対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Business, Office 365 Education
Office 365 の日本データセンターの稼働が開始されました。現在、有効化される新しいテナントはすべて日本データセンターに作成されます。この機会に従来からのお客様も含め、自分のテナントがどのリージョンにあるのかを調べる方法についてまとめておきます。
Exchange Online の場合
Exchange Online の PowerShell 接続手順に従い、Exchange Online と接続をした後、Get-OrganizationConfig コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。
>Get-OrganizationConfig | fl OriginatingServer
リージョン名 | 結果の表示例 | 赤字部分の記号 |
日本 | OS2PR01A004DC04.JPNPR01A004.prod.outlook.com | JPN=日本 |
東アジア | SIXPR02A001DC05.APCPR02A001.prod.outlook.com | APC=東アジア |
ヨーロッパ | AM3PR06A001DC02.EURPR06A001.prod.outlook.com | EUR=ヨーロッパ |
北米 | BN1PR04A001DC04.NAMPR04A001.prod.outlook.com | NAM=北米 |
Lync Online の場合
Lync Online の PowerShell 接続手順に従い、Lync Online と接続をした後、Get-CsTenant コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。
>Get-CsTenant | fl OriginatingServer
リージョン名 | 結果の表示例 | 赤字部分の記号 |
日本 | TY1JP100ADS01.lyncjp1001.local | TY=東京、OS=大阪 |
東アジア | SG10F00ADS01.lync0f001.local | SG=シンガポール、HK=香港 |
ヨーロッパ | DB30E00ADS01.lync0e001.local | DB=ダブリン、AM=アムステルダム |
北米 | SN20A00ADS01.lync0a001.local | SN=サンアントニオ、BL=ブルーリッジ、... |