対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 4 月 1 日に Ofiice Blog に投稿された記事 Managing change with Message Centerの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
今回は、Office 365 チームのシニア プロダクト マーケティング マネージャーを務める Lawrence Chiu の記事をご紹介します。
Office 365 などのクラウド ベースのサービスが持つメリットには、アプリケーションが常に最新の状態に保たれること、そして、エクスペリエンスが徐々に改善されることが挙げられます。また、先日発表された Office グループや Office Graphのような最新の機能にすばやくアクセスできるというメリットもあります。
しかし、こうしたサービスへの変更によって、ユーザーの負担が増えてしまったり、変更管理のためのツールや情報を IT 管理者に提供する必要が出てきてしまうことを、マイクロソフトは理解しています。これを受けて、マイクロソフトは昨年夏にメッセージ センターを新設し、ユーザーによる処理が必要な大きな変更を、よりわかりやすく通知できるようにしました。また、その後のリリースでは通知機能をさらに改良し、より視覚的にわかりやすく、より個々の環境に適した情報をお伝えできるようにしました。
そしてこのたび、メッセージ センターの機能をさらに強化し、Office 365 管理者の皆様が、使用中の環境でどのような変更が実施されているのかをより把握しやすくしました。新しいメッセージの種類と事前構築済みのフィルターが追加され、メッセージをすばやく並べ替えられるようになっています。新しく追加されたフィルターとメッセージの種類は、次のとおりです。
- prevent or fix issues: Office 365 テナントのオンプレミスでの既知の問題をお客様が特定し、修正するのに役立つメッセージが含まれます。
- plan for change: Office 365 テナントに追加される機能更新や新しいサービスなどの変更をお客様に伝えるメッセージが含まれます。
- stay informed:月ごとの更新の概要やサブスクリプションに関する通知など、その他すべてのメッセージが含まれます。
サービスの変更や更新に関する情報が単一のソースで提供されるので、ユーザーは余裕を持って新しい変更に対応できるようになります。マイクロソフトでは引き続きメッセージ センターを改良し、さらなるコミュニケーションの集約化、通知機能の向上、詳細な変更情報やコミュニケーションを利用したツールの提供などを実施することを予定しています。
メッセージセンターの新着メッセージをこまめに確認し、Office 365 サービスの最新情報を入手しましょう。
–Lawrence Chiu