対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Midsize Business
(この記事は 2014 年 2 月 15 日に Office 365 Community Blog に投稿された記事の翻訳です)
マイクロソフトは、Office 365 ブログで発表したとおり、Office 365 多要素認証 (MFA) をリリースしました。また、フェデレーション ユーザーを対象としたアプリ パスワード機能もリリースされました。
これにより、Office 365 の管理者およびユーザーに提供している多要素認証機能がさらに強化されます。アプリ パスワードは、Office 365 サブスクリプションを所有する企業のユーザーが多要素認証を使用できるようにするものです。Office 365 サブスクリプションのいずれかを 1 つ以上所有していれば、追加料金がかかったり、サブスクリプションを追加したりすることなくご利用いただけます。
Office 365 多要素認証の概要は以下のとおりです。
- 管理者が組織内のユーザーに対して MFA を有効化できる
- ユーザーが登録完了後にアプリパスワードを作成できる
- ユーザーがブラウザーアプリにサインインする場合に、モバイルアプリ、通話、SMS のいずれかを使用できる
- ユーザーが非ブラウザーアプリにサインインする場合に、アプリパスワードを使用できる
Office 365 多要素認証の詳細についてはこちらを参照してください。また、Windows Azure 多要素認証の詳細についてはこちらを参照してください。
また、現在、一部のアプリケーションでアプリパスワードを使用できないことが確認されています。
- MFA が有効化されたユーザーおよび管理者が OWA for iPhone (MOWA) にサインインできない
- MFA が有効化されたユーザーおよび管理者が Windows PowerShell 用 Windows Azure モジュールにサインインできない
アプリ パスワードがサポートされているアプリケーションの一覧は、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/7a9c56cf-72f1-4797-8e86-a9a2d9569ef6#whatareappに記載されていますのでご確認ください。