対象: 新Office 365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2013 年 6 月 10 日に Office 365 Technology Blog に掲載された記事の翻訳です)
Christophe Fiessinger (@cfiessinger) は Yammer、Office 365、SharePoint 全体のエンタープライズソーシャルにフォーカスしている Microsoft Office Division のプロダクト マーケティング マネージャです。
6 月 10 日より、組織のエンドユーザーが誰でも Yammer を Office 365 の既定のエンタープライズ ソーシャルの機能として設定できるようになりました。これは 3 月に共有された Yammer と SharePoint に関するロードマップの一部で、両方のサービスを統合する最初のステップとなります。
また、SharePoint 用の Yammer アプリや、Yammer を内部設置型の SharePoint 2013 と統合するためのガイドラインを来月にリリースすべく順調に作業を進めています。
SharePoint ニュースフィードは Office 365 の既定のソーシャル機能でしたが、組織はどちらを既定にするかを選べるようになりました。エンタープライズソーシャルのグループ作業の設定を Yammer に切り替え、Yammer を既定の設定にすることができます。マイクロソフトのおすすめは Yammer を使うことです。なぜなら、Yammer はマイクロソフトのエンタープライズ ソーシャルにおける大きな賭けであり、すべての製品のソーシャルレイヤーにすることをお約束しているからです。SharePoint 管理センターで [Yammer.com サービスを使う] を選択することで、この機能を利用することができます。この変更を行った後、ナビゲーション内で Yammer がニュースフィードに置き換わります。
お客様は SharePoint ニュースフィードに、サイトから引き続きアクセスすることができ、サイト、ドキュメント、タグを引き続きフォローすることができます。より詳しいステップバイステップのガイドについては、記事「Office 365 から Yammer にアクセスする」を参照してください。管理者と IT プロフェッショナルは Yammer の企業向け ITの価値と管理機能についても興味があるでしょう。
Office 365 ソーシャル機能を Yammer に切り替える時の考慮事項を以下に示します。
- 組織で Yammer を有効にすることは、最初のステップにすぎません。エンタープライズ ソーシャルは他のソリューションとは異なります。Yammer を受け入れてその真の価値を享受するには、戦略、伝承者、そして Yammer が組織の人々の仕事とコミュニケーションのやり方を変化させていくことに対する寛容さが必要です。Yammer の戦略の立て方に対する詳細な情報については、このステップ バイ ステップガイドやホワイトペーパー「The Rise of Enterprise Social Networks」をご覧ください。また、組織の人々に Yammer を使ってもらう支援をするためのブログ記事も用意しています。(リンク先は英語の場合があります)
- SharePointニュースを再び使うように切り替えることも可能です。Yammer からサービスを切り替えると Office 365 のグローバルナビゲーションが変更になります。この更新には最大 30 分の時間がかかります。
このステップはお客様のための最初の大きな一歩でありますが、3 月に Jared Spataro がコメントしました通り「今後も、世の中の流れを変えていきます。将来的に、まだまだ色々なことが計画されています。」
-- Christophe Fiessinger