対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 5 月 8 日に Office Blogs に投稿された記事 Develop using OneDrive for Business with the new Office 365 APIsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
今回は、Office 開発者向け製品のシニア プロダクト マネージャーを務める Jeremy Thake の記事をご紹介します。
3 月に新しい Office 365 API セット (英語)をプレビュー版として紹介しました。これは、Office 365 の各種サービスをシンプルで RESTful な形で公開するものです。Office 365 の拡張モデルが進化したことにより、SharePoint や Exchange の専用 API に依存することなく開発を進められるようになりました。現在は、SharePoint、Exchange、Azure Active Directory のすべてに対応する統合型の Office 365 API セットで開発を行うことができます。
この探索サービス API では、ユーザーごとに関連する Office 365 サービスの場所を判断できます。ユーザーがビジネス アプリケーションを操作すると、Office 365 が必要とするサービスへのアクセス許可を求める共通の同意フォームが表示されます。
これにより、新規のビジネス アプリケーションにも既存のビジネス アプリケーションにも、開発者が Office 365 サービスを組み込むことが可能になります。将来的には、Office 365 のサービスと共に、他の SaaS ベースのサービスや内部のエンタープライズ アプリケーション プラットフォームも組み込めるようにしたいと考えています。では、OneDrive for Business などの Office 365 サービスをアプリに統合し、ユーザーの作業を簡素化する方法をご紹介しましょう。
OneDrive for Business をモバイル アプリに表示する
Office 365 の魅力は、単に API を備えたファイル共有サービスである点だけに留まりません。Office 365 が提供する多様なサービスにより、開発者はデスクトップの Office アプリケーションや Office Online などといったユーザーが一日中使用する生産性ツールに、包括的なビジネス アプリケーションを直接組み込むことができます。
新しい API を利用して開発を始めるためのツールをダウンロードする
Office 365 API のプレビュー版は、Visual Studio 2013 の ASP.NET、Windows 8、Windows Phone 8 の各プロジェクト タイプで簡単に使用できます。利用を開始するには、以下の手順を実行します。
- 拡張機能である Office 365 API Tools - Preview (英語)をダウンロードします。
- このツールに関する記事 (英語)を確認します。
- //build/ カンファレンスでの Rob Howard のプレゼンテーション (英語)を参照します。ここでは、Windows 8 アプリで Office 365 API を実際に動かすデモを紹介しています。
ドキュメントを読み、API の実際の動作を確認する
詳細については、Office デベロッパー センターで公開されている Office 365 API Preview に関する記事 (英語)をご覧ください。Windows 8 アプリ (英語)と ASP.NET MVC アプリケーション (英語)のプラットフォームで動作する 2 つの API のサンプルを確認できます。
たくさんのご意見をお待ちしています
マイクロソフトでは、Office Developer Platform 全般に関する皆様からのフィードバックを引き続きお待ちしております。ぜひ、UserVoice (英語)にアクセスしてご要望をお寄せいただくか、コミュニティに参加してご投票ください。
この API についてご不明な点がありましたら、StackOverflow (英語)で [ms-office] と [preview] のタグ (英語)を付けてお気軽にご質問ください。
この新しい拡張機能を活用してさまざまなビジネス ソリューションが構築されることを非常に楽しみにしています。Office Developer Platform の詳細については、dev.office.comをご覧ください。
– Jeremy Thake