Lync Online のメディアポート変更により帯域幅管理が改善されました

対象: 旧Office 365 Office 365 for Enterprise 

        新Office 365 Office 365 Enterprise, Office 365 Midsize Business

追加の対象条件: 社内プロキシやファイアウォールサーバーをご利用のお客様

著者: Rob Pittfield

Lync Online メディアポートが 3 つの切り離されたカテゴリに分かれました。これによりネットワーク帯域幅の制御がより簡単になります。

Quality of Service (QoS) グループポリシーを使って、音声やビデオのパケットに対してより高いネットワーク優先度を与えることができるようになりました。ネットワークハードウェアを構成して、この新しい帯域幅の割り当てを利用すれば、ネットワークが重い時でも 1 対 1 の Lync 会話を、よりスムーズに行うことができます。

アプリケーション共有とファイル転送用の切り離されたポート範囲は、将来のサービス更新のために予約されています。 

重要:

• QoS グループポリシーは、Windows 7 または Windows 8 を実行しているクライアントマシンでのみ有効です。
• QoS ポリシーは管理下にあるネットワークでの 1 対 1 の Lync 会話のみに適用されます。管理ネットワーク外でのメディアトラフィックには影響しません。

詳細については、記事「Windows 7 または Windows 8 で実行しているクライアントのサービス品質 (QoS) ポリシーの構成」をご覧ください。

関連トピック

• Set-CsConferencingConfiguration 
• Lync Server 2013 Networking Guide: Network Planning, Monitoring, and Troubleshooting with Microsoft Lync Server (英語)
• VoiceRx: Validating QoS on Lync Endpoints (英語)

元の記事 (英語)