズにうってつけです。Office 365 の機能の多くが強化され、ビジネス ユーザーの使い勝手が向上しました。サービス全体のデータ ストレージが大幅に増加し、メール用に 50 GB、ドキュメント用に 25 GB の容量が、追加費用なしでご利用いただけるようになりました。また、iPhone および Windows Phone 用の Lync 2013 モバイル アプリに新しい会議機能が追加されました。管理者は Lync 用リモート PowerShell を使用できるほか、更新予定情報に関するサービス内通知をメッセージ センターから直接受け取れるようになっています。
注意: すべての更新が全 Office 365 プランに適用されるわけではありません。詳しい情報については、個別のブログ記事をご確認ください。
企業向け Office 365 の更新情報:
8 月:
- Exchange Online のメールボックス容量が 2 倍に– ユーザーのメールボックス容量が 25 GB から 50 GB に拡大されました。キオスク、共有、リソースの各メールボックスもそれぞれ容量が増加しています。
- SkyDrive Pro でストレージ容量が増加、共有が簡単に- SkyDrive Po の既定のユーザー用のストレージ容量が 7 GB から 25 GB に増え、さらに、管理者がユーザーの SkyDrive Pro ストレージ容量を追加できるようになりました。また、ユーザーは 1 点あたり 2 GB までのサイズのファイルを SkyDrive Pro にアップロードできるようになったほか、ごみ箱の既定の保持期間が 30 日間から 90 日間に延長されました。また、新しく作成される SkyDrive Pro のライブラリでは、バージョン管理が既定で有効化されます。
- Lync 2013 モバイル: 会議機能を強化 (英語)- iPhone および Windows Phone で、PowerPoint のスライドやデスクトップ画面など、会議で共有したいコンテンツを閲覧できるようになりました。
Access Web App のカスケード管理 (英語)– 以前に選択した値に基づいて、ドロップダウンメニューに選択肢を表示できるようになりました。
- Outlook Web App の検索結果のハイライト表示機能が強化され、閲覧ウィンドウ全体で検索語句がハイライトされるようになりました。
7 月:
- OWA for iPhone と OWA for iPad - Exchange Online を利用する Office 365 ユーザーが、電子メール、予定表、連絡先を iOS デバイス上でモバイルに最適化された Outlook Web App を使って管理できます。
- Windows ストア用 SharePoint Newsfeed アプリ - ニュースフィードで投稿を読んだり作成したり、サイトのアップデートを受け取ったりできます。マルチタスクを行うために画面のサイドにスナップします。
- Lync 2013 デスクトップクライアントの更新 - IM チャット内での画像の利用、Lync 会議にデスクトップクライアントから直接参加したり一覧を閲覧したり、会議の開催者が IM チャットをミュートにしたり、新しいプレゼンツールで質疑応答を管理したりできます。
- Lync モバイルにおける会議の改善 - iOS デバイスのアプリが更新されました。このアプリではワイヤレスでの音声とビデオの利用、機能豊富なプレゼンス機能、インスタント メッセージ、会議や通話といった機能をすべて 1 つのインターフェイスから簡単に利用できます。
- Excel Web App の更新 - ウィンドウ枠の固定、ヘッダー行の固定、ワークシートの非表示、データ入力規則、オートコンプリートなどが実装されました。
- iOS/Android 用 OneNote アプリの更新 - OneNote アプリが Office 365 や SkyDrive Pro アプリとノートブックで連携できるようになりました。他にいくつかの新機能も利用できるようになりました。
- Office 365 が 38 の新しい市場、3 つの新しい言語、5 つの新しい通貨で利用可能になりました
- Power BI for Office 365 (英語) - Power BI for Office 365 プレビューにより Power Maps、Power Query、Power BI モバイルアプリなどのパワフルな新しい分析用ツールが提供される予定です。
6 月:
- Windows ストア用 Lync アプリの更新 (英語) - アプリ内から今後の会議を閲覧したり参加したりできるようになり、Lync がスナップしているときに連絡先のプレゼンス、チャットや会議の開始ができるようになりました。会議への匿名での参加、発表者のスライドを見る機能なども実装されました。
- Word Web App で PDF を開く - SharePoint Online や SkyDrive Pro において、Word Web App を使って PDF を開けるようになりました。
- ディレクトリ同期でパスワード同期が利用可能に - ディレクトリ同期がパスワードハッシュを同期するようになり、会社のドメインと Office 365 にユーザーが同じユーザー名とパスワードでログインできるようになりました。
- Lync/Skype 接続 - Skype の連絡先に Lync から接続できるようになりました。
- Yammer を Office 365 の既定のソーシャルネットワークに設定できます - Office 365 の管理者はナビゲーションバーからリンクを張るなど Yammer を Office 365 の既定のソーシャルネットワークに接続できます。
- Windows ストアと iOS 用 SkyDrive Pro アプリ - SkyDrive Pro のファイルをモバイルデバイス上から閲覧し、その中からオフラインでアクセスしたいファイルを選ぶことができます。
- 電子メールアリアスの作成が簡単に (英語) - Small Business のお客様の電子メールアリアスの作成が簡単になりました。
機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントで更新機能が利用可能になるまでに時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
過去のサービス更新の履歴については、以下の記事をご覧ください。(翻訳記事は更新が遅れることがあります)