対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 9 月 4 日に Office Blogs に投稿された記事 Office Store—new home page, new international storefronts and improved app visibilityの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
本年は Office ストアにとって重要な予定が目白押しです。今回は、Office ストアの刷新、Office ストアの対応言語の追加、お客様と Office 販売/展開パートナー様に対するサードパーティ製ストア アプリの表示場所の拡大といった 3 点の更新が発表されました。
Office ストアの刷新
このたび、Office ストアのデザインが一新され、洗練された Web ページ (Store.Office.com) として新たに公開されました。次の画像は、このページのスクリーンショットです。
お客様が必要なアプリをすばやく見つけられるように、新しいホーム ページでは、無駄のない最新型のインターフェイスを採用しました。目を引く大きなアプリ アイコンが表示され、画面左側ではカテゴリを選択できるなど、ユーザーにとって使いやすいデザインが施されています。また、フリー テキスト検索ツールも改良されました。
信頼性の高いランキング サービスを採用したおかげで、日々異なるアプリを紹介できるようになりました。繰り返しアクセスしていただくと、その時点で高評価のアプリや最新のアプリがホームページ上部に表示されます。
さらに、開発者の皆様のエクスペリエンスも向上しています。Office ストアでは既に 1,000 を超えるアプリが公開されていますが、新しいアプリを短期間で公開できるようになりました。また、10 月にリリースされるインタラクティブで更新頻度の高い分析ツールを使用すると、Office ストア内での自分のアプリに関する状況を評価することが可能になります。これらはアプリを提出するための販売者用ダッシュボードにおける機能強化であり、刷新された Office デベロッパー センター (英語)のリリース後、間もなく行われます。Office デベロッパー センターでは、Office ストアによる一般公開向け、および SharePoint のアプリ ���タログによる非公開の配布向けにアプリを作成、販売する方法をご確認いただけます。
Office ストアの対応言語を追加
2 つ目の発表として、3 つの言語 (オランダ語、イタリア語、ロシア語) のアプリが新たにサポートされるようになりました。続いて来月には、さらに 3 つの言語 (ポルトガル語 (ブラジル)、2 種類の中国語 (繁体字と簡体字)) がサポートされます。これらの言語が追加サポートされることで、ベルギーやオランダ、イタリア、ロシア向けにローカライズされたアプリや各言語版の Office ストアが利用できるようになります。そして、ブラジル、中国、台湾、香港向けにローカライズされたアプリや各言語版の Office ストアもその後間もなく利用可能になります。展開作業がすべて完了すると、アプリは合計 10 言語、Office ストアは合計 31 言語に対応することになります。また、その他多数の Office 販売地域についてもローカライズを進め、今後数か月以内に Office ストアでの対応言語をさらに追加する予定です。
今回新たにサポートされる市場については、現在公開されているアプリの大半が既にローカライズされています。また、Office ストアでは、これらの新しい市場を主な対象とした新しいアプリも公開されます。たとえば、オランダのソフトウェア企業である Aia は、SharePoint 向けのコンテンツ管理アプリをリリースしました。このアプリでは、ユーザー自身の SharePoint ライブラリから Aia のクラウドベースのテンプレートにデータを簡単に挿入できるので、提案書や契約書といったドキュメントを、各企業のガイドラインに沿ってすばやく作成できます。この SharePoint Standard 向け ITP アプリの価格は月額 24.99 米ドルで、無償の試用版も公開されています。
Aia が提供する SharePoint Standard 向け ITP アプリ
もう 1 つの例をご紹介しましょう。ロシア語版の Office ストアでは、言語関連ソフトウェアに精通したロシアの Informatic Ltd. が、Excel、PowerPoint、Word に対応した無償のロシア語文法チェック ツールをリリースしました。
Informatic が提供するロシア語文法チェック ツール
上記の 2 つのアプリは共に英語でも利用可能ですが、複数の言語を使用する場合や、別の通貨でのご購入を検討している場合、または単に関心を持っているだけという場合にも、Office ストアのページ下部にある [Change Language]をクリックして市場を選択すると、対象言語の Office ストアをご確認いただけます。
Pinpoint パートナーポータルでもストアアプリを表示
3 つ目の更新点として、今月下旬より、刷新された Pinpoint パートナー ポータルでも Office ストア アプリが表示されるようになります。2014 年度には、このポータルに 630 万人がアクセスし、120 万件のパートナー紹介につながりました。Pinpoint では長期にわたり、パートナー様とお客様を対象にマイクロソフトのオンプレミス ソリューションの導入と構成に役立つ情報を提供してまいりました。そしてこのたび、このポータルにアクセスするパートナー様やお客様は、Office クラウド アプリの一覧を参照したり、必要なアプリをクリックして Office ストアにアクセスし、アプリのライセンスを購入したりしていただけるようになりました。開発者の皆様は、Office ストアの場合と同じ販売者用ダッシュボードを使用して Pinpoint 向けのアプリ一覧を作成できるほか、自分のアプリ一覧に関する状況を 1 か所で確認できます。詳細については、今月後半に発表する予定です。
Pinpoint パートナー ポータルでアプリを表示するようにした今回の取り組みは、Office アプリの表示場所を増やして認知度を高め、お客様のアプリ利用や開発を促すための長期計画における一歩にすぎません。
Office 用アプリとパートナー様向けの更新に関する今後の予定
今後数か月の間にも、開発者向けの新しい API の公開や、Office 製品内におけるアプリの表示方法の改善が予定されているなど、ストア アプリはさらに発展してまいります。どうぞ、引き続きご注目ください。本年は、Office ストアとマイクロソフトの開発パートナーの皆様にとって、常に動きがある活発な 1 年になりそうです。