対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 8 月 21 日に microsoft office 365 community に投稿された記事 We’re making some changes to Office 365 ProPlusの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
2014 年 11 月以降、Office 365 Small Business Premium、Midsize Business、Enterprise (または同等のプラン)、Office 365 ProPlus を含む Office 365 サブスクリプションの Office オンデマンド機能が廃止されます。使い慣れた Office アプリケーションをより便利な方法で引き続きご利用いただくために、Office Online、共有コンピューター ライセンス認証、Microsoft Azure RemoteApp (英語)の最新の豊富な機能をご活用されることをお勧めします。
Office Online
Office Online では、Web ブラウザーから Word、Excel、PowerPoint、OneNote のファイルを作成、編集できます。また、PC や Mac にアプリケーションをダウンロードおよびインストールすることなく、サポートされている任意のブラウザーからドキュメントにアクセスできます。これは、外出時などに公共インターネットやモバイル デバイス、タブレットから迅速にドキュメントにアクセスする必要がある場合に非常に便利です。Office Online のご利用を開始するには、http://Office.comにアクセスしてください。
Office デスクトップ アプリケーションにアクセスする必要がある場合は、Office 365 ProPlus または Microsoft Azure RemoteApp で、近日公開される共有コンピューター ライセンス認証機能を使用することができます。どちらを選択した場合でも、アプリケーション全体をダウンロードすることなく Office のフル機能を利用できるため、結果としてユーザーの時間節約にもつながります。Office には、仮想デスクトップをサポートする任意のプラットフォームからアクセスできます。
共有コンピューターライセンス認証
Windows Server 2012 R2 リモート デスクトップ サービス (RDS) などの仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) に対応している組織では、近日中に共有コンピューター ライセンス認証機能を使用して Office 365 ProPlus をインストールできるようになります。インストール後は、仮想デスクトップから Office 365 ProPlus を使用してデータやドキュメントにアクセス可能です。ユーザーが仮想デスクトップにサインインすると、そのユーザーが Office 365 ProPlus に割り当てられていることが確認され、Office 365 ProPlus が一時的にライセンス認証されます。別のユーザーが同じコンピューターにサインインすると、先にサインインしていたユーザーのライセンス認証は保持されなくなり、ライセンス認証のプロセスが再度実行されます。共有コンピューター ライセンス認証は、Office 365 ProPlus または Office for Mac のインストール制限数 (ユーザーあたり最大 5 台) には含まれません。この機能は、年内にすべての Office ProPlus サブスクリプションをご利用のお客様に提供される予定です。
Microsoft Azure RemoteApp
個別のサービスとして提供される Microsoft Azure RemoteApp は、Windows Server のリモート デスクトップ サービス機能を基盤として構築されており、共有コンピューター ライセンス認証と類似したホスティング機能を提供します。共有コンピューター ライセンス認証と Azure RemoteApp の違いは、共有コンピューター ライセンス認証ではクライアント デバイス上でデスクトップ全体が仮想化されますが、Azure RemoteApp では既存のデスクトップ上でアプリケーションが仮想化され、ユーザーにはクライアント デバイス上でアプリケーションがローカルで実行されているように見えるという点です。Azure RemoteApp は現在プレビュー版として提供されており、プレビュー期間中は Microsoft Office 2013 Professional Plus 2013 がプレインストールされています。
Azure RemoteApp の詳細情報および利用開始方法については、http://remoteapp.azure.com (英語)をご覧ください。また、Azure RemoteApp Web サイトでは、プレビュー版の詳細情報が掲載されており、参加申請も行うことができます。