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Web 開発者向けの新しい Windows、iOS、Android 用 Office 365 拡張機能

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(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 New Office 365 extensibility for Windows, iOS, Android and web developers の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今日、人々は複数のデバイスや多数のアプリを駆使して作業を進めています。この現状を踏まえ、今回、Office 365 プラットフォーム上で構築され、Office 365 プラットフォームに安全にアクセスできるアプリケーションの新たな開発方法が発表されました。Office 365 は何百万というお客様にご利用いただいており、Fortune 500 企業のうち 70% 以上で導入されています。今回の発表内容により、開発者は、単に膨大な数のユーザーというだけでなく、日々 Office を長時間利用している関連性の高いユーザーに、アプリケーションを提供できる機会がもたらされます。

本日 TechEd Europe において、開発者向けの 3 つの新機能が発表されました。

    • メール、ファイル、予定表、連絡先用の新しい Office 365 API の一般提供
    • ネイティブ アプリ開発用の新しいモバイル SDK
    • 開発したアプリの可視性を向上する新しい Office 365 アプリ起動ツール

モバイルに新しい可能性をもたらす Office 365 API の一般提供

先日の Gartner Symposium において、マイクロソフトの CEO、Satya Nadella は、Office 365 はマイクロソフトにとって最も戦略的な API であると述べました。今回、その Office 365 において開発者にさらなる可能性をもたらすために、メール、ファイル、予定表、連絡先用の新しい API が公開されました。この堅牢な REST ベースの新しい API では、任意のアプリケーションで 400 PB 以上のデータ (2014 年 3 月時点) と Office 365 の人気の高いさまざまなサービスを利用することができます。Office 365 の予定表や連絡先にアクセスする旅行予約アプリから、Office 365 のメールやファイルと完全に連携する営業支援アプリまで、Office 365 の可能性は無限大です。

新しい API は、Office デベロッパー センターの Getting Started ページ (英語)から利用を開始できます。

パートナー各社のサービスに新しい Office 365 API が活用されており、IFTTT (英語)もその 1 つです。さまざまなクラウド サービスを結びつけるこの画期的なサービスでは、新しい Office 365 API を利用して、130 以上のサービスから Office 365 のメール、連絡先、予定表、ファイルにアクセスすることができます。IFTTT では、今後数週間以内に Office 365 のチャンネルがリリースされ、Office 365 をご利用のすべてのお客様に公開される予定です。API を使用すると、たとえば、Satya からメールを受信したときにテキスト メッセージで通知するという IFTTT レシピを作成することができます (下図参照)。

今後、タスク、Yammer、Office Graph など、さらに多くの Office 365 API が提供される予定です。

Office 365 の新しい AndroidiOSVisual Studio SDK

モバイル開発者が Office 365 API を可能な限りシームレスかつ簡単に利用できるようにするための共同の取り組みの一環として、Microsoft Open Technologies 社より、iOS SDK と新しいバージョンの Android SDK がリリースされました。これらの SDK は、開発者向けの既存の Visual Studio SDK を補完するものです。iOS SDK では現在 Objective-C をサポートし、近日中に Swift もサポートされる予定です。

詳細については、Microsoft Open Technologies 社の最新の発表記事 (英語)または Office デベロッパー センター (英語)iOS (英語)および Android (英語)開発者のページをご覧ください。

 

Office 365 アプリ起動ツールによるアプリの可視性の向上

Office 365 のリリース以来、Office と SharePoint は 340 万人の開発者ネットワークによってすばらしい形で拡張を続けてきました。PayPal (英語)では、Excel だけを利用して本格的な請求書を数分で作成し、共有することができます。Poll Everywhereでは、オーディエンスのフィードバックを視覚的要素によってリアルタイムに表示して、魅力的な PowerPoint プレゼンテーションを実現できます。また、Outlook 用 DocuSignでは、ドキュメントに簡単にデジタル署名を付与して送信することができます。Office ストアでは、このようなアプリが 1,200 以上公開されています。また、非公開のアプリ カタログを通じて、さらに何万ものアプリケーションを展開することが可能です。

Office 365 アプリ起動ツールが拡張され、アプリの可視性が向上しました。Office 365 アプリ起動ツールをカスタマイズすると、日常的に利用するアプリに Office 365 から一元的にアクセスできるようになります。開発したアプリも Outlook、Yammer、OneDrive などと並べて表示できます。

マイクロソフトでは、SmartSheet (英語)Xero.com (英語)DocuSign (英語)K2 (英語)Nintex (英語)をはじめ、数々の緊密なパートナーと連携して、Office 365 アプリ起動ツールにパートナーのアプリを表示できるように取り組んできました。新しい Office 365 アプリ起動ツールは数か月以内のロールアウトを予定しておりますので、今後公開されるお客様やパートナー製のアプリについても、ぜひ Office 365 アプリ起動ツールへの統合をご検討ください。

次のステップ

    • サインアップ。Office デベロッパー センター (英語)で手順に従って Office 365 の開発者アカウントにサインアップして、ソリューションの構築を開始するために必要なツールを入手します。

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