対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 7 月 15 日に Office Blogs に投稿された記事 10x increase in Public Folder limitsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
今回は、Exchange チームのテクニカル プロダクト マネージャーを務める Brian Shiers の記事をご紹介します。
マイクロソフトは、Office 365 のパブリック フォルダーの制限を緩和することに取り組んできました。今回は、フォルダー数の上限を 100,000 に拡大します。これは、Exchange サービスの制限に関するページに記載されている従来の上限の 10 倍にあたります。結果として、これまでより大きな既存パブリック フォルダーの階層の移行が可能となり、Office 365 の機能をさらに活用できます。新たに拡張されたパブリックフォルダーは、今すぐにご利用いただけます。
このサービスでパブリック フォルダーの数を増減する際、フォルダー数の記録が必要となることがあるかもしれません。Exchange Online のリモート PowerShell には、Office 365 内の現在のパブリック フォルダー数を確認するための簡単な方法が用意されています。Get-PublicFolderおよび Measure-Objectコマンドレットを使用すると、Office 365 で作成されたパブリック フォルダーの数をすぐに取得できます。
Get-PublicFolder –Recurse –ResultSize Unlimited | Measure-Object
Count : 40051
Average :
Sum :
Maximum :
Minimum :
Property :
これは現在、マイクロソフトが実現に向けて取り組んでいるパブリック フォルダーの機能拡大の第 1 弾です。詳しくはこちらの Exchange チームのブログ記事で紹介されています。機能の拡大は、Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 6 での提供を目指しています。
-Brian Shiers
よく寄せられる質問
Q: フォルダー数の上限の引き上げに伴い、パブリックフォルダーメールボックスの数や、パブリック フォルダーの割り当てに変更はありますか。
A: パブリック フォルダー メールボックスの数、およびパブリック フォルダーの割り当ての合計に変更はありません。これらの制限については、Exchange Online サービスの説明の「共有とコラボレーション」を参照してください。
Q: 自分のテナントで上限が引き上げられたことを確認する方法を教えてください。
A: パブリック フォルダーのあるすべての Exchange Online のテナントでフォルダー数の上限が引き上げられていますので、確認の必要はありません。